仕事、家事、子育て…年末忙しいパパママのストレス対策に 専門家が解説、注目「GABA成分(γ-アミノ酪酸)」
2022-12-20 eltha
“師走”とも言われるほど、忙しい12月。子育て世代のパパママも、仕事に家事に育児にと、まさに振り返る暇もないほどの忙しさ。ストレスや睡眠の質の低下などを感じている人も多いのでは。そこでeltha編集部では、育児中のパパママがどのようなストレスを感じているのか調査を実施。ストレスへの備え方、イキイキと過ごす方法を江崎グリコの研究員に聞いた。
「熟睡したい、モヤモヤ気分を前向きにしたい…」子育て世代の切実な声
子どもは可愛いものの、子育て中に心身のストレスを感じてしまう瞬間は少なくない。夫婦で家事、育児を協力して分担していても、どちらかの比重が多くなってしまうケースも多く、そこに仕事が加わると忙しさで余裕がなくなることも…。eltha編集部で子育て中のパパママにヒアリングをしたところ、様々な声があがってきた。
◆ぐっすり眠りたい
◆気持ちの余裕がない
◆モヤモヤ気分
今回、編集部の子育てパパママたちから寄せられたのは「熟睡したい」「イライラやモヤモヤを抑えてリラックスしたい」といった声。これらのお悩みを軽減するには、どのようなアプローチが有効なのだろうか。ストレス低減効果のある“GABA成分”を研究する江崎グリコ株式会社の商品技術開発研究所研究員・古谷 正樹(以下同)さんは、ご自身のストレス対策方法についてこう話す。
近年注目の「GABA成分」どのようなはたらきがある?
では、「熟睡」や「リラックス」に役立つとして、近年注目されている“GABA成分”とはどのようなものなのか。GABA成分は、私たちの体内に元々存在しているアミノ酸の1種で、正式にはγ-アミノ酪酸と呼ばれる。主に脳や脊髄において精神を安定させる神経伝達物質で、興奮を静める作用を持つ。そのため、ストレスを低減したり、睡眠の質を整える効果があるそう。
睡眠の質についても、夜行バスでの実験を実施。夕食後にGABA成分を摂取してからバスに乗車したところ、より深い眠りである「ノンレム睡眠」の割合が増加。さらに、起床前2時間の覚醒回数が減少することも確認されたという。その他に、認知・記憶力低下の軽減、血圧低下効果なども科学的に立証され、様々な機能性が分かってきている。
中でも江崎グリコ研究員古谷さんが驚いた効果は、活力を維持する機能があることだと言う。
「GABA成分を継続的に取り入れると、活力を維持できることが検証されており、一時的に落ち込んだ気分を前向きにする効果なども報告されてきています。私も日常生活で落ち込んでしまうときがあるので、継続的に食べるようにしています」
ちょっとしたことでストレスがたまり、寝不足になりがちな子育て中。上手にGABA成分を摂ることで、ストレス低減、睡眠の質向上、筋肉量維持などの効果が期待できそうだ。
実はさまざまな食べ物に含まれる「GABA成分」賢い摂り方
GABA成分は、普段の生活で簡単に摂取できるのも魅力のひとつ。私たち人間はもちろん、動物や植物の中にある天然のアミノ酸のため、日頃口にしているさまざまな食べ物に含まれている。
古谷さんによると、ストレス低減や良質な睡眠のサポートのために有用な摂取タイミングは、約30分ほど前からだと言う。
「GABA成分は、喫食後血中に取り込まれるまで、約30分程度かかると言われています。そのためストレス低減に関しては、ストレスを感じるような作業を行う前、睡眠サポートの場合は、夕食後などおやすみの約1時間〜30分前の喫食を推奨しております」
実はこのGABA成分、数年前から話題となり人気を集めていたが、今年も「機能性表示食品」の受理件数でトップになるなど、今、再び注目を集めている。その要因は「大きく2つ」と古谷さん。
「ひとつは、様々な機能が実証されている点。まだ分かっていないことも多いのですが、最新の研究では、筋肉量の維持効果や認知機能に関する機能など進んでいます。どれも生活に密着する分野のため、関心が高くなっているのだと思います。ふたつめに、ストレス社会へのニーズが高まっている点です。数年前は『ストレスに打ち勝つ』という大きな潮流がありましたが、現在は『いかにストレスとうまく付き合っていくか』が注目を集めています。その選択肢のひとつとしてGABA成分が再認識されているのだと考えています」
2003年頃からGABA成分に注目し、研究・商品開発を進めている江崎グリコは、より詳しい情報を「GABA成分ラボ」にて発表。様々な機能を持つGABA成分の基礎知識から最新研究までをまとめたWEBサイトをチェックして、イキイキ、パワフルなパパママを目指したい。
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