2024-04-15
春先から夏の季節は、強い紫外線が気になり始める時期でもあります。この時期になると、本格的に日焼け止めを取り入れ始める人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日焼け止めの正しい塗り方と併せて、日焼け止めに関する疑問を徹底解説!意外と知っているようで知らない日焼け止めの正しい使い方についてご紹介します。
日焼け止めを使用する時は、正しく塗ることが何よりも大切です。どれだけ優秀な商品を使っても、塗り方が間違っていれば、日焼け止め本来の効果を発揮することはできません。まずは、正しい日焼け止めの塗り方についておさらいしていきましょう。
@適量を手のひらに取り出すまずは、手のひらに適量の日焼け止めを取り出します。日焼け止めの量が少ないと塗りムラの原因になり、反対に量が多いとメイク崩れの原因にもなります。塗る時は、必ずメーカー推奨の使用量を守るようにしましょう。
A顔全体に日焼け止めをなじませる薬指と中指を使って、摩擦が生じないように日焼け止めを顔全体になじませます。小鼻周り、髪の生え際、耳の後ろ、フェイスラインなどは塗り忘れしやすい部分なので、意識して塗るようにしましょう。
B額と頬骨に重ね塗りをする顔全体に日焼け止めを塗り終えたら、顔の中でも高い位置にあり、紫外線が特に当たりやすい額と頬骨の部分に重ね塗りをしましょう。焼けやすい部分を入念に重ね塗りすることで、塗りムラを防げます。
◆白浮きを防ぐために少量を薄く伸ばす◆繰り返し何度も重ね塗りをする◆手のひらで一度日焼け止めを伸ばしてから塗る
日焼け止めを塗る時は、正しい適量を顔全体にまんべんなく広げることが大切です。
そのため、白浮きを気にして極端に量を減らすと、塗りムラから紫外線ダメージを受ける可能性も。反対に繰り返し何度も重ね塗りをすると、メイク崩れを起こしやすくなり、日焼け止めも一緒に流れ落ちてしまいます。
また、乳液やクリームのように一度手のひらで伸ばしてから塗るのも、塗りムラの原因となり、結果的に紫外線防止力が下がってしまうので注意しましょう。
Q.曇りの日は太陽が出ていないから日焼け止めは不要?
A.UV-Aと呼ばれる紫外線は雲も通過するので日焼け止めは必須です
紫外線の一種であるUV-Aは、雲を通過し、地上に届きます。晴れの日の紫外線量を100%とすると、曇りの日でも約60%の紫外線が雲を通り抜け、地上まで降り注ぐのです。
このUV-Aは、真皮にまで到達し、シワやたるみの原因にもつながるため、曇りの日でも日焼け止めはしっかり塗るようにしましょう。
Q.家の中でも日焼け止めは塗るべき?
A.家の中でも日焼け止めは必要!ただしサンケア指数は低くても大丈夫です
UV-Aと呼ばれる紫外線は、雲だけでなく、窓やガラスも突き抜けます。室内にいても窓際から紫外線ダメージを受ける場合もあるため、一日家で過ごす日であっても、日焼け止めは必須なのです。
とはいえ、室内で過ごすときは、そこまでサンケア指数の高い日焼け止めを必要とはしないので、スキンケア感覚で使えるマイルドな使用感の商品を取り入れるのがおすすめですよ。
Q.長袖を着ていたら腕には日焼け止めを塗らなくて良い?
A.紫外線は洋服の上からも通過するので日焼け止めは必要です
紫外線は、洋服の上からでも容赦なく通過し、私たちの肌に降り注ぎます。長袖を着ている時でも紫外線ダメージを受ける可能性があるため、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
さらに効果を高めたい場合は、UV加工されたカーディガンやストール、アームウェアを併用するのもおすすめですよ。
Q.日陰にいる時は日焼けをしない?
A.紫外線は散乱や反射もするので日陰でも日焼け対策を行いましょう
紫外線の光には、いくつかの種類があります。そのひとつである直射光(地表に直接降り注ぐように落ちる光)は、日陰にいる時には、ほとんど当たらないので、過度に日焼けを心配する必要はありません。
ただし、散乱光(空気中のホコリ等に反射して四方八方に広がる光)や反射光(地表で跳ね返る光)は、日陰にいても浴びる可能性が高いため、日陰でも安心せず、日焼け対策を行うようにしましょう。
Q生理前は普段以上に紫外線対策が必要って本当?
A.ホルモンが原因で一時的に日焼けをしやすくなります
生理前(排卵日以降)になると、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの分泌量が増えます。このプロゲステロンには、紫外線感受性を高める性質があるため、普段以上に日焼けをしやすくなるのです。
同時に妊娠中やピルを飲んでいる時も、普段以上に日焼けをしやすくなるため、当てはまる時は、いつもより念入りにUVケアを行うのがおすすめですよ。
Q.日焼け止めの適切な量とは?
A. 1平方センチメートルあたり約2mg、顔全体で約0.8gが目安になります
商品により異なりますが、一般的な日焼け止めの場合、1平方センチメートルあたり約2mg、顔全体では約0.8gが適切な量であると言われています。乳液タイプでは500円玉大、クリームタイプはパール2〜3粒分を目安に日焼け止めを塗るようにしましょう。
日焼け止めの量が少ないと、いくらサンケア指数が高いアイテムを使っていても、十分な効果は得られません。どうしてもベタつきが気になる場合は、紫外線を浴びやすい頬骨部分のみを厚めに塗るよう心がけてみてくださいね。
Q.UV効果のある化粧下地を塗っても日焼け止めは必要?
A.紫外線対策の面では日焼け止めとの併用がおすすめです
最近は、UVカット効果も持ち合わせた化粧下地も多く登場しています。ただし、メイクアイテムは汗や摩擦などで落ちる可能性もあるため、日焼け止めと併用することが推奨されます。
また、UVカット効果のある化粧下地を日焼け止め代わりにすると、厚塗り感がでる可能性もあるため、紫外線対策の点では、可能な限り、日焼け止めを取り入れるようにしましょう。
普段何気なく使用している日焼け止めですが、ただ何となく塗るだけでは、効果を最大限に発揮できない可能性もあります。
日焼け止めを使用する時は、正しい塗り方を行い、紫外線から肌を守る対策を行うようにしましょう。
LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ
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