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http://www.lastgame-movie.jp/ 8月23日(土)よりシネカノン有楽町1丁目、渋谷アミューズCQN、新宿バルト9ほか全国ロードショー 監督:神山征二郎 企画・制作・配給:シネカノン (C)「ラストゲーム 最後の早慶戦」製作委員会
今や国際的俳優となった渡辺謙の長男で、着実にキャリアアップをしている若手俳優の一人として注目の渡辺大。間もなく公開の映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』(8月23日公開)で初主演を果たした彼の“チャレンジ・スピリット”に迫った。 映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』は、太平洋戦争の真っ只中、「敵国のスポーツだから」と東京6大学野球が中止され、学徒出陣の命令が下されながらも、「早慶戦」に最後の夢と希望を託した男たちの、実話から生まれた物語。65年の時を経て、今も語り継がれる伝説のゲームは、どのようにして実現したのか。ベテランの神山征二郎監督が、手堅い演出を見せている作品だ。 ――作品の出来について、率直な感想は? 渡辺 すごく満足感がありました。一番感じたのは初号(映画の最初の完成品のこと)を見たときですね。演じていた時も自分の出せるものは出したという感覚はあったんですが、始めの5分、10分で、ストーリーに見入ってしまって。結末もわかっているんだけど、泣けてきました。最後に鬼束ちひろさんの主題歌が流れて、あ〜、この作品に主演できてよかったな〜と。役者の仕事は10割バッターというわけにもいかないので、このような作品に出会えて本当に幸せでした。 ――初主演のプレッシャーはありましたか? 渡辺 オーデションを受けたときは野球部員の中の一人かと思っていたので、主役の戸田順治役をいただいて、正直びっくりしました。初めての大役で、「自分で大丈夫かな」って、ちょっと心配した部分もありましたけど(笑)。17才の時に役者を始めてから、これまでの集大成を示せるいいチャンスと思い、いい緊張感といい期待感と、若さと勢いだけは勝ちたいという意気込みで、撮影に臨みました。 ――共演者に、柄本明、石坂浩二、藤田まこと、富司純子・・・とそうそうたる顔ぶれが揃っていますが。 渡辺 芝居に対する姿勢を目の当たりにして、本当に勉強になりました。特に富司さん(戸田順治の母役)との撮影現場では、芝居しているのか何だかわからなくなってしまって。自分の本当の母親なんじゃないかと錯覚してしまうような、母性の愛に触れた気がしました。そんなの芝居をしてきて、初めての体験。それが自分にとって大きな収穫だったんじゃないかと思いました。 ――役作りでこだわったことは? 渡辺 今の若者も当時の若者もさほど変わらないと思っているんですよね。若い男女の恋愛は、昔も今も一緒ですごく真剣なところもあれば、どこか滑稽なところもあったりする。観客も共感できるおもしろさを出そうと、共演の柄本佑と話したこともありましたね。ただ、今風の軽さは出したくないと思いました。 僕の演じた戸田順治は、そんなに台詞が多いキャラクターではなくて。そうですね・・・、言葉で表すなら無色透明かな。周囲の人が彼の気持ちを代弁してくれる。むしろ、観客に一番近い存在かと。台詞が少ない分、周囲の発言に対するリアクションとか表情の演技を大切にしました。 ――渡辺さんが演じた戸田順治は、合宿所のマドンナへの淡い恋心を親友に託すシーンもありますね。 渡辺 僕も好きです、好きですっていう、イケイケドンドンなタイプではないので。本人に直接言えずじまいというのもわからなくはないですけど(笑)。 ――見どころを教えてください。 渡辺 タイトルやポスターだけを見ると、戦争もので、野球もので、早稲田・慶應の関係者向けなのかなって思われそうだけど、老いも若きも男も女も、誰が見ても損はさせない作品。 野球だって、何だって好きにできるし、思想だって自由だけど、なぜか命の薄さを感じる今の時代だからこそ、戦争で死ぬかもしれないという限られた時間の中で、ひたむきに生きる姿、生きる命の尊さを見ていただけたらと思います。 ――お父様(渡辺謙)とこの作品について何か話はしましたか? 渡辺 僕が俳優になることを決めてから、父は父、僕は僕でやっていくというスタンスなので、芝居のことを話すことはないんですけど、この映画に関しては、「自分で金払って見に行きます」と言ってくれました。 ――これまで『俺は君のためにこそ死ににいく』(2007年)、『男たちの大和/YAMATO』(2005年)など、戦争を題材にした作品への出演が多いイメージがありますが。 渡辺 戦争ものが多いは、やりなさいっていう意味なのかな・・・。まあ、なかなか今風のドラマには出られないですから、この顔では(笑)。昭和で、止まっていますから(笑)。それはともかく、この映画から僕自身の可能性を見出してもらえたり、興味を持っていただけたらうれしいですね。今後もいただいた役に、きっちりと誠実に応えていきたいと思っています。
渡辺 大 WATANABE DAI 俳優 1984年8月1日生まれ、東京都出身。2001年、TVドラマ『壬生義士伝 〜新撰組でいちばん強かった男〜』の主人公・吉村貫一郎の青年時代役で俳優デビューを果たす。その後、NHK大河ドラマ『武蔵』(2003年)に豊臣秀頼役で、『功名が辻』(2006年)に森蘭丸役で出演、注目される。主な映画出演は、『男たちの大和/YAMATO』(2005年)、『バッテリー』(2007年)、『俺は君のためにこそ死ににいく』(2007年)、『クローズ ZERO』(2007年)など。『ラストゲーム 最後の早慶戦』(2008年)は初主演作。8月公開の映画『同窓会』、2008年 12月公開予定の『空へ 救いの翼 Rescue Wings』、2009年公開予定の『プライド』と、今後も話題作への出演が相次ぐ。俳優の渡辺謙の長男、妹はモデルの杏。
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