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「イビス・ディジョン・サントル・クレマンソー」は歴史あるブルゴーニュのカジュアルホテル

2023-04-10

中世よりブルゴーニュ公国の首都として栄えてきたディジョンには、今も美しい宮殿や教会が残っています。またブルゴーニュは、フランスの食糧庫ともいわれるほど美味しい物が多い地方。ですから東フランスで「芸術&歴史」と「グルメ」を楽しむのに、この街は外せません。
そこにあるカジュアルなホテルが「イビス・ディジョン・サントル・クレマンソー」。近くにトラムの乗り場もあり、便利な立地もお薦めです。

古い歴史と美食の町ディジョン

写真:万葉 りえ

かつてはフランス王よりも広く豊かな領土を持っていたブルゴーニュ公。その時代に公国の首都だったディジョンは、芸術家が集まり、食の中心としても栄えてきた都市です。ブルゴーニュと言えばワインも有名ですが、他にも名産がたくさん。
まずは、街の風景を見ていただきましょう。旧市街では一辺が500〜600m四方の中に厳かな教会がいくつも存在します。そのことだけでも圧巻ですが、その間を通る道にも中世や18〜19世紀に建てられた建物があり、今も街並みを彩っています。

写真:万葉 りえ

そしてこちらは街の中心に立つ凱旋門「ポルト・ギヨーム」です。パリの凱旋門より小ぶりですが、歩道に建つので詳細に見られます。ここからこの街のメインの通り「リベルテ通り」を進めば、ディジョンで有名なマスタードの店や、古い木組みの家屋等が目に入り、そのまま進めば壮麗なブルゴーニュ大公宮殿やサン・ミシェル寺院へと至ります。
そんな輝かしい建築群が存在するだけでなく、ディジョンは現在もブルゴーニュの玄関口として大変にぎわっている都市。パリからTGVで1時間半程で来られるので、パリの旅に1泊でプラスするのにも便利。そんな時にもお勧めしたいのが、ホテル「イビス・ディジョン・サントル・クレマンソー」です。

トラムでの利用も便利な立地

写真:万葉 りえ

それほど人口が多い都市ではありませんが、ディジョンには東西、南北の路線でトラムが走っています。市内を移動する場合にもトラムはわかりやすくて心強いもの。鉄道の駅から乗り換えをせず来られるようになったので、このトラムを利用してホテルに向かうのもいいでしょう。

写真:万葉 りえ

ホテルがあるのは、「オーディトリアム」というトラム乗降場のすぐ近く。ホテルの隣には商工会議所があり、近くには展示貿易センターやオペラハウスなどもあります。そんなことからもこのホテルが街の中心に近い場所に建っていることをお分かりいただけるでしょう。
ホテルの外壁には赤と青の看板があるので、少し離れた場所からでもホテルが見つけやすくなっています。

壁紙使いがモダンなベットルーム

写真:万葉 りえ

仕事関係だけでなく、観光で訪れる人も多い都市ディジョン。このホテルから街の中心部へ向かうのにも、徒歩で15分ほど。街歩きにも便利な場所です。
そして、たくさん観光して疲れた体を休めてくれるのがこちらの客室です。歴史ある街だから…「ディジョンのホテル=クラッシック」というような先入観があるかもしれませんが、2007年に開業したこちらのホテルの客室は、壁紙の使い方が印象的でカジュアルな造りです。

写真:万葉 りえ

そしてベットの足元側も壁紙を面白く使っています。
テレビ置くだけならシンプルな壁でもいいところですが、テレビとテレビ台を、棚を模した壁紙の中に上手くコーディネート。コンパクトな部屋で、簡素で物足りないという感じも、圧迫感も与えないようにされています。

一人でも気軽に利用できるバーカウンター

写真:万葉 りえ

ホテルのフロントは24時間対応です。ご覧いただいているのはそのフロントのすぐ横にあるバーカウンター。
こちらも壁紙とボトル棚やイスの色がモダンに調和されているのをおわかりいただけるでしょう。壁紙に入っているイラストにも注目。ライトな雰囲気なので、一人でも「ちょっとビールを」といった時間が楽しめます。

ブルゴーニュの美味しいものを楽しもう

写真:万葉 りえ

ご紹介したように、ディジョンはブルゴーニュ地方の食の中心だった都市。いくつも名物料理がありますが、その中でまずお勧めしたいのが「エスカルゴ」です。
ホテル「イビス・ディジョン・サントル・クレマンソー」は街中にあるので、歩いて行ける距離のレストランでそんな味も楽しめます。夕食はエスカルゴやワインで煮込んだ料理をセレクトし、そこにブルゴーニュのワインを合わせてみてはいかがでしょう。

ホテルで購入できるディジョンマスタード

古代エジプトが起源で、ローマ人によってフランス北部にもたらされたというマスタード。そのマスタード発祥の地が、ワインともつながりが深いディジョンです。
日本では「マイユ」社のマスタードが旅行情報に出ていますが、ここでご紹介するのはブルゴーニュで家族経営をしている「ファロ」社のもの。創業は1840年、熱による風味低下を避けるため、現在も石うすを使ってマスタードを挽いています。スタンダードなタイプはフランスのスーパーでも購入できますが、お勧めはハーブやカシスが入ったタイプ。イビス・ディジョン・サントル・クレマンソーのフロントでは小瓶で購入できます。
それでは、au revoir。ディジョンで楽しい旅を!
2023年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
イビス・ディジョン・サントル・クレマンソー(外部リンク)
https://all.accor.com/hotel/5640/index.ja.shtml

【トラベルjp・ナビゲーター】
万葉 りえ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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