様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。
ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。
もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。
そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。
後輩が可愛げで社長に優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。はじめは納得がいかなかったのですが、その後後輩が早朝に出社してデザインの勉強をしたり、取引先をよく観察したりしていたことを知ります。そして社長が後輩の努力を見ていたことも。
自分が見えていないものがたくさんあったことに気付いた主人公はふたりに謝ったのでした。そんな向上心の塊の主人公を社長は評価します。
■前回のあらすじ
謝罪した主人公に「そうでなくちゃ」と言う社長。実は社長は後輩の案が選ばれるとは思っていなかったのだと明かします。社長は適当な人ですが、今はその適当さがありがたいと主人公は感じたのでした。
社長は適当なようでいて…どうせ努力するならどうせ努力するなら、自分も社長のように温かいものを人に渡せるようになりたい。でもその前に…
(スパイスドラマ(福々ちえ))