テレワーク中におすすめ!おうちで出来る簡単エクササイズで肩こり改善

パソコンに長時間向かっていると、ついつい背中が丸くなってしまいませんか。姿勢の悪さが原因で、背中や肩のこりに繋がることがあります。また、肩周りの血行が悪くなると表情まで暗く見えてしまいます。
そこで今回は、お仕事やオンライン授業の間に、椅子に座りながらできる「1分間のおうちエクササイズ」をご紹介します。

【座りながら簡単!おうちエクササイズ〜基礎編〜】

�@まずは、背中側で両手を組みます。胸を上に向けるように開きながら、肘をしっかり伸ばしていきます。

�A伸ばしきった後、次は肘を曲げて緩めましょう。

この動きをゆっくりと10回繰り返します。肘を伸ばそうとすると上体が前に倒れやすくなってしまいますので、下腹に力を入れておきましょう。
そして、胸のあたりを開きながら肘を伸ばそうと意識してみてください。そうすると、気持ちよく身体の前側が伸びます。少しきついと感じるかもしれません。無理をせず行ってみましょう。
また、呼吸は止めないようにすればOKです!呼吸を止めてしまっているということは、体が無理をしている可能性があります。頑張りすぎずに、気持ち良いと思える程度に行いましょう。
コントロールできそうであれば、肘を伸ばした時に息を吸います。吐きながら肘を曲げて緩めてみてください。胸がさらに開いて効果がアップします。
徐々に肩周りや背中がポカポカ温まり、肩こり改善や表情が明るく見えてきます。背中側からの自分は中々見る機会がなく、贅肉のつきやすい場所でもありますので、今から動かしておいて、夏の薄着に向けて背中をスッキリさせましょう。

【座りながら簡単!おうちエクササイズ〜応用編〜】

そしてここからが本番です!
�@今度は肘を背中で伸ばしたままにしておきます。顔は上を向けてチューの口を作ります。(タコになった気持ちで!)

�Aその状態から息を吐いて前に倒れていきましょう。吐き切ったら手を解いて、身体も顔も思いっきりリラックスさせます。
「はあ〜〜」っと思いきり息を吐いてしまいましょう!そこから、ゆっくり起き上がります。この動きを3回繰り返します。

チューの口の状態で前屈することで、口周りの口輪筋が鍛えられ、口周りが引き締まります。長いマスク生活で口元が緩み、今までできていた鼻呼吸が口呼吸になってしまう方も多くなっています。
口呼吸は鼻呼吸とは違い、ウィルスやホコリなどを取り込む原因にもなります。また、何かと緊張する日々が続いていますが、リラックスが心にも身体のもとっても大事。
今回ご紹介したおうちエクササイズで、しっかりポーズをとり、しっかり力を抜く練習をしてリラックスした自分を体感してください。そして、リラックスできた自分をたくさん褒めてあげてくださいね。
テレワークやオンライン授業の休み時間の1分を活用して1日に何度もできたら完璧です!辛い肩こりや表情の暗さを改善して、今日も良い1日を過ごしましょう。

前田 志穂美( ヨガ講師)
【プロフィール】
1979年神奈川生まれ。山梨在住。2児の母。商社勤務時代にパニック障害と診断され、その治療のためにヨガを始める。山梨ではヨガを中心とした事業を行う。
「一歩踏み出す力をヨガで」を理念とし、Half.the.Worldを主宰。「仕事=子育て、子育て=仕事」独自のライフワークバランスを提唱。忙しい方でも、隙間時間を使い、努力次第でキレイになれる情報をご提供していきます。
【所有資格】
・全米ヨガアライアンス200時間
・フェイシャルヨガインストラクター
・マタニティヨガ 認定
・グラヴィティヨガ 認定
・RTA初級ヘッドスパセラピスト
・BYA認定ベビーヨガセラピー講師
・タイ古式日ーチング ヒーラー認定