夢あふれる世界観やキュートなキャラクター、充実したサービスで多くのファンがいるディズニーパーク&リゾート。東京ディズニーランドや東京ディズニーシーも楽しいですが、この夏は海外に足を運んでみるのはいかが? 今回は、日本からもっとも近い香港ディズニーランド・リゾートの魅力に迫ります。
東京から香港までは、直行便で約4時間半。時差は日本よりマイナス1時間です。香港ディズニーランド・リゾートがあるのは、香港国際空港と香港市内の中間に位置するランタオ島で、空港の専用タクシー乗り場から約15分。実は今年4月、香港ディズニーランド・リゾート内に3つ目のディズニー直営ホテル「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」がオープンしました。特長は、日頃の疲れを癒せるエキゾチックな雰囲気。ゆっくり過ごしたい大人女性におすすめです。
異国情緒あふれるロビー&客室
◆ロビーは広々 キャラクターが訪れることも
「ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ」のテーマは、1920年代の“探検”黄金時代。館内には探検家が集めたとされる思い出の品や工芸品の数々が展示されていて、吹き抜けのある広々としたロビーにはディズニーキャラクターのスーツケースも。実際にキャラクターが訪れることもあります。レセプションの壁面に描かれている世界地図には隠れミッキーがいるので、ぜひ探してみて。
客室は全750室。アジア、オセアニア、南アメリカ、アフリカの4つにタイプが分かれていて、客室フロアのライトにはエリアに即した絵柄が描かれています。なかには、南シナ海を臨むシー・ビューやガーデン・ビューを楽しめる部屋も。アメニティはH2Oのシャンプーからコンディショナー、ボディウォッシュ、ボディローションまで豊富。日本から持っていく必要はありません。チップ&デールやミニーのリボンをイメージしたウェルカムタオルにはほっこり。
優雅に過ごせるガーデンやプール
豊かな自然もロッジの特長。客室と同様4つのタイプのガーデンが広がり、合計で約1万7000本700種の植物を楽しめます。それぞれディズニー映画に由来する名前がつけられていて、例えばアジアは「ハティ・ジュニア・ガーデン」(『ジャングル・ブック』より)。赤ちゃん象のハティ・ジュニアをかたどったグリーンや桜、灯篭など、エリアごとの代表的な文化や植物を肌で感じることができます。天気がよければお散歩を。
リゾート感を満喫したいときは「レイン・ドロップ・プール」へ。デッキチェアやカーテン付きのカバナは無料で使用できます。プールサイドでドリンク片手に時間を過ごすのもおすすめです。時間帯によってはキャラクターと一緒に写真を撮ったりダンスできるイベントも。
楽しくおいしい ディズニーならではの食事
ロッジにあるのは、本格中華を味わえる「ドラゴン・ウィンド」、多国籍料理を楽しめる「ワールド・オブ・カラー・レストラン」、軽食を扱うカジュアル・ダイニング「チャート・ルーム・カフェ」の3つ。注目は、キャラクター・ブレックファストを開催している「ドラゴン・ウィンド」です。点心や餃子など香港ならではのメニューをいただきながらキャラクターと触れ合えるのは、ここならでは。席まで来てくれるので、ゆっくり待っていて大丈夫です。
★動画で見る ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ
ロッジから徒歩10分程度の場所には、ビクトリア様式の「香港ディズニーランド・ホテル」。ここでチェックしておきたいのが、レストラン「クリスタル・ロータス」のディズニーキャラクターの点心です。
お昼だけの用意かつ2日前までの予約が必要と条件はあるものの、とてもキュートで癒されるので大人気。ぜひ足を伸ばしたいところです。特に人気が高いのはダッフィーとオラフ。
取材協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
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