しびれる辛さがやみつきになる麻婆。定番の豆腐をはじめ、ナスや春雨なども人気ですよね。
今回は、具材別に人気の麻婆レシピと、麻婆にぴったりな副菜やスープレシピを合わせて【30選】ご紹介します。
中華献立の組み合わせを考える際の参考にしてくださいね。
料理のレパートリーが一気に広がりますよ。■【麻婆豆腐】の人気レシピ9選・コク旨! 基本の麻婆豆腐
つるんとなめらかな絹ごし豆腐と豚ひき肉を使う、王道の麻婆豆腐です。豆腐は下茹でしてからスープで煮ると味がしみ込みやすくなります。豚ひき肉は白っぽくなるまで炒めてからスープを加えましょう。辛いのが好きな方は豆板醤を増やしてくださいね。
・麻婆豆腐
木綿豆腐と絹ごし豆腐を両方使うと、食感豊かな麻婆豆腐に仕上がります。ニンニクやショウガの香り、干しシイタケの旨みが全体に行き渡り、お店のような本格的な味わいを楽しめます。
・ピリ辛麻婆豆腐
白ネギ・ショウガ・ニンニクをたっぷり使い、豆板醤で辛味を加える麻婆豆腐です。グリンピースの緑が鮮やかで、見た目が華やかなのも魅力。グリンピースがないときは、ニラや青ネギで代用してもOKです。ラー油や花椒でさらに辛くしても美味しいです。
・ニラたっぷり塩麻婆豆腐
旨味調味料と塩で味付けする麻婆豆腐は、あっさり味。ニラの香りと食感が絹ごし豆腐と好相性です。みじん切りのショウガをたくさん入れると、さらに味わい深くなりますよ。ごはんにのせるアレンジもおすすめ。
・カレー風味大人の辛口麻婆豆腐
麻婆豆腐をイチから作るのは大変、という方はレトルトカレーを活用しましょう。カレーにしっかり味がついているので、ひき肉は淡泊な鶏を使うとバランスよく仕上がります。隠し味の酢がアクセント。しつこくなりすぎず、全体をまとめてくれます。
・赤みそ仕立ての麻婆豆腐
辛口の赤みそを麻婆豆腐に加えると、コクと風味がワンランクアップします。オイスターソースやきび砂糖も使うため、旨みたっぷり。少し濃いめの味付けでごはんが進みますよ。そのまま食べるだけでなく、中華麺やごはんにのせても◎です。
・トマト入りマーボー豆腐
トマトのフレッシュさが際立つ麻婆豆腐はいかがでしょうか。合わせ調味料はみそやしょうゆなどなじみのあるものばかりなので、手軽に作れますよ。トマトの加熱は温まる程度でOK。さっぱりした麻婆豆腐を食べたいときにおすすめです。
・キノコたっぷりベジ麻婆豆腐
お肉を使わなくても、満足感のある麻婆豆腐を食べたい方はこちらがイチオシ。粗みじんにしたキノコをひき肉代わりにすることで、食感も香りも豊かに。甘みとコクのある甜菜糖とみその風味が食欲をかき立てます。レシピでは水溶き葛粉を使っていますが、葛粉がないときは片栗粉でもOKです。
・つくねのあっさりマーボー
ひき肉がないときは、市販のつくねを使うと良いですよ。あえて粗く崩すと食感が楽しめます。ひき肉で作るよりもあっさりしていて食べやすいのがポイント。ニンニクとショウガのすりおろしはチューブでも代用できます。刻んだネギやニラを加えるアレンジもおすすめ。
■【麻婆ナス】の人気レシピ7選・麻婆ナス
大きめに切ったナスやタケノコが存在感抜群です。豚ひき肉や香味野菜などを炒めたら、野菜を加えて煮ます。豚ひき肉の旨みを吸ったナスが絶品。辛さは豆板醤の量で調整してくださいね。
・トロトロナス麻婆
ナスは火が通るのに時間がかかるため、レンジ加熱しておくと良いですよ。また、こちらのレシピではひき肉の代わりに小間切れの豚肉を使うのもポイント。やわらかなナスとのコントラストが絶妙です。
・ピリ辛スタミナマーボーナス
麻婆ナスにピーマンとパプリカを加えると、カラフルな見た目に。ピーマン特有のパリッとした食感も楽しめます。野菜を先に炒めてからいったん取り出し、豚ひき肉に火が通ったら戻し入れましょう。食感を損なうことなく仕上がりますよ。
・麻婆ナス
鮮やかな緑色が特徴の甘長唐辛子を加えた麻婆ナスは、見た目も食感も抜群。ナスは素揚げするため、甘みがギュッと詰まっていますよ。とろけるようなナスと歯ごたえの良い甘長唐辛子が好相性。辛味と相まって箸が止まりません。
・揚げずにヘルシー! 麻婆ナス
ナスを揚げるとカロリーが気になる、という方はこちらの麻婆ナスがおすすめ。豚ひき肉と一緒に炒めることで揚げなくても旨みたっぷりに仕上がります。絹ごし豆腐を加えて、麻婆ナスと麻婆豆腐のコラボレーションを楽しみましょう。
・さっぱりマーボーナス
しょうゆやチキンブイヨン、豆板醤などで味付けした麻婆ナスは、さっぱりしていて食べやすいのが特徴です。さらにさっぱりさせたいときは、煮込むときに少量の酢を加えても良いです。ナスをひき肉と同じ鍋で炒めるため、手軽に作れます。
・炒めて混ぜるだけ! 麻婆茄子 こだわりの味
麻婆ナスを鶏むね肉で作るとあっさり味に。ナスはレンジで加熱するため、油を使わずに下ごしらえできるのもポイントです。ナスにある程度火が通っているので、煮込み時間が短くて済むのも良いところ。甜麺醤や鶏ガラスープの素などを使うため、簡単ながら奥深い味わいに仕上がります。
