2024-02-29
保育士の中田馨さんが、保護者と園の先生とのコミュニケーションについて教えてくれました。子どもの園での様子を把握したり、家庭での様子を伝えるためにも、先生と保護者とのコミュニケーションは大切ですよね。現役保育士の中田先生が日々心がけていることについてもお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。
こんにちは! 保育士の中田馨です。4月から保育園に入園予定の方は、そろそろ準備などで忙しくなってくる時期かと思います。
今回は、先生と保護者のコミュニケーションについてお話ししたいと思います。
保育の研修で毎年必ずといっていいほど開催されるものの一つに「保護者対応」という題材の研修があります。子どものことが好きだけでは務まらないのが保育士の仕事。保護者とどれだけコミュニケーションがとれるか? が、日々の保育に活かされるのではないかと私は思っています。
私が一番大切にしていることは、日々の小さなコミュニケーションです。その中でも一番簡単にできることといえば、「元気にあいさつ」ですよね。
保護者と子どもが登園したときは、「おはようございます!」と元気に笑顔で迎え入れます。保護者が出勤するときは「いってらっしゃい」。保護者が帰宅したら「おかえりなさい」。保護者と子どもが帰宅するときは「さようなら」。
この4つの言葉は、自分のテンションを普段よりもあげて言おう! と心がけています。こちらが笑顔になれば、保護者も自然と笑顔になってくれます。
ママたちから元気にあいさつをすることは、もしかするとハードルが高いかもしれませんが、朝先生を見かけたらママたちからもぜひ、あいさつをしてみてくださいね。あいさつから先生との会話が弾み、思わぬわが子のうれしいお話を聞くことができるかもしれませんよ。
私の保育所では、その日の子どもの様子をお帰りの時間と連絡帳で伝えるようにしています。
例えば、子どもが帰る準備をしているときに、「今日は、かなり体をひねることができていました。もうすぐ寝返りができそうですね」や「今日はブロックで遊んでいたんですけどね。“これユニバーサル”ってじょうずにブロックを組み合わせて、USJを作ってごっこ遊びしたんです。ママとパパとお出かけしたUSJがとっても楽しかったのでしょうね」といった感じでお伝えしています。
子どもができたこと(できそうなこと)、楽しそうにしていたあそびなどを伝えるとパパやママはとっても喜んでくれます。同じように、保育士も子どもたちの日々の成長はとてもうれしいものなのです。ぜひ、保育士にお家でのお子さんの様子も伝えてみてください。
「お兄ちゃんのゴーグルをかけてお風呂で遊んでいるんです。少しだけ顔を水につけられるんです」など、保育所では見ることができないエピソードを聞くと「へぇ! そんなことができるんですね」と、私たち保育士も子どもの知らない一面を知ることができてうれしい気持ちになります。
保育士も保護者も、同じ目的があります。それは「子どもを健やかに育てること」。これに向かって、お互いが協力しながらコミュニケーションをとれるといいですね!
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