姿勢が悪いと余分な脂肪がつきやすい?仕事の合間にできる簡単ストレッチで猫背を改善!

こんにちは!フィットネストレーナーの金子由美です。
仕事や何かに夢中になっているとつい猫背になってしまうことありませんか?在宅ワークが増え、職場に行ってもパソコンに向かっている時間が長ければ姿勢は悪くなりがちです。さらに猫背が習慣になることで余分な脂肪が蓄積されやすくなることをご存知でしょうか。
なるべく脂肪をつけたくないなら、仕事の合間でもサクッと簡単にできるストレッチで猫背を改善していきましょう!

姿勢の悪さと脂肪のつきやすさ

身体を横から見ると背骨は中心より後ろ側にあります。そうすると身体を後ろへ反らすよりも前に丸めやすいということになります。背中を丸めて猫背になっている時、背中側の筋肉や腹筋など体幹が活動を弱めていることになります。
筋肉というのは縮める・伸ばす・維持するために適宜力を発揮するのですが、猫背になることで弱い力しか発揮しません。そうなると筋肉は衰えてエネルギーを消費しなくなり脂肪をつけてしまうのです。一方、常に背すじの伸びた良い姿勢でいる人は持続的に筋肉を使うことができ、運動をしていない時でも筋肉が働いていることになります。

余分な脂肪だけじゃない猫背の影響とは?

背中を丸めた猫背だと頭の位置は前にズレていきます。さらに下を向いている時間が長くなればなおさらです。頭は成人で約7Kgほどの重さがあります。それを細い首で支えることになるのですから、首や肩が凝るのは当たり前なのではないでしょうか。
張りをほぐすためにマッサージへ通うのも良いですが、あまり改善しないなという場合は一時的にほぐれただけかもしれません。やはり姿勢を改善した方が首肩への負担は軽減されていくのです。

仕事の合間にできる簡単ストレッチ

姿勢に気をつけることに加え、仕事の合間でも簡単にできるストレッチで猫背を改善していきましょう。呼吸を意識しながら行うことでリフレッシュ効果もあります。
?胸を開くストレッチ
1.椅子に浅く座り背もたれを持ちます。
2.このまま息を吸いながら胸を斜め上に突き出すようにします。
3.呼吸を止めないようにしながら10秒間この姿勢を保ち、少し緩めたら同じことを3回繰り返します。

�A脇と背中のストレッチ
1.頭の上で肘と肘をつかみます。(つかみにくい場合は手首でも可)
2.つかんだ肘を外へ引っ張るようにしながら左右に揺らして上に引き上げます。

3.上に引き上げながら上体を横に傾けていきます。
4.どんどん身体が上に伸びていくよう引き上げながら、左右に上体を傾けていきましょう。
※この時、お腹を薄くするように意識をすればお腹の引き締め効果も期待できます。

まとめ

今回は、仕事の合間にできる簡単ストレッチをご紹介しました。時間を見て頻繁にやってみてくださいね。余分な脂肪がつく前に日々の繰り返しで猫背も改善していきましょう!

金子 由美( フィットネストレーナー)
【プロフィール】
快適な身体づくり専門家・フィットネストレーナー。1988年からフィットネスクラブのスタジオインストラクター、2003年からパーソナルトレーナーとして活動し、マンツーマンやグループを中心に健康維持増進をサポート。年齢を重ねても好きなことを楽しんでいける、快適な身体づくりのためにできることから始めたい女性に支持されている。ピラティスやマスターストレッチをはじめ、筋力トレーニングや栄養コンシェルジュ(R)として食事改善プログラムも提供中。
【所有資格】
・ACSM-EPC
・健康運動指導士
・PHIピラティス
・マスターストレッチ