うどんの本場・讃岐の定番メニューのひとつ「釜揚げうどん」。
生うどんをたっぷりのお湯で茹で、つけ汁に浸けて食べるシンプルなメニューですが、通常のうどんと何が違うかご存じですか?
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今回は釜揚げうどんの特徴や基本の作り方をご紹介します。
また、
おうちで簡単に作れる「冷やしうどん・温かいうどん」のレシピ【10選】を厳選しました。季節の境目である晩春に、美味しいうどんをぜひご堪能あれ。
■【釜揚げうどん】とは?釜揚げうどんとは、
「茹でたての熱いままのうどん」のこと。茹で上がった麺を冷水で締めずにそのまま器に盛り、つけ汁で食べるタイプのうどんです。熱々のうちに食べることで麺がふっくらと柔らかく、うどん本来の味を損なうことなく楽しめます。
一方で、茹でたあとに冷水で締めてから、再度熱湯に入れたものは
「湯だめうどん」と呼びます。外見は釜揚げうどんと同じなのですが、冷水で締めることで余計なぬめりが取れて噛み応えが良いのです。
釜揚げうどんは茹で上げ直後にしか作れませんが、湯だめうどんはうどん玉さえあれば、いつでも作れます。
■【釜揚げうどん】の作り方生うどんはたっぷりの熱湯で茹でるのが鉄則! 先につけ汁を作っておけば、出来立て熱々の釜揚げうどんを楽しめます。レシピでは、ポン酢つゆ・みそつゆ・ピリ辛つゆの3種を用意。季節や好みによって自由に楽しみましょう!
釜あげうどん
【材料】(1人分)うどん 1玉
青ネギ 2本
ホウレン草 1束
<ポン酢つゆ>
レモン汁 1/2個分
しょうゆ 大 2
酒 小さじ 1
みりん 小 1
<みそつゆ>
練り白ゴマ 大 1
みそ 小 1
酒 小 1
砂糖 小 1
しょうゆ 大 1
<ピリ辛つゆ>
ショウガ(すりおろし) 小 1/2
豆板醤 小 1/2
しょうゆ 大 2
<きんぴら薬味>
ニンジン 1/2本
ジャガイモ 1個
酒 小 1
砂糖 小 2
しょうゆ 小 2
赤唐辛子(刻み) 少々
ゴマ油 大 1
白ゴマ 少々
【作り方】1、<きんぴら薬味>のニンジン、ジャガイモはせん切りにし、ゴマ油で炒め合わせる。しんなりしてきたら酒、砂糖、しょうゆ、刻み赤唐辛子を加え、汁気が無くなるまで炒め合わせる。白ゴマを指先でひねり、香りを立てながら振りかける。
![釜あげうどんの作り方1](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1713139015459/detail/67b49e8422c95aab9428ecf8c5567e9460cda6bdb2cb6f2f2aca056945f2d4c0.jpg)
2、鍋にたっぷりの熱湯を沸かし、うどんを加える。煮立ってきたら水洗いして5〜6cmに切った青ネギやほうれん草を加え、しんなりすれば火を止めゆで汁ごと器に盛る。
![釜あげうどんの作り方2](https://beauty-cdn.oricon.co.jp/img/column/4/E1713139015459/detail/0f6951db89199e5c49cf24d39af16e424be95015d417c1d2fc48bf2c49efcb20.jpg)
3、<ポン酢つゆ>、<みそつゆ>、<ピリ辛つゆ>はそれぞれを器で混ぜ合わせ、ゆで汁をお好みの濃さまで加えて下さい。(はじめは少し濃いめの方がいいですね、ゆでおうどんをつけいただいているうちに、薄くなるでしょうから)お好みのつゆに<きんぴら薬味>を入れ、ゆでうどんを野菜ごとつけて、いただきます。
【このレシピのポイント・コツ】お洒落な鍋なら鍋ごと食卓に運んでもいいですね!うどんをゆでる鍋に卵を落とし、半熟状態の時にお玉ですくい上げ、つゆの器に入れ、大きく混ぜ合わせ、からめていただくのも美味しいです。バリエーションが広がりますね!