■【麻婆春雨】の人気レシピ4選・ご飯がすすむ! マーボー春雨
ツルッと食感の春雨に、タケノコやシイタケ、ピーマンなどの野菜を組み合わせます。食感の異なる食材を使うことで、麻婆春雨の美味しさが際立ちますよ。調味料は顆粒チキンスープの素やしょうゆなど身近なもので良いため、思い立ったときにすぐ作れます。
・ご飯がすすむ! ピリ辛麻婆春雨
麻婆春雨だけだと野菜が足りない、という方にぴったりなのがこちらのレシピ。ニンジンや小松菜などを使うため、栄養バランスの整った一品になりますよ。淡泊な鶏ひき肉と野菜がベストマッチ。幅が広く太い春雨で作ると、もっちり食感に。食べ応えが増して主食代わりにもなります。
・小松菜マーボー
野菜メインの麻婆春雨を作りたいときは、小松菜を活用するのがイチオシです。シャキッとした小松菜と春雨の食感がやみつきになる美味しさ。小松菜は豚ひき肉ともよく合うので麻婆春雨にぴったりです。彩りをプラスしたい方は細切りのニンジンを加えると良いでしょう。
・ナス入り麻婆春雨
ナス入りの麻婆春雨はボリューム満点。ナスを大きめに切るので、食感よく仕上がりますよ。オイスターソースや甜面醤などで作ったコク深い煮汁を春雨が吸って、極上の味わいに。トッピングのパクチーで爽やかさをプラスしてくださいね。
■【麻婆大根】の人気レシピ2選・マーボー大根
ゴロッと大きめにカットした大根がみずみずしいです。大根の旨みを閉じ込めるために、表面を焼きつけておくのがポイント。全体に焼き色がつくまで火を通すことで、煮込み時間の短縮にもつながりますよ。大根や水煮タケノコを多く使うため、満足感がありつつカロリーが低めなのも魅力です。
・麻婆大根
大根をサイコロ状に切ると、下茹で不要で麻婆大根が作れます。大根は甘みが強い上の部分を使うと、より美味しさがアップしますよ。炒めた豚ひき肉と一緒に煮込んだら、水分を飛ばしてから調味料を加えます。旨みが凝縮して深い味わいになります。
■【麻婆白菜】の人気レシピ2選・ご飯が止まらない! 簡単ピリ辛麻婆白菜
豚ひき肉や香味野菜、豆板醤の旨みを吸った白菜はやわらかく、格別の美味しさです。白菜は芯と葉を時間差で加え、食感を楽しみましょう。オイスターソースと赤みそのこっくり味でごはんが進むこと間違いなしです。
・マーボー白菜
マーボー白菜に水煮タケノコを加えると、食感のコントラストを堪能できます。白菜、タケノコどちらも甘みがあるので、ピリ辛味によく合いますよ。強めにとろみをつけて丼にするアレンジも◎。野菜もお肉もたっぷり食べたい日にいかがでしょうか。
■麻婆に合う中華副菜レシピ3選・中華クラゲの和え物
麻婆は濃いめの味付けが多いので、副菜はさっぱり味を選ぶと良いです。中華クラゲとキュウリを使った和え物はゴマ油だけで味付けするため、簡単なのもうれしいですね。豆腐やナスなど、どんな麻婆にも合わせやすいですよ。
・中華風コールスロー
麻婆は野菜が不足しがち、という方は副菜にコールスローを作ってみませんか? たっぷりのせん切りキャベツにチリメンジャコの風味、すり白ゴマやマヨネーズ入りの中華ドレッシングが好相性。玉ネギや水菜を加えても美味しいですよ。
・サバと豆苗のドレッシング和え
麻婆は肉を使うことが多いので、魚の副菜がおすすめ。豆苗をレンジ加熱したら、サバ缶を和えれば出来上がり。火を使わずに作れるので、麻婆でコンロがふさがっていても安心です。
■【麻婆に合う中華スープ】レシピ3選・レタスの中華スープ
2人分でレタス1/4個を使うスープは、野菜が不足しがちな麻婆にぴったり。レタスは加熱すると食感が悪くなってしまうため、スープが出来上がってから鍋に加えます。シャキッとみずみずしいレタスの食感がとろみのついた麻婆と好相性です。
・中華卵スープ
中華料理で人気の卵スープも、麻婆によく合いますよ。ふわふわ卵とやさしい味わいが辛い麻婆の風味を引き立ててくれます。コーン缶やカニカマを入れても美味しいので、ぜひ試してみてください。
・トマトの中華スープ
麻婆に合わせるスープはさっぱり味がおすすめ。生トマトの酸味や貝われ菜のほろ苦さがくせになります。ひき肉をたっぷり使った麻婆と組み合わせると、バランスの良い献立になりますよ。
■いろんな麻婆で中華献立を楽しんで! 麻婆は豆腐やナス、春雨といった、さまざまなバリエーションがあります。味付けもあっさりとしたしょうゆや塩ベースのもの、みそやオイスターソースのこっくり味など多様。
麻婆に使う食材は比較的どんな味にも合わせやすいので、アレンジを楽しむのもおすすめです。
主菜が麻婆の日はあっさり味の副菜やスープを組み合わせましょう。
意外と簡単にできるレシピが多いので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
(ともみ)