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”くれるのが当たり前”な子どもの態度にモヤモヤ、お年玉の出費「回収できない」子なし夫婦の切実な声

2023-01-01 eltha

お年玉が原因で、親戚同士モヤモヤした経験も

お年玉が原因で、親戚同士モヤモヤした経験も

 お正月の帰省、子どもの頃は”お年玉”がもらえる楽しみがあったが、大人になってあげる立場になると、親戚同士で金額が釣り合わずにモヤモヤしたり、「別のおばちゃんはもっとくれたのに〜」などと子どもからグサッとくる一言をもらったり、トラブルの火種になってしまうことも多い。大人たちが感じている、”お年玉”へのボヤきとは…?

入念な確認・準備をしても想定外のことが起こるお正月

 お年玉をあげるために”新札”を用意しなければならず、「1000円札を集めるのに3〜4つのスーパーをはしごした」(50代/岡山県)という声も。

 両替をしたり、流行りのキャラクターが描かれたポチ袋を用意したり、子どもたちにとっては一番の楽しみごとであるため、大人側も抜かりない準備が必要。金額設定をいくらにするか、何歳から何歳まであげるのか、当日子どもは何人いるか…その確認で生じるモヤモヤの声が寄せられた。

「姪っ子がまだ赤ちゃんなのに、義理の弟がお年玉を渡しており、こちらは準備しておらず少し気まずかった」(40代/神奈川県)

「甥・姪にお年玉をあげるのに、最初の子を”大学卒業まで”と取り決めをしてしまったため、それに続いて産まれた子たちが高校までしか行かなかった時に何となく不公平だと感じて卒業後もお年玉を与える事になった。初めから全員高校あるいは中学卒業までと決めるべきだった」(50代/大阪府)

「何歳までお年玉をあげるのか、兄弟で年齢によってお年玉の額をいくらにしたらいいのかいつも悩んでいました」(60代/大阪府)

「兄弟たちと年齢が離れていることもあり、私だけがお年玉を姪っ子甥っ子にあげない時があって、気まずかった。私は小学生からしかお年玉をあげられない(人数が多いので後々のことを考えて)ため、なぜ私だけが社会人になってもあげないのかみんなの視線が痛かった」(20代/兵庫県)

「主人のお姉さん宅に遊びに行き、お姉さんのお子さんにお年玉を用意していました。お姉さんの旦那さんの連れ子が来ているのを知らず、お年玉やポチ袋を用意していなかったので渡すに渡せず、帰り際にお義母さんにお願いして、お姉さんのお子さんにだけ後から渡してもらうことになりました」(30代/福島県)

「ものすごく親戚が多いので、お年玉を渡す相手が多い。お年玉は年齢に応じて値上げしないといけないのが辛い」(60代/大阪府)

「こちらはまだ子どもがいなく、遠方からで旅費もかかってるのに、夫の実家の子どもたちに3000円×12人くらい お年玉を徴収される。遠慮しろ!と思う」(40代/神奈川県)

「バツイチ子持ちの女性と再婚した従兄がいるのですが、その女性が連れ子5人全員にお年玉をくれと言ってきて驚きまきた。言われなくても渡すつもりではいたけど、厚かましいなと」(30代/佐賀県)

実娘の子にはお年玉を用意する義母にモヤモヤ

孫にお年玉をくれない義父母の心理とは…「目に入れても痛くない」説はウソ?

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 渡す金額が大きくなればなるほど、新年のお祝いだと割り切ることはできず”見返り”を求めてしまうもの。子どもの人数に対する金額の不平等感、渡し続けているのにもらえない理不尽なエピソードも…。

「こちらは年齢が幼くても渡しているが、相手は私たちよりも高収入にも関わらずまだ幼いからと(お年玉が)無かったり、金額も想像しているよりはるかに少額。相手に会わせれば良いのかもしれないけれど、子どもたちはその場で中身を確認するのに出してしまうから、その家族にだけ少なくするのは出来ないようで、毎年モヤモヤしてました。今でも思い出すと納得いかない」(60代/大阪府)

「義妹が学生のころお年玉をあげていたのに、娘には20歳で終わったこと。しかも、ずっと働いていてあげる相手も我が子ひとりなのに、ずっと3000円か5000円だった(何故かその年によって違う)」(40代/大阪府)

「姪っ子へのお年玉の額について、私の子どもは2人、姪っ子は1人なので、少し多めの額をあげたら、私の子どもにはすごい少ない金額だった。兄夫婦へのお土産も持っていったら、兄夫婦からは何もなかったことがあり、モヤモヤした」(50代/埼玉県)

「旦那の親せきの子供にお年玉をあげたが、次の年も、うちの子には渡してくれなかった。ありえない」(40代/愛知県)

「義母がずっとお年玉を子どもたちに出さなかったので、そういう風習の家だと思っていた。小学校に上がる頃になって義母の娘の子どもが久しぶりに正月に来ることになった途端に用意した。今までの正月に用意しなかった意味が全くわからなくなった」(50代/東京都)

「出費ばかりで一生回収できることはない」実家から遠のく子なし夫婦

年齢によって、どれだけの差をつけるのかも悩みのひとつに

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 子どものいない夫婦から切実な声が。一方的にお祝いをあげ続けることになり、帰省しても出費だけがかさんでいく。納得できず、「もう行く意味なくない?」と実家から足が遠のくケースも。

「未婚で子どもがいないのに、姉妹の子どもに一方的にお年玉をあげるのが、モヤモヤする。しかも経済的に私に余裕があるならまだしも、姉妹家庭の方が余裕のある生活をしている。時に親が気を遣って何かしてくれるなら、甥や姪にも気持ちよくあげられるんですが、子どもも”してもらうのが当たり前”という態度に足が遠のき、毎年行こうとは思わない。」(50代/神奈川県)

「家には子どもがいなく、犬を子ども同然に可愛がっている。お正月になると、兄弟の子ども、親戚の子どものお年玉をあげなければならない。でも毎年やりっぱなしで、大変な出費になる。せめて家のワンコにフード代のお年玉だよ〜って500円玉でも入れて渡してくれる心遣いがほしいといつもモヤモヤしている。」(60代/北海道)

「妹には子どもが2人いて、私には子どもはいない。毎年毎年、妹の子どもにお年玉やお誕生日プレゼントクリスマスプレゼント、入学祝いなどをあげないといけないが、私の方は子どもがいないので出費ばかりで回収できることがない」(40代/長崎県)

 「自分が貰ってきたものを返す」「お祝いごとだから…」と気持ちよくあげられる時代ではなくなってきている。不平等を感じたり、申し訳なさを感じたり、身近な関係に遺恨を残してしまうこともあるお年玉のモヤモヤ。それぞれの立場が納得できる着地点が見つけられることを願うばかりだ。

調査対象:OMR会員 20〜60代女性
サンプル数:大人になってから年末年始に家族で集まった経験があり、その際「悩み」「モヤモヤ」を経験したことがある方1000名
調査期間:2022年12月6日(火)〜12月12日(月)
調査手法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
リンク:http://omr.oricon.co.jp/?cat_id=omr-eltha
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