ホーム 旅行&おでかけ > 滋賀県・近江八幡市「織田信長」ゆかりの安土町を歩こう!

滋賀県・近江八幡市「織田信長」ゆかりの安土町を歩こう!

2021.02.21

滋賀県・近江八幡市安土町は、戦国時代の英雄「織田信長」が天下統一を目指す拠点とした地です。信長は、1576年(天正4年)から安土に城と城下町を築き始め天下統一の基盤を作りました。安土町を歩いて、かつて威容を誇っていた壮麗な天主を思い浮かべながら、ダイナミックな戦国ロマンに浸ってみませんか?

JR安土駅が信長の居城・安土城でラッピング

写真:モノホシ ダン

織田信長ゆかりの安土町めぐりの起点となるのは、JR琵琶湖線「安土駅」です。JR安土駅は、2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』にちなみ、信長の居城・安土城を描いた巨大イラストでラッピングされています。2019年11月30日にお披露目され、掲出期間は3年間です。
ラッピングは、約150万円をかけて、高さ約13m、幅約4mのグラフィック用フィルムを駅舎の壁面に貼り付けたもので、安土城を象徴する直線の大手道、その先には青空をバックに天主が高々と聳えています。
フィルムには「信長を旅しよう」のキャッチコピーが添えられ、これを見るだけでもいきなりテンションが上がりますね。
<JR安土駅の基本情報>
住所:滋賀県近江八幡市安土町上豊浦
電話番号:0570-00-2486(JR西日本お客様センター)
アクセス:JR大阪駅から約1時間30分

写真:モノホシ ダン

さらにJR安土駅前には、織田信長の銅像が建っています。天下統一の拠点となる安土城の築城を指図しているところといわれています。銅像の足元には、信長をモチーフにした“飛び出し坊や”が可愛い。

写真:モノホシ ダン

織田信長ゆかりの安土町めぐりでは、最初にJR安土駅北口にある安土駅観光案内所に行ってみましょう。ここでパンフレットを入手したり、詳しい観光案内を受けることができます。
一般的な回り方としては、JR安土駅→安土城郭資料館→県立安土城考古博物館・安土城天主信長の館→安土城跡→JR安土駅と回るのがおすすめです。全行程は、約4時間から約5時間です。また駅前でレンタサイクルを借りるのもおすすめです。
最初に訪れたい「安土城郭資料館」は駅の南口にあり、20分の1スケールで再現された安土城の模型や、安土城屏風絵陶板壁画を間近に見ることができます。安土城の模型は開閉式で、細部まで精巧に再現された内部には驚かされるばかり。
<安土城郭資料館の基本情報>
住所:滋賀県近江八幡市安土町小中700
電話番号:0748-46-5616
入館料:大人200円 学生150円 小人100円
休館日:月曜日、年末年始
アクセス:JR安土駅南口から徒歩約1分

「県立安土城考古博物館」で安土城と信長を知ろう

写真:モノホシ ダン

安土城郭資料館で、安土城の全体像をつかんだら、県立安土城考古博物館・安土城天主信長の館へ向かいましょう。安土は景色が広大で、気持ちのいいハイキングを楽しむことができます。途中、JR琵琶湖線をはさんで、左手に見えてくる山は、標高199mの安土山です。
織田信長は、1576年(天正4年)1月、重臣の丹羽長秀に命じて、安土城の築城を開始します。完成した天主は、本丸より約46m、城下より約170mで、世界最初の石垣上6階、地下1階(合計7重)の木造高層建築でした。
天下統一へのシンボルとして、威容を誇った天主でしたが、完成からわずか3年後、1582年(天正10年)6月2日の本能寺の変の後の6月14日に、原因不明の火災によって焼失してしまいました。

写真:モノホシ ダン

JR安土駅から徒歩で約25分のところにある「県立安土城考古博物館」は、第一常設展示室と第二常設展示室の2つに分かれ、前者は弥生・古墳時代の近江を紹介、後者は戦国時代の近江、安土城と信長をテーマに展示しています。
とくに第二常設展示室では、信長の天下統一の意思を表した「天下布武」の文字を用いた朱印の移り変わりや、信長の三間半(約7m)の長槍に触れたり、鉄砲を集団運用した信長の画期的な戦法などについて学ぶことができます。
ほかに、南近江を支配していた六角氏の観音寺城や北近江を支配していた浅井氏の小谷城などの展示もあり、信長ファンのみならず戦国歴史ファンにも楽しめる内容になっています。

