滝沢カレン、ワードセンス全開で新作レシピ紹介「新社会人として飛び出すマカロニのグラタン物語」
2020-06-25 06:00 eltha
4月に発売されたレシピ本『カレンの台所』が15万部を超えるベストセラーとなり、今その腕前が大注目の滝沢。独特すぎるカレン語をたっぷり効かせた料理解説は、きっちりした手順も細かな分量も一切なしというもので、それでいて「読んだら不思議と作ってみたくなる」と話題になっている。
今回は同書が『Oggi』に出張し、新作2品を紹介。先月号ではカレン節満載の映画レビューに挑戦したが、今回のレシピ紹介でもカレンワールドは全開。例えば、「今回は、新社会人として飛び出すマカロニのグラタン物語です。どうしたってなかなか昇進しないが、会社にとっては大事な鍵を握る中堅社員の玉ねぎを丸々1個使います」。「牛乳を少しずつ、また少しずつ鍋の中に入れます。少しずつと言いつつ、結局ふたりの人間が牛乳を飲むくらいの量を入れます」といった具合。
型破りの表現は、ほかにも「玉ねぎの上司である『鶏肉専務、来て下さい』「木綿女子(豆腐)が油の中できゃーきゃー言いながら」…など。糸井重里氏が『カレンの台所』の帯で「新しい日本語をデザインしている」と称賛したの納得の言葉がズラリ。さらに、台所に立つのが楽しくなるヒントや、愛用のキッチンアイテムの公開など、滝沢こだわりのお料理ライフをQ&Aで紹介する。
「料理しながら何をしていますか?」という質問には、「たまに壁をカメラだと思い、ひとりでしゃべったり、感激したりして料理研究家になったつもりで料理することはあります」と、ひとり料理番組のように楽しんでいるという。実際に料理をつくってみたOggi読者モデルは「カレンさんの文章がかわいくて、優しい人柄が伝わってくるようです。初めて“感覚”で唐揚げをつくったのですが、いつもより美味しくできて感動!」と感想をもらした。