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歳の差兄弟、夜泣きやぐずりに対応する中学生兄の活躍に反響「あやし方がプロ」「多感な時期なのにすごい」

2023-12-08 19:00 eltha

 夜泣きにぐずり、イヤイヤ期など、幼い頃の育児は大忙しだ。そんな時に、心強い味方となるのが、兄弟の存在。特に歳が離れている場合は、喧嘩も少なく、心の余裕をもって接せられることから、親の助けになっている家庭も多いようだ。本記事では、SNSで「多感な時期なのにすごい」と話題になった歳の差6兄弟で1歳四男の夜泣きに対応する12歳次男、中学1年生にして3弟妹の面倒を同時に見てくれる長男の2家族を紹介する。

中学1年生の12歳ながら、日頃から1歳の末弟の面倒をよく見ているという息子さん

中学1年生の12歳ながら、日頃から1歳の末弟の面倒をよく見ているという息子さん

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■11歳差、弟の夜泣きに駆け付ける中1兄の姿に150万回再生「あやし方がプロ」

 上は15歳、下は2歳の“4男2女”の歳の差兄弟を育てるayakaの大家族日記(@ayaka.6ninnomama)さん。中学生の次男が、四弟の夜泣きに駆け付け、寝かしつけてくれた際の様子が公開されると、「あやし方がプロ」「お兄ちゃんすごい」「素敵な兄弟愛」といったコメントが寄せられ、200万回再生を超える反響があった。当時の様子をお母さんに聞いた。

「この日は、よく遊んで疲れていた四男は早い時間から寝ていました。私は下の子達が寝た後に、残りの家事を終わらそうと忙しくしていました。すると、寝室から泣き声が聞こえてきて、私はバタバタと動いてたので、先に気づいた次男が走って部屋に行き、泣いてる四男を抱っこして連れてきてくれました。

 私の姿を見た四男ですが、兄に抱っこされたまま離れる事なく、安心しきって次男がそのまま寝かしつけてくれました。朝までぐっすりでした。次男のおかげで、私は全ての家事もはかどり、本当に助かりました」

 大泣きしていた四男がお兄さんに抱っこされ、安心しきった顔でもたれてる姿に、次男もそんな時期があったのに、今ではお母さんを助けてくれて、「大丈夫やで、ねんねしよな。にぃにおるからな」と声をかけてあげてる姿にとても成長を感じたという。

 歳の差6兄弟の日常は、上の子達に育児を助けてもらうことも多いそうで、「上の3人と下の3人は、歳が離れています。上の3人は、普段から本当に下の子たちをとても可愛いがり、面倒を見てくれます。私の方が助けてもらうことも多く、子どもたちの純粋な気持ち、素直さ、優しさに、いつも勉強させてもらいます」とのこと。

 小学生の妹さんが学校で嫌なことをされ悩んでいた時には、中学生のお兄さんが心配して学校帰りに校門まで迎えに行き、一緒に帰ってくれたこともあった。

「6人もいると、それぞれの悩みだったり、日常でいろんな事があるのですが、それに対して兄弟姉妹同士で相談し合ったり、助け合ったりしてくれています。悩みを分け合い、喜びを分かち合えている姿が本当に嬉しく思います。

 6人いて大変だねと、よく言ってもらいますが、大変なのは、1人でも、2人でも3人でも一緒だと思うんです。私は6人から、6人分の幸せをもらっています。だから、誰よりも沢山の幸せがもらえてると、胸張って言えます!」

■歳の差弟妹、“3人”同時に面倒を見る中1兄の姿に270万再生「保育のプロ級」

いつも0歳妹、2歳弟、3歳弟の面倒を見てくれるという13歳のお兄ちゃん

いつも0歳妹、2歳弟、3歳弟の面倒を見てくれるという13歳のお兄ちゃん

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 @koutaro0910さんは、13歳長男、4歳次男、3歳三男、1歳長女の4児の母。一番上で歳の離れた中学1年生のお兄さんは、いつも3姉弟の面倒を見てくれるという。

 この日も、お母さんが夕食の準備中に0歳(当時)の妹さんが泣いてしまい、すかさず駆けつけてくれたお兄さん。赤ちゃんを抱きながら、3歳と2歳の弟ともボール遊びをしてあげる様子に、「保育のプロ級」「中学の多感な時期なのにすごい!」「素敵なお兄ちゃん」などのコメントが寄せられ、270万回再生を超える反響があった。

 お母さんによると、「長男は普段からお世話をしているというより、一緒に生活する中で、当たり前のように下の子達のサポートをしてくれています。“出来ない事を出来る人がする”と、シンプルに考えてくれています」とのこと。

「次男が産まれた時、長男は小学4年生でした。それから、長男と共に下の子達の子育てを一緒にしてきました。なので、長男にとっても、可愛い我が子のような存在なのではと思います。妊娠中も出産も、全て近くで見守ってくれました。長男がいてくれたから。これほど心強い事はないです。…頼り過ぎてますね(笑)」

 4歳の次男はダウン症で、お母さん自身、手探り状態で余裕がない時もあったという。

「恥ずかしい話、出産は当たり前のように健康な赤ちゃんが産まれてくると思っていました。もちろん、病気で頑張っているお子さん達の事も知っていましたが、遠い出来事のように思っていたんです。次男がダウン症だと分かった時、お話できないような気持ちにもなりました」

 次男が生後4ヵ月の頃、そのことを長男に伝えると、不安そうに次男の手をそっと握ったという。

「次男は産まれてから1ヵ月入院していたので、長男も何かあるとは思っていたみたいです。もしかしたら、次男は死んじゃうかも…そんな不安もあったのかもしれません。長男も、小さな心でしっかりと考えてくれていたのだと思いました。

 『ゆっくりだけど、成長するよ。他に聞きたい事あったらいつでも聞いてね』そう伝えると、安心して次男を抱っこして抱きしめていました。伝える前も伝えた後も、変わらずに次男を溺愛してくれています」

 「家族がいるから、私は強くなれた」と語るお母さん。長男は反抗期真っ只中だというが、これからも兄弟全員で支え合って、強く生きていくことだろう。



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