2022-03-30
中学時代の生理が始まって間もないころ、私は夜寝ている間の経血モレに悩んでいました。母親に相談すればよかったのですが、性に関する話題を家族にするのは恥ずかしくてできず……。
私の初潮は中学1年生の冬でした。当時の私は生理が始まったことが恥ずかしく、母親に「生理きたからナプキン買って」と言うのがギリギリ。それまで性に関して家族と話したことがなかったので、生理中はいつも気まずい思いをしていました。そのため、生理の相談もできずじまいでした。
そんな私が悩んでいたのは、経血量が多い日のトラブルについてです。生理2日目から3日目には夜用ナプキンを付けていても、朝起きるとパジャマやシーツに赤いシミが付いてしまうのです。私はあお向けで寝ていたため、夜の間に経血がお尻の割れ目を伝って漏れてきてしまっていたのでした。
朝起きてシーツのシミを見るたびガッカリし、「やだな。いっそ生理、止まんないかな」と暗い気持ちになっていました。母は仕事で私より早く家を出て、遅くに帰ってくるので、母がいない間に私は汚れたシーツなどを洗濯していました。
そんなある日、学校で元気のない私に、「どうしたの?」と声をかけてくれた友人がいました。家族ではない友だちになら生理の話題をしても気まずくないかなと思った私は、「実はさ……夜寝ている間に生理の血が漏れて困ってるんだ」と素直に相談することに。
すると彼女は、「なんだ! それなら、トイレットペーパーをお尻の割れ目に挟んで寝るといいよ」と教えてくれたのです。具体的には、トイレットペーパーを3回手でぐるぐる巻き、畳んでお尻の割れ目に沿わせ、その上からショーツをはくという方法でした。彼女は自分のお母さんに教えてもらったそうでした。
その夜、私は教えてもらった方法を実際に試してみました。すると翌朝、本当に漏れなかったのです。
今までお尻の割れ目を伝っていた経血が、トイレットペーパーに吸収され、パジャマもシーツも無事! 後処理も朝トイレで用を足すついでにトイレットペーパーを流すだけなので、とてもラクちんでした。教えてくれた友人には学校で「ありがとう! めちゃくちゃ助かったよ〜」と感謝しました。寝ている間に、お尻に挟んだトイレットペーパーのゴワゴワ感を感じるけれど、漏れないという安心感のほうが私にとっては重要。トイレットペーパーを柔らかい素材の物にすれば、より違和感を少なくできたかもしれません。
ちなみに、大人になってからは、多い日の夜にナプキンを腰のほうまで重ね付けしているので、漏れることはなくなりました。
友だちに助けられてからの私は、デリケートゾーンの悩みやPMS(月経前症候群)の悩み、セックスの悩みなども積極的に女子友だちに共有するようになりました。初めての生理のときは恥ずかしい気持ちになっていましたが、女性特有のトラブルはやはり女子のコミュニティに相談して正解だったと今は思っています。
著者/ココロナナコ作画/まっふ監修/助産師 REIKO
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