■晩春に食べたい【冷たいうどん】レシピ5選夏の一歩手前。さっぱり冷た〜いうどんを食べて暑さや疲れを吹き飛ばしましょう!
冷凍うどんをストックしておけば、思い立ったらすぐ作れますよ。
・冷やしきつねうどん
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定番の「きつねうどん」を冷やしぶっかけverにアレンジ! 甘辛なお揚げとさっぱり冷たいうどんのコラボが最高です。シンプルな材料で手軽に作れ、暑い日のランチにもってこいですね。
・冷やし月見とろろうどん
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冷たいうどんに卵黄、とろろ、梅干し、大葉をのせる、つるんと爽やか系メニューです。ねばねばパワーと梅干の酸味で体の内側から元気になりそう。のど越しが良く、食欲がわかない日でもさっぱり食べられます。
・揚げナスの冷やし肉みそうどん
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トロッとした揚げナスとピリ辛な肉みその黄金コンビ。肉の旨味と揚げナスのコクがつゆに溶け出して、最後の一滴まで飲み干したくなります。がっつり&さっぱり食べられて、食べ盛りの子どもや男性にも好評です。
・おろし冷しゃぶうどん
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うどんの上に豚しゃぶ、貝われ菜、大根おろしなどをのせたら、ポン酢しょう油をかけるだけ。サラダ感覚でさっぱりと食べられ、栄養バランスもGOOD。忙しい日やサッと済ませたいランチにおすすめです。
・具だくさん冷やしうどん
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鶏ささ身×豆モヤシとヘルシーでありながら、1品で大満足な仕上がりです。濃厚ゴマダレをたっぷりかけてお召し上がれ。お好みでラー油や豆板醤を入れても◎。ダイエット食としてもぴったりです。
■晩春に食べたい【温かいうどん】レシピ5選晩春と言えども、朝晩は肌寒い日がありますよね。夕飯や夜食に温かいうどんはいかがですか?
温かいうどんは消化に良く、胃が疲れているときにもおすすめです。
・あんかけ卵うどん
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あんかけうどんは時間が経っても冷めにくく、体の芯から温まる一品です。麺つゆを使えば簡単に味が決まり、ショウガの風味がいいアクセントに。ふんわり卵がうどんにしっかりとからんで美味です。
・鶏のうま塩うどん
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具材を切って煮るだけと、わずか5分で完成! 鶏ガラベースのあっさり旨塩スープが美味しく、鶏肉の旨味もたっぷりです。ボリュームUPしたいときは、お好みで野菜をプラスしましょう。
・カレーうどん
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市販のカレールウ×麺つゆを使って、お蕎麦屋さんのような絶品カレーうどんを再現。火が通りやすい食材を使うので煮込み時間が短く、10分で完成します。子どもから大人まで満足できそうです。
・ワカメとキノコの煮込みうどん
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食物繊維たっぷりなワカメとキノコを組み合わせた、ヘルシーで消化に良い一杯です。うどんと具を一緒に煮込むことで、しっかり味に。栄養バランスも整っているため、ダイエット中や夜食にもイチオシです。
・カルグクス〜韓国風アサリうどん〜
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韓国の人気うどん「カルグクス」をおうちで簡単に。アサリの旨味が効いただしがたまりません。辛味のないあっさりとした味わいも魅力です。レシピでは、きしめんを使っていますが、冷凍うどんでOK。辛いのが好きな方は糸唐辛子をのせてどうぞ。
私たちにとって身近な食べ物の「うどん」。ちょっと暑い日は冷やしで、肌寒いなと感じる日は温かくして、おうちで自由に味わいましょう。出来立て熱々を堪能できる、釜揚げうどんもぜひ試してみてくださいね。
(川原あやか)