アニバーサリーイヤーを飾る、Wドラマ主題歌
今年7月に歌手デビュー10周年を迎える藤木直人が、約1年半ぶりとなるシングル「CRIME OF LOVE/いいんだぜ〜君がいてくれれば〜」をリリース。この曲は、藤木が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『夜光の階段』、NTV系ドラマ『イケ麺そば屋探偵〜いいんだぜ!〜』の主題歌にもなっている。両作品に込めた思い、そして10年間の変化を語ってもらった。
チャンスを与えられたのなら、トライしたい
――2つのドラマの主題歌ということで、プレッシャーはありませんか?
【藤木】 プレッシャーというよりも、チャンスをいただいたのだから、精一杯トライしたいという気持ちが強かったですね。主演をいただくことも、主題歌を担当することも、なかなか無いですから、すごく光栄なことだと思っています。
――ドラマ『夜光の階段』の主題歌「CRIME OF LOVE」は、どのようなことをイメージしながら歌詞を書いたのですか?
【藤木】 今回は、ドラマ主題歌ということが決まっていたので、ドラマの世界観に近いものにしたいと思っていました。だから、主人公をイメージしながら歌詞を書いています。
――藤木さんが思う主人公・佐山道夫とは?また、どのように演じたいと思っていますか?
【藤木】 原作だと、女性を利用して成功していくひどい男なのですが、ドラマでは、木村佳乃さん演じる幸子を心から愛する純粋な一面も持ち合わせています。なので、過去のトラウマや成功への執着、愛情の強さなど、彼の持つ強烈なパワーを表現できればと思っています。
――佐山はカリスマ美容師ですが、藤木さんが美容師だったら女性をどのように美しくしてあげたいですか?
【藤木】 今まで、女性の髪形をあまり意識したことがなかったので、アドバイスはできないのですが、女性が美しくなろうと努力するのは、すごくいいことですよね。
――女性がキレイに見える瞬間はどんなときですか?
【藤木】 仕事をテキパキこなす女性は、素敵だと思います。でも、天然ボケな人もカワイイと思うし・・・女性は、みんなカワイイんじゃないですか(笑)。
気がついたら、踊りながら歌うようになっていました(笑)
――もう1つの主題歌「いいんだぜ〜君がいてくれれば〜」は、中島らもさんのカバーですが、新たに歌詞を書くにあたり、どのようなことをイメージしましたか?
【藤木】 もともと、ドラマのスタッフから、「この曲を歌ってほしい」という要望があったんです。オリジナルは、「これは、主題歌にできないでしょう」っていう歌詞なんですけど、すごく愛に溢れていて(中島)らもさんっぽいなって。僕も、オリジナルの良さを残しつつ、全てのあらゆる人を肯定してあげられるような応援ソングを作りたいと思いました。
――まもなくCDデビュー10周年ですが、音楽性で変わった部分、変わらない部分は?
【藤木】 昔からギターが好きで“歌うことよりもギターが好き”っていう部分は、変わらないですね。変わった部分は、10年間活動していくなかで、いろいろな作品と出会い、踊りながら歌うようになったことでしょうか(笑)。
――6月10日にリリースされるアルバムのことも少しだけ教えてください。
【藤木】 今回は、10周年ということで、デビューの時にお世話になった寺岡呼人さんをはじめ、シライシ紗トリさん、井手コウジさんなど、お世話になったプロデューサーのみなさんに参加していただきました。もちろん、新しいかたにも参加していただき、今までの僕にはないテイストの曲も入っています。そういう意味で、今までの僕と、これからの僕がバランスよく入ったアルバムになっていると思います。
――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
【藤木】 ぜひ、ライブに遊びに来てください。踊ったり、ピアノを弾いたり、いろんなことにチャレンジしていますが、いちばん素に近い藤木直人がいると思います。
1995年、早稲田大学在学中に映画『花より男子』でデビュー。
学業の合間をぬい、CM、映画、TVドラマと出演を重ね、97年、卒業と共に本格的に俳優活動を開始。 1999年7月7日、シングル「世界の果て」 でCDデビュー。
2006年5月17日、シングル「HEY! FRIENDS」 をリリース。10位を獲得。
2006年7月19日、アルバム『LIFE GOES ON!』 をリリース。
2007年10月10日、シングル「Tuning Note」 をリリース。
2007年10月24日、アルバム『Reverse』 をリリース。
2009年5月13日、シングル「CRIME OF LOVE/いいんだぜ〜君がいてくれれば〜」 をリリース。
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