甘くとろける温かいチョコレートソースに、好きな具材をつけて楽しむ「チョコレートフォンデュ」。
具材によってさまざまな味が楽しめ、簡単に作れるのが魅力です。みんなでワイワイ囲めるので、パーティーにもぴったり。
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今回は、チョコレートフォンデュの作り方や歴史のほか、おすすめチョコレートレシピもご紹介します。奥深いチョコレートの世界を知れば、ますますチョコレートが好きになりますよ。
■チョコレートフォンデュの歴史チョコレートの発祥は約三千年前の中南米。
先住民族が薬として飲んでいた「ショコラートル」という苦く、舌触りの悪い飲み物だと言われています。この飲み物は、16世紀ごろにスペイン人の将軍によってヨーロッパにもたらされました。しかし、そのままでは飲みにくいため、砂糖やスパイスが加えられ、甘いチョコレートとしてヨーロッパ全域に広まっていきました。さらに19世紀になると、チョコレートを固形化する技術が生まれ、飲み物から食べ物へと変化。
そんな中、
チョコレートフォンデュが生まれたのは1960年代半ばのニューヨークでした。スイス料理のレストラン「シャレースイス」のオーナーであるコンラート・エグリが、スイス製のチョコレートブランド「トブラローネ」の宣伝の一環として作ったデザートが、世界で最初のチョコレートフォンデュとされています。スイスではもともとチーズフォンデュが一般的であり、それを真似てデザートとして楽しめるアイデアが生まれたのかもしれませんね。
■チョコレートフォンデュの楽しみ方チョコレートに生クリームなどを加えて加熱し、トロトロにしたチョコレートソースにさまざまな具材をつけて食べるチョコレートフォンデュ。具材はフルーツやマシュマロ、ビスケットなどが定番ですが、
ポテトチップスやチーズといった塩気のあるものも合いますよ。おうちでチョコレートフォンデュを作るときは、いろいろな具材を用意して、楽しみながら味わうと盛り上がること間違いなしです。
■チョコレートフォンデュの作り方電子レンジで気軽に作れるチョコレートフォンデュのレシピをご紹介します。刻んだ板チョコと生クリームをレンジで溶かすだけなのでとっても簡単。お酒のおつまみとしても◎です。
いろいろフルーツの簡単チョコレートフォンデュ
【材料】(2人分)板チョコレート(ブラック) 2枚
生クリーム 100ml
ラム酒 小さじ 1/2
お好みのフルーツ(バナナ・ラズベリー・キウイ・イチゴ等) 適量
マシュマロ 適量
ビスケット 適量
【下準備】1、板チョコレートは包丁で刻んでおく。
【作り方】1、耐熱のココット皿等に、刻んだ板チョコレート、生クリームを入れてサッと混ぜてから電子レンジで約30秒〜1分加熱する。
電子レンジによって、加熱時間が前後することがあります。チョコレートが溶けるまで加熱してください。
![いろいろフルーツの簡単チョコレートフォンデュの作り方1](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1703038652470/detail/544fcb2001192b1ba7904fca61625fe5904d943ec17316bb46bba18d4c70e83f.jpg)
2、(1)にラム酒を加え、泡立て器で滑らかになるまでよく混ぜる。お好みのフルーツやマシュマロ、ビスケットに添えていただく。
ラム酒の量はお好みで調整してください。
【このレシピのポイント・コツ】板チョコレートは1枚55gのものを使用しています。
電子レンジは600Wを使用しています。
■まだまだある! <チョコレートフォンデュ>レシピ2選・チョコフォンデュ
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アーモンドのような香りを持つアマレットは、チョコレートとの相性が抜群です。濃厚なチョコレートソースを具材にたっぷり付けて食べると、一口で幸せ気分に包まれます。大人向けの味わいなので、パーティーやおうち飲みにぴったりです。
・バレンタインやパーティーに! チョコフォンデュ
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具材のプチシュークリームやバナナは冷凍庫で凍らせるのがポイント。温かいチョコレートソースと冷たい具材が、絶妙にマッチします。イモケンピも? と思うかもしれませんが、チョコレートによく合い、美味しいです。好きな具材でいろいろ試してみてください。
■おすすめ<チョコレートスイーツ>レシピ10選・ホットチョコレート
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寒い日のおやつにおすすめしたい、ホッと温まるホットチョコレートです。板チョコレートを刻んで、お湯と牛乳で伸ばすだけなので簡単。トロッと溶けたマシュマロがたまりません。疲れたときに飲むと、とっても癒やされますよ。
・チョコナッツ
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フライパンで軽く炒ったミックスナッツに、チョコレートをからめて冷やし固めるデザート。香ばしいナッツとチョコレートは間違いない組み合わせですね。仕上げに岩塩をかけると、お酒にも合うスイーツに仕上がります。
・クッキーのチョコサンド
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市販のクッキーに溶かしたチョコレートをはさむ、お手軽なスイーツ。チョコレートに生クリームを混ぜるので、完全には固まらず、トロッと柔らかな食感です。好きなクッキーやチョコレートを選んで、アレンジするのも◎。
・ミニチョコパイ
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冷凍パイシートにジャムとチョコレートをはさんで焼くだけ! パパッと作れるチョコパイです。短時間で作れて見栄えも良いので、急な来客にもおすすめ。いろいろなジャムやチョコレートを入れて味わうのも良いですね。
・チョコプリン
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食べたいときに電子レンジですぐに作れるチョコプリンのレシピ。チョコレートを溶かして卵と混ぜ合わせ、電子レンジで加熱すれば完成です。お好みでホイップクリームやアイスクリームをトッピングしてもOK。
・ホットチョコバナナサンド
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朝食にも最適なのが、チョコレートを使う甘いホットサンドです。温めた甘いバナナとチョコレートの組み合わせは、子どもからも大人気。ホットサンド焼き器がなければ、ヘラなどを使って少し押さえながらフライパンで焼いても作れます。
・生チョコレート
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口溶けなめらかな、定番の生チョコレートです。口の中に入れると、スッと溶けてなくなります。混ぜて冷やし固めれば作れますが、とろける口溶けにするためには分量が重要。まずはアレンジなしでお試しください。
・熱々トロリ! フォンダンショコラ
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トロ〜リとろけるガナッシュがたまらないフォンダンショコラ。ガナッシュとショコラ生地を別々に作る必要があり、工程は少し多いですが、材料を順番に混ぜていくだけなので想像以上に簡単です。ぜひ焼きたての熱々を堪能してくださいね。
・ブラウニー
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しっとり濃厚なチョコレートブラウニーのレシピ。混ぜて焼くだけなので、お菓子作り初心者も失敗せずに作れます。ローストしたクルミの香ばしさが濃厚チョコレートと見事にマッチ。苦いブラックコーヒーと一緒に味わうと絶品ですよ。
・ずっしり濃厚!本格ガトーショコラ
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チョコレートケーキの定番、ガトーショコラ。外はフカッ、中はしっとり濃厚で、ビターな味わいが男性にも人気ですね。ひび割れた表面が美味しさの証です。冷蔵庫に入れて翌日食べると、生地が落ち着き、焼きたてとは違った風味を楽しめますよ。
チョコレートフォンデュは、チョコレートと生クリームを温めるだけと簡単なので、パーティーのデザートにもってこいです。その際、好きな具材をそれぞれ持ち寄るのも◎。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、チョコレートフォンデュやチョコレートスイーツを作ってみてくださいね!
(稲見ぶん)