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たるみが気になるなら注目すべき化粧品の成分 4選

2022-03-30

たるみが気になるなら注目すべき化粧品の成分4選

年齢とともに肌悩みが変わり、どのように化粧品を選べばいいのかわからないということがありませんか?まず注目して欲しいのは、成分。肌悩みに効果が期待できるものを選ぶことでより一歩踏み込んだアプローチが期待できます。
今回は、顔の印象を大きく変える肌悩みである「たるみ」にスポットを当て、注目してほしい成分を4つご紹介します。

たるみが気になる肌はどのような状態?ケアのポイントも

成分のお話に入っていく前に、たるみが気になる肌というのがどのような状態なのか、理解を深めておくことが大切です。
たるみが気になる肌というのは、一般的に潤いや肌のハリ・弾力が失われている状態であると考えられます。そのため肌をしっかりと保湿し、肌のハリや弾力を高めるようなケアをしていくことが大切です。
また、たるみの背景には、紫外線や糖化、日常の誤った習慣やケアが関係していることもあります。そのため紫外線対策や糖化対策を行いつつ、日常の習慣やケアを見直していくことがたるみケアには必要となります。
スマホを俯き加減で長時間使用する、頬杖をつく、強い力で皮膚を引っ張るといった習慣はたるみにつながる可能性があります。今すぐにやめましょう。
それと同時によく噛んで食べること、表情筋を動かすようなトレーニングを取り入れることもたるみには効果が期待できます。
糖質の多い食品は糖化を引き起こし、たるみの原因に。抗糖化化粧品を取り入れつつ、糖質の多い商品は控える、食べる順序は糖質の少ない食品からにするといったことも心がけましょう。

たるみが気になる方に注目して欲しい成分

1.セラミド
肌の潤いをキープするためには、セラミドが配合された化粧品を使用するのがおすすめです。セラミドにも種類がありますが、ヒト型セラミドが保湿力や浸透力という面で特に優れています。
しかし高価な成分であることから、安価な化粧品に使用されている場合は配合量が少量である可能性があります。そのため成分表を確認し、比較的上位にヒト型セラミドが表示されているものを選ぶことをおすすめします。

2.ビタミンC誘導体
肌のクッションとも呼ばれるコラーゲンの産生や合成に関わるビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用することで、肌のハリや弾力を高める効果が期待できます。また、ビタミンC誘導体には高い抗酸化作用があることから、紫外線による酸化を抑制する効果も期待できます。とはいえ、ビタミンC誘導体にも種類があります。特に浸透力や即効性に優れ、低刺激とも言われる、APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)がおすすめです。

3.レチノール
ビタミンAの一種であるレチノールは、シワを改善する成分としてもポピュラーな成分です。期待できる効果としては、肌のターンオーバーを促進する、ヒアルロン酸の合成やコラーゲンの産生を促進してシワだけでなく、たるみ、ハリやツヤの不足などにもアプローチできるエイジングケア成分です。
攻めのケアを叶える非常に魅力的な成分ですが、副反応が起こることも。そのため生理直後など肌の調子がいい時に濃度の低いものから試してみる、レチノール配合の化粧品は1種類のみにするなど注意する必要があります。

4.ナイアシンアミド
シワ改善と美白という2つの効果を併せ持つナイアシンアミドもすっかり一般に浸透した成分と言えます。ビタミンBの一種で、コラーゲンの生成を促進させる効果があることから、たるみへのアプローチ力も期待できる成分です。

上記のほかにもポーラのニールワンなどブランド独自の成分でたるみへのアプローチが期待できるものもあります。
いずれもどのようなメカニズムでたるみにアプローチできるのか、商品ページなども確認して商品を選ぶことをおすすめします。

遠藤 幸子(エイジング美容研究家・美容ライター)
【所得資格】
・日本抗加齢医学会正会員
・アンチエイジングアドバイザー
・スキンケアアドバイザー
【プロフィール】
エイジング美容研究家として、ウェブや雑誌にて美容コラムの執筆・監修を行うほかテレビやラジオ、新聞、雑誌などのメディアに出演。コスメブランドなどの広告も手掛ける。いつまでもキレイでいたいと願う女性に向け美容情報を日々発信中。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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