2024-02-05
こんにちは!フィットネストレーナーの金子由美です。
年齢問わず、お腹ぽっこりをなんとかしたいと思っている女性は多くいらっしゃいます。そこでやることといえば、腹筋トレーニングではないでしょうか。筋肉を鍛えることでお腹痩せを目指す!それも良いのですが、それ以上に歩き方や内ももを意識するとお腹痩せに効果があります。
足運びや歩幅、骨盤の動きなど歩き方というのは意外と特徴があるものです。お腹痩せに効果を上げるとしたら、お腹や内ももを使いながら歩くことが必要です。大事なのは、「地面を捉える」「こぶし一つ開いた2本ライン」「足運び」です。1つずつ解説しますね。
@地面を捉える基本はカカトから着地をし、母指球で地面を押して前へ進みます。いつも履いてるシューズを見てみてください。もし一部の減りが強いのであれば着地の仕方に偏りがあるのだと思います。足の裏の感覚はとても大事ですので、しっかり地面を捉えるようにしてみてください。
Aこぶし一つ開いた2本ライン歩く時の足の横幅です。こぶし一つは坐骨の幅で、これを保ちながら歩くことで内ももにも刺激が入ります。お腹痩せを目指すには内ももを使うことでお腹スイッチが入りやすくなるでしょう。膝を開いてガニ股にならないようにすれば内ももも引き締まります。
B足運び歩く時に上体を前へ傾けたりお尻を左右に振っていませんか?目線を下げず前を向き、足を少し上げて大きく前に踏み出すことで歩幅が広がります。地面を捉え、こぶし一つ分を意識しつつ大きく踏み出せばお腹痩せに効果的です。
お腹痩せのために腹筋トレーニングを頑張るのもいいですが、トレーニングにはメリットとデメリットがあります。
メリットは、トレーニングによってお腹に筋肉がついて引き締まります。筋肉が強くなれば体幹を安定させて歩いたり日常動作ができます。
ただしトレーニングにはデメリットもあります。一般的な腹筋トレーニングは仰向けになって上体を起こしながらお腹を縮ませます。このように筋肉を縮めることで筋肉を短く使って肥大させるのです。そうするとウエストが太くなる可能性があります。
もしお腹痩せのために腹筋トレーニングをするのであれば、ピラティスのようにお腹を薄く凹ませるようなやり方がいいでしょう。
お腹痩せに効果的な歩き方をするためにも、内もものスイッチを入れていくと良いです。内ももが抜けたままだと外側に力が逃げてしまいます。力を外側に逃がしてしまうとお腹の力が抜けやすくなるので、次に紹介するお腹痩せを目指すための3つの内ももトレーニングをやってみてください。
今回のトレーニングは、バスタオルを丸めて内ももに挟んで行います。
?カフレイズ1、カカトを揃えてつま先はこぶし一つ開く2、バスタオルをしっかり挟んだままカカトを上げる3、カカトを下ろす時も内ももの力は抜かないように15~20回繰り返す
Aニーベント1、膝をそろえて片膝を曲げる2、曲げた膝が前に出すぎないようにする3、片足連続で15~20回繰り返す
Bスクワット1、足を揃えたまま股関節を曲げてお尻を下げる2、常に膝を閉じて内ももを締める3、15回〜20回繰り返す
お腹痩せをしたくて腹筋トレーニングを頑張るのも良いですが、日頃の歩き方を意識するだけでもお腹痩せ効果は期待できます。もしお尻を振ったり、膝を開いて歩いていたら気をつけると良いですね。
歩くことは毎日行いますので、自然と内ももを使いながら歩けるのが理想です。まずはバスタオルを挟んだトレーニングで内もものスイッチを入れてみてください。
金子 由美( フィットネストレーナー)
【プロフィール】
快適な身体づくり専門家・フィットネストレーナー。1988年からフィットネスクラブのスタジオインストラクター、2003年からパーソナルトレーナーとして活動し、マンツーマンやグループを中心に健康維持増進をサポート。年齢を重ねても好きなことを楽しんでいける、快適な身体づくりのためにできることから始めたい女性に支持されている。ピラティスやマスターストレッチをはじめ、筋力トレーニングや栄養コンシェルジュ(R)として食事改善プログラムも提供中。
【所有資格】
・ACSM-EPC
・健康運動指導士
・PHIピラティス
・マスターストレッチ
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