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マウナケア山頂には、日本のすばる天文台や アメリカ・NASAの天文台がある
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1986年のスペースシャトル「チャレンジャー」号の事故で亡くなった宇宙飛行士・オニズカ氏の石碑もある |
澄みわたった空気と晴天率の高さに加え、周囲に明るい建物がないマウナケア山頂。そのため、地球上で観測可能な星の90%が観測できるという貴重な天体観測地となっている。現在は世界9カ国13基の天体望遠鏡が集まっており、雲海をバックにシルバーと白の建物が並ぶ。 ツアーで星空観測が行われるのは、山頂から少し下った標高2800mの場所。ハワイ出身の宇宙飛行士・オニヅカ氏を記念したオニヅカ・ビジター・センター付近だ。見上げるとぎっしりと星が散りばめられた夜空。4〜6月の間のみ、南半球のみ観られる南十字星と北半球のみ観られる北極星を同時観ることができるというのは、ハワイならではの体験だろう。 ハワイならではの星といえば、ハワイ語で“喜びの星”と言う意味のホクレアHokule'aがある。ハワイの真上を常に通過するため、ハワイアンの先祖である古代ポリネシア人が目印に航海をしたという星だ。海図などを使わず、星や月、太陽などを利用するスターナビゲーションによって海を旅した彼らは、自然の声に耳を傾けて故郷のハワイを目指した。ホクレアを見上げて、そんな古代ハワイに想いを馳せてみては?
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