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地酒も飛騨牛も!情緒ある町散策で味わう「高山グルメ」

2023-08-02

昔ながらの町屋が軒を連ね懐かしい風景が広がるのが、高山市内の上一之町〜上三之町、下一之町〜下三之町です。総称して「さんまち」と呼ばれるこのエリアは高山観光の中心で、江戸時代に城下町として栄えた面影が今もたっぷり。散策が楽しい、ここは美味しいものもいろいろと揃った通り。そこで、ぜひ味わってほしい高山の味、お勧めの店をご紹介します。

高山陣屋のそばに広がる「さんまち」

写真:万葉 りえ

高山城の城下町として、そして江戸時代には幕府の直轄地として栄えた高山の町。江戸時代に日本各地にあった代官役所や郡代役所、現在建物が残っているのはここ高山陣屋だけになってしまいました。その高山陣屋から橋を渡ったすぐ先にあるのが「さんまち」と呼ばれるエリアです。

写真:万葉 りえ

ここは道の両側に江戸から明治にかけての時代に建てられた町屋が軒を連ねている町。高山の観光スポットのメインと言ってもいいでしょう。きっとレトロな雰囲気をたくさん写真に残しておきたくなるでしょう。でも、歩けばお腹もすきますよね。

コスパ抜群!飛騨牛を老舗精肉店「助春」で

写真:万葉 りえ

飛騨のグルメとしてまず挙げられるのが、厳しい条件をクリアしたものだけに付けられるブランド牛の一つ「飛騨牛」でしょう。
ご紹介する「助春」は、創業90年を超える、高山の老舗精肉店が出しているお店。ですから良い肉が値段をおさえて食べられるという訳なのです。カリッと仕上げるための生パン粉は大阪から、そして甘みとうまみがあることで名高い玉ねぎを淡路島から。わざわざ取り寄せておいしさを追求し作られています。その中でミンチカツは全国観光土産品連盟の審査会でも認定されている商品です。
ご覧のように店内も町屋の雰囲気が残された造りになっています。お昼時だとランチもあります。全国観光土産品連盟の審査会でも認定されているミンチカツを使ったセット。もちろんステーキセットもあります。

写真:万葉 りえ

そしてこちらは、飛騨牛串カツです。注文を受けてから揚げた熱々出来たて。間に挟まれた淡路島産の玉ねぎがトロッとした甘みを添えてくれます。ワンコイン以下で飛騨牛が味わえるなんて嬉しいと思いませんか。
<助春の基本情報>
住所:岐阜県高山市上一之町19
電話番号:0577-35-3663
営業時間:10:00〜17:00

迷うほど蔵元があるからこそ寄っておきたい「飛騨地酒蔵」

写真:万葉 りえ

それほど広くないエリアなのに造り酒屋が集中しているさんまち。詳しい地図を見たら、「酒造店」「酒造場」と書かれた所がいくつも載っていることに気が付くでしょう。この地に詳しかったり、お酒の好みがはっきりしている方なら目当ての造り酒屋に直行できますが、多くの人はきっとどこへ行けばいいか迷ってしまうはず。
そこでお勧めしたいのが、飛騨地方にある12の蔵の酒を一堂に置いている「飛騨地酒蔵」です。同じ蔵で作られたとしても、味は様々で奥が深い日本酒の世界。種類によっては試飲ができるし、お店の方に予算や好みを相談できるというのもここをご紹介する理由です。

写真:万葉 りえ

創業は1680年という下呂市にある天領酒造。こちらの「天領」は、絞ってすぐに瓶詰された後、北アルプスの中腹にある雪室へと運ばれたものです。この酒が持つまろやかで深い味わいは、そこでじっくりと氷温熟成されたからこそ。また左側の日本酒は、創業から300年以上の飛騨古川の酒造場から届けられるにごり酒です。
昔ながらの風味を持つものもあればシャンパンのように楽しめる日本酒もあります。またラベルの文字が鏡のように反転している「天領」は、「裏天領」と呼ばれる特別限定品。そんななかなか手に入らないものもこの店には揃います。さらに季節季節で出会える酒が変わっていくという楽しみも。飛騨地酒蔵ならきっと好みのものが見つかるでしょう。
<飛騨地酒蔵の基本情報>
住所:岐阜県高山市上三之町48
電話番号:0577-36-8350

「喜八郎」で食す ジューシーな飛騨牛まん

写真:万葉 りえ

※2023年8月追記:直営店は閉店しました。
飛騨牛の赤身とバラ肉をブレンドした独自の具(あん)。そしてそれを包み込むのは国産小麦で作った生地(皮)です。「喜八郎」の肉まんは飛騨牛のおいしさを広めたいという気持ちで作られているので、美味しくないはずがありません。口に入れれば飛騨の地味噌の風味が肉のうまみとともに広がっていくことでしょう。

写真:万葉 りえ

某インターネット通販サイトの肉まん部門で1位を取っている喜八郎の牛まん。下一之町には本店があります。イートインを希望するなら、ちょっと広めのそちらのお店まで散策を楽しみませんか。利酒セットなどもあります。ほろ酔い気分で情緒ある町を歩くのも悪くないのでは。
<牛まん喜八郎上三之町店の基本情報>
住所:岐阜県高山市上二之町35

食べ比べてみたい「みたらし団子」

写真:万葉 りえ

道幅が細めで、さんまちのなかでも一番多く観光客が歩いているのが三町筋でしょう。さんまちにはみたらし団子を売っている店がいくつもあるのですが、三町筋にも古くから店頭でみたらし団子や五平餅を売っている店があります。

写真:万葉 りえ

団子を醤油で味付けしているといっても、使われている醤油によっても味や風味が異なってきます。また何かを加えてちょっと甘めに味付けされていたり。グループなら、いくつかの店で1〜2個ずつ味見をしながら回ってみるのも面白いかもしれませんよ。

街散策にはカジュアルグルメ

日本酒を飲まれない方でも、この町には風味を楽しめるゼリーやソフトクリームなどがあります。フォトジェニックな町歩きを楽しみながら、ぜひ高山ならではの味も堪能してください。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
高山 助春
http://www.takayama-sukeharu.com/shopinfo.html
地酒蔵
https://www.jizake-japan.com/

【トラベルjp・ナビゲーター】
万葉 りえ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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