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イケメンのマネキン蔵人に会える!京都府・亀岡の「大石酒造」

2022-02-23

京都府亀岡市の「大石酒造」は、江戸時代の元禄年間創業の老舗の造り酒屋です。新旧2つの酒造見学と、地酒の利き酒などが楽しめ、別館の茶屋では休憩や特産品を買うこともできます。さらに大石酒造で有名なのが、“イケメンのマネキン蔵人”。かつて某テレビ番組で紹介され、一躍有名になり、いまも来店客を迎えています。美しく自然豊かな丹波でお酒を造って約300年の大石酒造で、楽しい見学会をしてみませんか?

大石酒造・丹波路「酒の館」で味わい、遊ぼう

写真:モノホシ ダン

大石酒造は、京都府内に何店舗かありますが、もっとも規模の大きいのが本社・丹波路「酒の館」です。本館・本蔵・酒喜庵の3つの館に分かれていて、ぞれぞれ違った楽しみ方ができます。

写真:モノホシ ダン

その大石酒造に近接しているのが、今から約1300年ほど前に建立されたと伝わる薭田野神社(ひえだのじんじゃ)。五穀豊穣・女性の守り神で、境内には癌封じの「瘤の木」や、願い事を達成する気力を授けていただける「石の環くぐり」などがあるパワースポットです。大石酒造の見学の前後にぜひお参りしましょう。
<薭田野神社の基本情報>
住所:京都府亀岡市ひえ田野町佐伯垣内亦1
電話番号:0771-22-4549
アクセス:JR亀岡駅よりバスで約15分 車利用の場合は、京都縦貫道亀岡ICより約5分

資料館で“イケメンのマネキン蔵人”に会ってみよう

写真:モノホシ ダン

大石酒造の“イケメンのマネキン蔵人”がいるのは、本社・丹波路「酒の館」の本館2階酒造り資料館です。1997年(平成9年)、朝日放送テレビの視聴者参加型のバラエティ番組「探偵ナイトスクープ」で取り上げられました。
内容は“マネキン蔵人”に恋をした女性視聴者が、なんとマネキンと結婚式をあげるというまさかの展開。これにより“イケメンのマネキン蔵人”がいると評判になり、全国からたくさんのファンが訪れるようになりました。大石酒造にやってきたら、ぜひ会いに行ってみてください。

写真:モノホシ ダン

大石酒造の看板酒は「翁鶴(おきなづる)」です。契約栽培の山田錦を精白率40パーセント以上の特等米で寒仕込みの高級吟醸酒です。丹波の美山川の伏流水を用いてオリジナル酵母で仕込んだ芳醇な香りと上品な味わいが特徴です。

写真:モノホシ ダン

ほかに本館2階酒造り資料館では、大石酒造で作られているお酒がズラリと展示されています。「酒伝鬼ころし」は、丹波大江山の源頼光による鬼退治の伝説の由来から生まれました。元祖の鬼ころしで、濃醇なコクのある生酛(きもと)原酒です。
ちなみに生酛とは、日本酒の製法のひとつで、現存する技法の中ではもっとも伝統的な造り方です。

「明智越」は2020年NHK大河ドラマ主人公・明智光秀から

写真:モノホシ ダン

本館1階では、お約束の利き酒や、丹波の地酒の買い物を楽しむことができます。写真の「初搾りの酒」は、季節限定の甘口生酒です。

写真:モノホシ ダン

「アモーレ」は、滋養薬味酒リキュールで、海馬(タツノオトシゴ)やクローブなど、身体を元気にしてくれる成分が豊富に入っています。

写真:モノホシ ダン

2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公、明智光秀ゆかりの「明智越(あけちごえ)」は、キレの良い辛口のお酒。ネーミングは、光秀が、亀岡から京都・本能寺に向かう途中に渡る道「明智越」から。

量り売りコーナーが楽しい「本蔵」

写真:モノホシ ダン

本館を見学した後は、元仕込み蔵であった「本蔵」へ行ってみましょう。

写真:モノホシ ダン

本蔵では、お好きなお酒を、お好みの容器で買い求めることができる「量り売り」コーナーや化粧酒コーナー、鬼ワインコーナーなどが楽しい。

写真:モノホシ ダン

本蔵店内でも、船場の搾り機や、製麹室、旧貯蔵庫などを見ることができます。旧貯蔵庫は、搾れた酒を静かに寝かせ、熟成させる蔵で、庫内の空気は静寂に包まれています。

「酒喜庵」は甘酒などが楽しめるくつろぎの茶屋

写真:モノホシ ダン

甘酒などが楽しめるくつろぎの茶屋「酒喜庵」は、元精米所の建物だったところです。手前にある古井戸は、長年、酒の仕込み水や洗米のための浅井戸として使用されていたものです。
構造は、石組みの石垣で、手堀りで堀った井戸ですが、豊かな水量を誇り、戦前・戦後を通じて、酒造りに貢献した大切な井戸でした。

写真:モノホシ ダン

酒喜庵では、丹波の特産品なども販売しています。おすすめは「おかかだししょうゆ」。暖かいごはんにかけるのも良し、和の食材にとってもよく合います。ほかに鍋、揚げ物、炒め物などにピッタリの「塩ポン酢」や、丹波名産「松茸昆布」なども逸品です。
このように大石酒造の本社・丹波路「酒の館」は、酒造見学のほかに伝統ある酒造りの技や、蔵元ならではの利き酒、人気バラエティ番組で紹介されたマネキン蔵人に出会える施設です。明智光秀ゆかりの亀岡にやってきたら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

大石酒造の基本情報

住所:京都府亀岡市稗田野町佐伯垣内亦13
電話番号:0771-22-0632
営業時間:8:30〜18:00(本蔵と酒喜庵は17:00に営業終了)
酒造見学営業時間:8:30〜17:00(※16:30までお入りください)
休館日:年中無休(盆・正月をのぞく)
アクセス:JR亀岡駅よりバスで約15分 車利用の場合は、京都縦貫道亀岡ICより約5分
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
大石酒造株式会社
https://www.okinazuru.co.jp/about
薭田野神社
http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/14/60/

【トラベルjp・ナビゲーター】
モノホシ ダン

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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