2022-03-11
寒さに加え、乾燥も厳しくなる季節です。
そこでオススメしたいのが加湿器。簡単に湿度を上げることができ、健康面でも美容面でもメリットがあるからです。今回は、加湿器の効果についてお伝えします。今まで使っていなかったという方は、ぜひ参考にしてみてください。
冬は夏よりも湿度が低下し、乾燥状態となります。さらに、室内では暖房をつける方も多いかと思いますが、これがより湿度を下げる原因になります。
乾燥によるデメリットとしては、下記が挙げられます。
【乾燥のデメリット】
静電気による不快感
湿度が低い状態だと、静電気が起こりやすくなり、日常生活で不快感を覚える原因にも。
肌荒れや髪のパサつき
さらに、肌や髪も乾燥します。肌が荒れやすくなってしまうことも。髪もパサつきやすくなります。乾燥は美容の大敵なのです。
粘膜の乾燥による健康面の悪影響
それだけではなく、健康面にも影響を及ぼします。口や鼻といった、呼吸器系の粘膜が乾燥し、風邪やインフルエンザといった細菌、ウイルスなどが侵入しやすくなってしまいます(※1)。
インフルエンザウイルスにとって最適な環境は、温度16℃以下、湿度40%以下という、低温・低湿度だといわれています(※2)。冬はここに該当するので、暖房をつけるだけでなく、湿度を高めることも大切なのです。
また、湿度が低いと体感温度も低くなってしまいます。暖房の設定温度が同じであっても、湿度を高いと暖かく感じるのです(※3)。
乾燥する冬だからこそ、湿度と加湿方法について考えてみることが大切になります。
加湿器がなくても室内を加湿する方法としては、洗濯物を部屋干ししたり、こまめにミストを吹きかけたりというものがあります。
そういったお金がかかりにくい方法を試すのも良いでしょう。ただし、こうしたものは湿度調整ができないのが大きなデメリット。
さらには部屋干しを推奨されていない家もあります。大量の部屋干しなどで加湿しすぎると、カビなどの原因になってしまうからです。また、ミストなどで対策するのは、手間で続かないことも…。
その点、加湿器は湿度調整を簡単にできるのが大きな魅力。今はさまざまなタイプがあるので、自分の部屋の広さや目的に合わせたものを選びやすいです。
例えば厚生労働省は、インフルエンザの予防として、50〜60%の湿度に保つことを挙げています(※4)。
ちなみに、アロマオイル対応の加湿器もあります。加湿しながらアロマで癒やされ、リラックス効果を求めてみるのもオススメです。
上手に活用して、健康や美容に乾燥が及ぼす影響を抑えたいものですね。
とはいえ、もちろん加湿器だけでは予防しきれません。しっかりと休養し、栄養もしっかり摂りましょう。健康面では手洗いやうがいなど、美容面では化粧水や乳液での保湿などもしっかりと行ってくださいね。
どの加湿器であっても電気を使うので、他の方法に比べて経済面でのデメリットがあります。
また加湿器の加湿方式は、主に4種類。具体的には、超音波式・スチーム式・気化式・ハイブリッド式があります(※5)。
【超音波式】
超音波の振動によって水を霧状にします。消費電力が少なく済みますが、除菌機能がないタイプは清掃が手間に感じることも。
【スチーム式】
湯気が出るタイプで、雑菌を放出しない一方、子どもがいる家庭ではリスクがあります。
【気化式】
水を浸透させたフィルターにファンで風を送り、気化しながら加湿します。大量の風で加湿するため運転音が大きいタイプがあり、気になる方もいるかもしれません。
【ハイブリッド式】
加熱気化式ともよばれ、水を含んだフィルターに熱風をあてて気化させ、加湿するタイプで、早く加湿することができます。雑菌を放出しない一方、電気代がかかる傾向にあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の部屋やライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。
お家時間が増えている今こそ、活躍しそうな加湿器。健康面や美容面でのメリットもあるので、一台持っていて損はないかも。
今まで湿度は考えてこなかったという方は、ぜひこの冬から加湿器を試してみてはいかがでしょうか。
※1 出典/加湿.net「湿度不足が与える影響」
http://https://www.xn--yfro26d.net/humidity/shortage.php
※2 出典/ドクタートラスト「インフルエンザ〜冬の職場の感染症対策〜」
http://https://doctor-trust.co.jp/pdf/201209_influanza.pdf
※3 出典/加湿.net「人のための空気調和」
http://https://www.xn--yfro26d.net/air-environment/people.php
※4 出典/厚生労働省「令和2年度インフルエンザQ&A」
http://https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
※5 出典/パナソニック「加湿器の種類の違いと加湿器の選び方を紹介!」
http://https://panasonic.jp/life/air/170023.html
西田 彩花(美容ライター)
【取得資格】
・美容薬学検定1級(2014年6月)
・日本化粧品検定1級(2015年5月)
・コスメコンシェルジュ資格
・第2回コスメコンシェルジュコンテスト金賞受賞(2017年)
・JMA メイクアップアドバイザー検定(2017年3月)
【プロフィール】
幼い頃からコンプレックスに悩み、思春期にはニキビ肌でも苦しむように。学生の頃出会ったコスメに感動し、美容本を読み漁りました。美容家の言葉を胸に、自分なりの「美」を前向きに探すように。
独学でコスメや成分、メイク方法について調べ、美容オタクとしてブログ発信していたことも。マスコミ企業に就職中、美容の知識を深めたく、美容系資格をいくつか取得。
自身が悩んだ過去やマスコミ企業での経験、美容の知識を活かしたいと思い、美容ライターとして活動を始め、独立。
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