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美術館みたい!「ホテル・ヨハネス・フェルメール」でデルフト観光満喫

2023-08-02

オランダの首都アムステルダムから南へ列車で約1時間のロケーションにあるデルフト。オランダならではの煉瓦造りの家並みや煉瓦畳の路地が趣のある運河沿いに広がり、落ち着いた雰囲気が素敵な古都です。
ここで宿泊するなら、デルフト生まれの画家フェルメールの名前を冠した「ホテル・ヨハネス・フェルメール・デルフト」がお薦め。廊下やレストラン、中庭にはフェルメールの名画が飾られ、観光にも便利な立地です。

フェルメールゆかりの町デルフト

写真:Hiroko Oji

オランダ南西部南ホラント州に位置するデルフトは、運河沿いに煉瓦造りの家並みと煉瓦畳の路地が広がる趣のある古都。町の歴史は12世紀にまで遡ることができ、オランダ建国の祖であり八十年戦争の主導者であったオラニエ公ウィレム1世がこの町に居を構えたのは16世紀のこと。またデルフト生まれで知られる画家のフェルメールにゆかりの深い町としても知られています。
これは数少ないフェルメールの風景画の一つ『デルフトの眺望』の現在の風景。旧市街を遠目に眺められるスヒー港そばから見たもので、描かれた当時のままの風景ではありませんが、彼が描いたであろう地点にはプレートも残されています。

写真:Hiroko Oji

また旧市街を縦横に走る落ち着いた佇まいの運河沿いには、フェルメールが描いた題材となった所が今でも残っています。
こちらは「小路」に見られる家並みなのですが、火薬爆発によってかなりダメージを受けたためそのまま残っているわけではありませんが、当時を思い描ける風景が広がります。

写真:Hiroko Oji

こちらは町の中心地であるマルクト広場。広場を挟んで写真の市庁舎とフェルメールが洗礼を受けた新教会が向かい合うように建っています。
この広場周辺にはフェルメールセンターがあり博物館として公開されています。また「空飛ぶキツネ亭」というホテルとして一時利用された生家の他に、彼が住んだことのある家「メッヘレン亭」は広場の北に、また結婚後に住んだ家がマリア教会のすぐそばに残されていて、フェルメール好きにはたまらない一角となっています。

巨匠の名前を冠した「ホテル・ヨハネス・フェルメール・デルフト」

写真:Hiroko Oji

このフェルメールに関するスポットが点在するデルフトの町で宿泊するなら、ホテルもフェルメールの名前を冠した「ホテル・ヨハネス・フェルメール・デルフト」がおすすめ!
運河沿いにある建物で、フェルメールの名画『真珠の耳飾りの少女』をモチーフにした看板がぶら下がっています。かつての葉巻工場を利用したというホテルで、建物前の運河にはボートが浮かび、テラス席が設けられたレストランにもなっています。

写真:Hiroko Oji

建物の奥に設けられた中庭にもテラス席が用意されており『牛乳を注ぐ女』の名画を見ながら寛げます。

写真:Hiroko Oji

さらに各客室へ導く廊下にはクラシックなソファが置かれ、壁にはフェルメールの名画が掲げられており、さながら美術館のようなホテル内です。

素晴らしい眺望の客室

写真:Hiroko Oji

いくつかの建物を館内でつなぎ合わせたホテルなので、廊下は複雑に込み入ってはいますが、曲がり角には部屋番号の表示がありわかりやすくお部屋に向かえます。また歴史的な建物なのでエレベーターはありません。階段のみでアクセスしますが、大きな荷物がある場合はスタッフが運んでくれますのでどうぞご安心を。
シングル・ダブル(ベーシックorデラックス)・スイート・ファミリールームとそれぞれ内装の異なった客室が用意されています。

写真:Hiroko Oji

客室内には、テレビ・電話・デスクセット・室内金庫の置かれたクローゼット・エアコンなど完備。電気ポットとコーヒー紅茶セットも置かれていて寛ぎタイムが楽しめ、毎日の補充も完璧です。

写真:Hiroko Oji

部屋によるのですが、窓にステンドグラスがはめ込まれていたり、窓やバルコニーから新教会やマリア教会が眺められたりするのも嬉しいポイントです。

広くて明るい浴室からの眺望も!

写真:Hiroko Oji

明るくて広々としたピカピカのバスルームはシャワーのみですが、使い勝手もよく、窓からの眺めも素晴らしい!

写真:Hiroko Oji

ドライヤーなどは備わっていますが、アメニティは石鹸と小袋入りのシャンプーだけという必要最小限のものしか置かれていません。他に必要のある方はご自分で用意されることをおすすめします。

名画と共に朝食を

写真:Hiroko Oji

旅先での楽しみの一つである朝食は7:00〜10:00、『真珠の耳飾りの少女』が壁面に大きく掲げられたレストラン内でいただけます。朝食タイムが過ぎればランチやディナータイムには宿泊客でなくてもこのレストランが利用できます。

写真:Hiroko Oji

ビュッフェ形式で提供されるメニューは豊富な種類。ホットメニューには定番のスクランブルエッグやゆで卵、ソーセージ。コールドメニューは、数種類のハム&チーズ、トマトやキュウリ、シリアル類、丸ごとフルーツや彩綺麗なフルーツカクテル、ヨーグルトなど。

写真:Hiroko Oji

これも種類豊富なホットドリンクはカウンターで注文するとテーブルまで運んでくれ、お代わり自由。一角にオレンジ搾り機が用意されていて、搾りたてのジュースもいただけます。

フェルメール三昧で楽しめる滞在

オランダ画家フェルメールゆかりの町デルフトには、フェルメール関連のスポットがあちらこちらに点在するだけでなく、ただただ散策するだけでも心癒される風景が随所に潜んでいます。美しい運河沿いに軒を並べる煉瓦造りの家並み、カフェやレストラン、お土産物屋さんも軒を並べ、散策途中にテラス席で休憩するのも心癒されます。
そんな町での滞在では、フェルメールゆかりのあるホテルでのんびり過ごすのも至福のひととき。スタッフの対応もフレンドリーでテキパキ!気持ちよく観光に出かけられ、「ホテル・ヨハネス・フェルメール」はおすすめのホテルです。
2023年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ホテル・ヨハネス・フェルメール・デルフト(外部リンク)
https://www.museumhotelgroup.com/hotel-johannes-vermeer
フェルメールゆかりの町「デルフト」おすすめ観光スポット
https://www.travel.co.jp/guide/article/47770/

【トラベルjp・ナビゲーター】
Hiroko Oji

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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