2023-08-29
こんにちは!姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉です。
スキニーパンツなどの細身のパンツを履くと、脚のライン(X脚)が出てしまい、それを改善したいなと思ったことありませんか?
また、それを見せないように、太めのパンツを履くことはありませんか?
今日は、X脚でお悩みの方におすすめのストレッチとトレーニングをご紹介します。
X脚を改善していく為には、ストレッチとトレーニングの両方が必要になります。
ぜひ、ご紹介するストレッチとトレーニングを実践してみましょう。
まずはX脚になってしまう原因についてお話しします。
X脚の原因とよく言われているものは「骨盤の大きさ」です。
男性と女性の骨盤の大きさを比較した時に、女性の骨盤の方が広い構造になっています。
骨盤の外側から大腿骨(太ももの骨)が下に向かってついています。
構造上、太ももの骨は真っ直ぐではなく、少し内へ向かうように斜めについていますので、X脚には、男性と比較してもなりやすいと思われます。
また、女性の多くは座っている時に左右の膝をつけるように脚を閉じます。
しかし、膝を合わせても、足元(親指の内側や内くるぶし)が内へ閉じなければ、膝だけをつけるような癖がついてしまいます。
その癖がついてしまうと、立った時にX脚のようなラインになってしまうのです。
X脚というのは、女性の場合、骨盤の構造上ある程度なりやすいと考えられますし、それを変えるとなると無理です。
しかし、普段の動きの癖や立ち方、筋肉が影響してのX脚の変化であれば、ストレッチやトレーニングで改善は可能だと考えます。
今日は、そのような場合におすすめのストレッチやトレーニングをご紹介します。
ストレッチとトレーニングでターゲットにしていくのは、股関節です。
股関節の内旋(太ももが内へ捻れる)の動きが入ってしまうと、脚は内へ入っていきやすく、X脚へと発展しやすくなります。
それらを改善していく為には、股関節の内旋を予防・改善するストレッチと外旋トレーニングが必要になるのです。
ここからは、股関節の内旋を予防・改善するストレッチをご紹介します。
@肘つきの体勢を取る。その際に、膝は肩幅よりも広めに開き、左右の踵同士をつけておく。
Aゆっくりと上半身を前方へ動かしていく。同時にお尻を床へと落としていく。
B内ももや脚の付け根にストレッチ感を感じるところまで落としていく。
Cスタートの位置に戻る。これを10回程度繰り返していく。
このストレッチは、身体を前方へ移動させる際に、腰を反らせてしまうことがあるので、動作中は腹部に力を入れていき、腰が反らないようにストレッチをさせていきましょう。
次に股関節外旋トレーニングのポイントをご紹介します。
@膝を90°よりも少し狭くする様に立てる。
A脚の裏を合わせつつ、両脚を開く。
Bその状態を作ったら、踵で床を押す様にお尻を挙げていく。
C運動中は、膝が閉じていかない様に注意する。
Dこの運動を20回を1セットとし、2〜3セット繰り返す。
いかがでしたか?
X脚を改善していくためには、内腿のストレッチはなんとなく想像できたかなと思います。
しかし、股関節の外旋トレーニングを行うことで、より効果を出していくことが可能です。
トレーニングだけでもダメなので、ストレッチも合わせて行うようにしていきましょう。
そして、座るときに膝だけをつけるのではなく、足元も左右つけるように近づけることで、X脚の変化の予防に繋がります。
ぜひ普段の生活で取り入れてみてください。
北村 智哉( スタイル・肩こり腰痛改善専門パーソナルトレーナー)
【プロフィール】
幼少時代からスポーツに接し、サッカー・フットサル・水泳・野球をプレー。中学・高校では本格的に野球をプレーし、高校卒業後、専門学校に進学。解剖学・生理学・トレーニング理論などを学ぶ。パーソナルトレーナーとして東京都内・埼玉県内(越谷・草加近辺)で活動し、多くのクライアントを担当。姿勢改善を元に、肩こり・腰痛改善、動作改善を目的とした方をクライアントにもつ。
高校野球部のストレングス・メディカルトレーナーとしても活動経験あり。クライアントの出場するマラソン大会などにも帯同し、クライアントの完走をサポートするなど、完全サポートも実践。また、O2クラフトやMIREYを使用したストレッチや美容小顔矯正、高齢者施設での集団指導なども行っている。
【所有資格】
・JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定資格)
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