今年もやってきました、ハッピー・ハロウィーン!
仮装やコスプレ、派手なデコレーションなどを楽しむ人が年々増えて、最近はクリスマスをしのぐ勢いの社会現象になっていますね。
もともとは、ヨーロッパを起源とする、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すお祭り。
ハロウィンのシンボルのひとつが、魔除けのためのカボチャをくり抜いたランタン(ジャック・オ・ランタン)。
これにちなんでアメリカの家庭でも、カボチャのお菓子をつくり、子どもたちはもらったお菓子を持ち寄ってパーティーを開いたりするのです。
冷凍パイシートを使った「パンプキンパイ」なら、賑やかなパーティーのお持たせにも、家庭での静かなお祝いのデザートにもうってつけ。
この週末、ハロウィンにまつわるお話をしながら、お子さんと一緒に手づくりするのも楽しそうですね。
■パンプキンパイ調理時間45分+焼く時間
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レシピ制作:料理家 橋本敦子
<材料 4個分> 冷凍パイシート(18×18cm) 2枚
打ち粉(強力粉) 適量
<パンプキンクリーム>
?カボチャ 150g
?グラニュー糖 大さじ1
?ブラウンシュガー 大さじ1
?生クリーム 大さじ1.5
?バター 10g
?卵黄 1個分
?ラム酒 大さじ1/2
?シナモンパウダー 少々
?クローブパウダー 少々
<卵液>
?卵黄 1個分
?水 大さじ1
<仕上げ用ジャム>
?アプリコットジャム 大さじ2
?水 大さじ1.5
<下準備>・カボチャは皮をむいて種とワタを取り除き、4cm角くらいの大きさに切る。冷凍パイシートを冷蔵庫に入れて半冷凍にしておく。
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・鍋に<仕上げ用ジャム>の材料を入れて混ぜながら火を通す。オーブンは200℃に予熱する。<卵液>の材料を混ぜ合わせておく。
<作り方>1、<パンプキンクリーム>を作る。耐熱容器にカボチャを入れ、ラップをして電子レンジで約3分加熱する。竹串がスッと刺さったら、熱いうちにマッシャーなどでつぶす。
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2、鍋に(1)、グラニュー糖、ブラウンシュガー、生クリーム、バターを入れて中火にかけ、木ベラでよく混ぜ合わせる。しっとり全体に混ざったら火からおろし、卵黄、ラム酒、シナモンパウダー、クローブパウダーを加えて混ぜ合わせ、冷ましておく。
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3、打ち粉をした台の上に、冷凍パイシートを置いて麺棒で少し伸ばす。飾り用に少し残し、それ以外を4等分に切る。切った1枚分に<パンプキンクリーム>を1/4量のせる。
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4、(3)にもう1枚のパイシートを上からかぶせ、縁をフォークなどで押さえる(4個作る)。飾り用に残りのパイシートをジャックランタンなどのクッキー型で抜く。
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5、(4)に<卵液>を薄くぬって、200℃に予熱しておいたオーブンで約20分焼く。
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6、粗熱が取れたら、<仕上げ用ジャム>を刷毛でぬり、飾り用のパイを飾る。
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ところで、「ジャック・オ・ランタン」は、もともとはカブをくり抜いたランタンだったそう。スコットランド人がアメリカに移民して以降、アメリカではカブがあまり採れなかったために、カボチャへと変化していったそうです。
(フジノアサコ)