写真:モノホシ ダン

県立安土城考古博物館のレストラン&ミュージアムショップムエールで、おすすめのランチが「戦国合戦カレー」。1570年(元亀元年)6月に、織田氏と浅井氏の間で行なわれた“姉川の戦い”をモチーフにしたものです。
浅井氏は織田氏と同盟関係にありましたが、越前朝倉氏ともやはり親密な同盟関係にありました。ところが織田氏と朝倉氏が対立したことで、二国間同盟の板挟みになった浅井長政は朝倉氏に加勢。北近江を東西に流れる姉川をはさんで浅井・朝倉軍と織田・徳川軍の合戦(姉川の戦い)へと発展し、織田・徳川軍が勝利しました。
信長の妹・お市と政略結婚していた長政は、合戦の3年後に居城・小谷城を信長によって攻略され自害。浅井氏は滅亡し、落城前に救出されたお市と浅井三姉妹の苦難の物語が始まるのです。
<滋賀県立安土城考古博物館の基本情報>
住所:滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678
電話番号:0748-46-2424
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日
入館料:大人600円、高大生360円、小中生無料
信長の館との共通券:大人980円、高大生540円
※入館料金は、展覧会等によって変更あり
アクセス:JR安土駅より徒歩約25分

「安土城天主信長の館」で絢爛豪華な安土城天主を見てみよう

写真:モノホシ ダン

県立安土城考古博物館の裏手にあるのが「安土城天主信長の館」です。一番の見どころは、実物スケールで再現された絢爛豪華な安土城天主。5・6階部分を原寸大で再現し、金碧障壁画などが施された屋内はとても煌びやか。大迫力の天主は、1992年(平成4年)のスペイン・セルビア万博にも出展されました。

写真:モノホシ ダン

また館内には、VR(バーチャルリアリティ)安土城シアターがあります。200インチの大画面で、約15分間のショートムービー「絢爛・安土城」の上映をお楽しみください。
<安土城天主信長の館の基本情報>
住所:滋賀県近江八幡市安土町桑実寺800
電話番号:0748-46-6512
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日
入館料:一般610円 学生350円 小中学生170円
※安土城考古博物館との共通券あり
アクセス:JR安土駅より徒歩約25分

安土城跡で信長の見果てぬ夢に思いを馳せよう

写真:モノホシ ダン

安土城天主信長の館から安土城跡までは、JR琵琶湖線の五反田川橋りょうをくぐって徒歩約20分です。安土城跡では、県道2号線の安土城址前交差点のところと、左へ約300m先の百々橋口(どどばしぐち)の二ヶ所に「安土城址」と書かれた石碑が建っています。
雰囲気が良いのは百々橋口の石碑です。百々橋口からの道は、安土城を訪れる人々が利用した通用口であったと推測され、家臣たちが登城した道もこちらでした。
百々橋口道は現在、下山道として利用されています。ただしここからは入山できませんので、安土城址前交差点近くの大手道入口にお回りください。

写真:モノホシ ダン

安土城跡では現在でも良好な状態で石垣や本丸跡、重臣たちの住居跡の礎石などを見ることができます。

写真:モノホシ ダン

405段の石段を登ったところにある天主跡からの眺めは、西の湖や広大な干拓地、滋賀県の最高峰・伊吹山などを一望できます。天主跡から天下統一を目前にしながら、本能寺に斃れた信長の見果てぬ夢に思いを馳せてください。
<安土城跡の基本情報>
住所:滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
電話番号:0748-46-4234(安土駅観光案内所)
入山料:大人700円 小人200円
アクセス:JR琵琶湖線「安土駅」から大手道入口まで徒歩約30分

安土町でほかにも訪れてみたい信長ゆかりの地

いかがでしたか。本文ではご紹介できませんでしたが、信長ゆかりの安土町ではほかにも訪れてみたいところがあります。ひとつは、JR安土駅にほど近い「浄厳院」。1579年(天正7年)、安土宗論が行なわれた寺として有名です。信長は、他宗を非難する日蓮宗を抑えるため、浄土宗側に有利な裁定を下したといわれています。
「セミナリヨ跡」は、織田信長の庇護を受けた宣教師オルガンチノが建てた、日本初のキリスト教学校です。本能寺の変の後、安土城とともに焼失しました。現在は、堆定地が公園として整備されています。
「西の湖めぐり」は、信長の居城、安土城の近くの西の湖を遊覧船でゆったりと巡るものです。湖上から眺める安土城跡や水郷風景を満喫できます。この機会にあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
安土城城郭資料館(外部リンク)
https://www.azuchi-shiga.com/n-jyoukakusiryoukan.htm
滋賀県立安土城考古博物館(外部リンク)
http://azuchi-museum.or.jp/
安土城天主信長の館(外部リンク)
https://www.azuchi-shiga.com/n-yakata.htm
安土城跡(外部リンク)
https://www.azuchi-shiga.com/n-adutijyouato.htm
安土駅観光案内所(外部リンク)
https://www.azuchi-study.com/annaisyo.htm

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
モノホシ ダン

関連記事

提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

シェア
P R

eltha(エルザ by オリコンニュース)