「大人女子力」について20代から40代の女性600人に聞いてみたところ、「周りに気を使い、周りをたてる」(20代・北海道)、「空気が気まずくなった時、さっと場の雰囲気を変えることができる」(30代・大分県)など、すべての世代で多くあげられたのが【気配りができる】(30.7%)でした。自分を優先せずに周りに気が遣える女性は懐が深いというか、大人の魅力を感じる人が多いのも納得です。
また、20代、30代は【身なりをいつもキレイにしている】(20.5%)、【落ち着きがある】(24.8%)など、見た目や雰囲気も重要視。一方、40代はというと【人生を楽しんでいる】(23.3%)、【知識が豊富】(19.0%)など、ライフスタイルが充実した女性をイメージしている人が多く、世代によっての違いも浮き彫りに。
とはいえ、“頑張っている感”が前面に出てしまっては、受け取る方もげんなりしてしまうもの。それを感じさせない“さりげなさ”が大人女子力のキーワードになっているようです。何をするにも“頑張っている感”を表に出さない余裕のある姿が求められています。
また、「人が何かをする前に、さっとさりげなく手助けしてくれる人」(40代・東京都)、「グループで何かをしているときに、すっと自分で仕事を見つけて、動ける人」(30代・北海道)など、ほかの人が気付かないようなところにまで目が届くのも、大人女子力の重要なポイントといえるのかも。
女子力と大人女子力って何が違うの?という疑問もありますよね…。アンケートでは、「女子力」について【美容に気をつけている】、【女らしさを常に意識している】などをあげる人が多く、より“外面”を意識しているアグレッシブな女性といった印象。さらに深堀りしていくと、「女子力より大人女子力が必要になる年齢」は、31.0歳ということが判明。ここからがステキな大人女子になれるかどうかの分かれ道なんですね。30歳を超えたら「大人女子力」を磨くべし!
女子という言葉が持つ年齢の壁をとっぱらい、「大人女子」を広く浸透させた30代女性誌の『InRed(インレッド)』。編集長・箕浦ちさ子さんに「大人女子力」の極意を聞いてみました!
『InRed』は上質な大人カジュアルを提案している雑誌ですが、“大人のカジュアル”とうのが実は難しくて、ともすれば手を抜いているように見えてしまいます。そうならないためには服だけでなく、メイクやボディ、ヘアケア全般に気を使うことが大事。20代のときのように頑張りすぎず、さらっとそういうことができる女性を大人女子と考えています。
仕事もプライベートもキャパオーバーになりがちで、心にゆとりが持ちづらかった20代に比べると、少しずつ余裕が出てくるのが30代。そして大人だからこうしなければいけない、という気負いがなく、20代の延長みたいな感覚でおしゃれやライフスタイルを楽しむ人が増えてきました。ちょっとした心の余裕と、自分をアップデートする気持ち、それが今、求められている大人女子力ではないでしょうか。
バサバサに傷んだ髪の毛では、どんなにオシャレしても手抜き感が出てしまいます。また大人女子は、美容室に行く時だけでなく、普段の洗髪や乾かし方など、毎日の髪のお手入れを欠かさず行っているもの。髪の毛1本1本、細部にまで気にかけている、まさに大人女子力の高い女性といえるのです。
髪の毛を守るキューティクルはシャンプーなどの摩擦によってはがれがち。また今の30代はヘアカラーが当たり前の世代。ヘアカラーをしている髪は、ダメージのない髪よりも絡まりやすく、より「摩擦ダメージ」を受けやすくなっています。またカラーやパーマはダメージのきっかけのひとつに過ぎず、毎日のシャンプー中の髪の絡まりもダメージのひとつなんです。
美しい髪をキープするためには、髪の毛の摩擦を軽減することが大切。コンディショナーやトリートメントにこだわる女性は多いですが、実は摩擦のリスクが一番高いのは、髪を洗う時です。まずはシャンプーからダメージケア(※)することが、指どおりのよい髪への第一歩。 ※髪の傷みを補修
そこでeltha編集部が注目したのが、シャンプー時からのケアを考えて作られた『花王エッセンシャルダメージケア』。キューティクルを補修しながら洗うので、濡れた髪もキシむことなくなめらかに洗い上げます。乾いた髪がしっとりまとまるのも嬉しいところ。輝く髪で大人女子力UP!
(Text:津島 千佳)