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豊洲「チームラボプラネッツ」新作の庭園も!見どころガイド

2021-04-12

東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。2020年終了予定が2022年末まで延長が決定しているこの施設に2021年7月、新たに「Garden Area」が登場!
従来の「Water Area」と合わせて「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」が楽しめる「チームラボプラネッツ」、見どころを撮影のポイントとともにご紹介します。

「チームラボプラネッツ」の服装、所要時間など

写真:泉 よしか

「チームラボ」といえば美しいプロジェクションマッピングを思い浮かべる人も多いのでは。その世界にどっぷりと没入し、惑星間旅行を楽しむように作品を巡ることができるのが、豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。
まず適した服装のポイントをまとめましょう。
・大人の膝丈まで水に漬かっても大丈夫なスタイル
・真下が鏡面でも困らないボトム
・映像が映り込む白い服だと楽しさアップ
更衣室が用意されていますので着替えを持参されるのも手です。ハーフパンツの無料貸し出しもありますので、それをスカートの下に着用することもできます。

写真:泉 よしか

撮影が楽しい「チームラボプラネッツ」ですが、カメラ・スマートフォンの持ち込みは自己責任になります(三脚・自撮り棒・フラッシュ不可)。水の中に落とさないようご注意ください。
事前にスマートフォンにチームラボアプリをインストールしておくと、一部の空間で星を飛ばすことができます。アプリは現地のフリーWi-Fi《teamLab Planets》を使ってダウンロードすることも可。
館内の所要時間はだいたい1〜2時間ぐらいみておけば良いでしょう。ルート基本的に一方通行なので途中で戻ることはできません。

写真:泉 よしか

さあそれでは中に入ってみましょう。まずは従来の「Water Area」からご紹介します。
裸足になって進むと、少し暗いので足の裏から伝わる感触がいつも以上にはっきりと感じられるかもしれません。やがて足下にひたひたと水が押し寄せてきます。
「チームラボプラネッツ」は複数の作品を宇宙空間の航路のような通路で繋いでいます。作品毎にがらりとイメージが変わるので、まるで惑星間旅行を楽しむように巡ることができるのです。

「チームラボプラネッツ」のクリスタルの迷路空間

写真:泉 よしか

ここからは作品ごとの見どころと撮影のポイントを紹介しましょう。
まずは「The Infinite Crystal Universe」と名付けられた空間。思わず息を呑む光り輝く世界。まるでクリスタルの迷路です。

写真:泉 よしか

この空間の見どころその1、前後左右だけでなく上下を見てみましょう!
足下を見下ろすと、多重世界のよう。頭上を見上げれば、まるで自分が宙に浮いているような不思議な感覚に。

写真:泉 よしか

見どころその2、自分のアクションでこの空間に起こる変化に注目して下さい。
インストールしたチームラボアプリはここで使います。館内のWi-Fiに繋ぎアプリを起動すればOK。画面で好きな"星"を選んで投げ込むことができるのです。投げ込むと空間が反応しインタラクティブな体験が可能に。
もし自分のスマートフォンがうまく起動できなかったときは、この空間のどこかに専用のタブレットが設置されているので、それを見つけてチャレンジしてみてください。
この空間の撮影についてですが、かなり明るい空間なので誰でも綺麗に撮れます。様々な方向に自分が写っているのでポーズは気を抜かないで。

「チームラボプラネッツ」は水面を光のキャンバスに

写真:泉 よしか

「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」は水の世界。空間に入る前にしっかり裾はたくし上げておきましょう。
この空間の見どころその1、水の中を歩くと何が起こるのでしょうか。
色とりどりの鯉は人の動きに反応して集まってきたり離れていったりします。触れたところは花になって散るので時々後ろも振り返ってみてください。実はこの花も春は桜、夏はヒマワリなど季節によって変化します。

写真:泉 よしか

見どころその2、自分に映像を映してみましょう!
もし白など薄い色の服を着ていれば、水面の模様をそのまま写し取ったような動きが楽しめます。腕や掌にも映せます。

写真:泉 よしか

見どころその3、水の中に立って変化を待ってください!
泳ぐ鯉たちはいつしか光の帯になり美しい模様を描き始めます。すぐにこの空間を後にしてしまわずに、ぜひこの一連の変化を最後までご覧になっていってくださいね。
この空間の撮影についてですが、かなり暗い空間なので少しシャッター速度を上げてISO感度を上げて撮るといいでしょう。なおこちらの写真はシャッター速度1/15、ISO6400で撮影しています。
この作品の空間には「憑依する炎」という作品が隠されています。こちらもぜひ探してください。

「チームラボプラネッツ」ならでは!色を変える球体

写真:泉 よしか

「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊」の空間で待っているのは巨大な球体。ここでは作品に触れることもできます。というか、触れずに通過することはできないでしょう。
この空間の見どころその1、自在に変化する球体の動きと色を見て下さい。
この球体は空間の中で自由に浮いています。風と気圧変化によって浮き上がったりぶつかりあったり。

写真:泉 よしか

見どころその2、自分のアクションで球体が変化します。
球体を少し強く押してみましょう。すると反応して音を鳴らし色を変えます。赤・青・緑の三原色と、その間の曖昧な9色。体を動かして楽しめる不思議な空間です。
撮影についてですが、ここは明暗の差が激しい空間です。明るい時は比較的撮りやすいと思います。色が変わっていく瞬間を狙うのがオススメ。

写真:泉 よしか

最後の空間が「Floating in the Falling Universe of Flowers」です。ここがもう悲しくなるほどに本当に美しいのです。プラネタリウムのようでもあり、万華鏡のようでもあり。音楽に合わせて絶えることなくいつまでも花が舞い散ります。
音と香りと光が作り出すこの作品は、現実の世界に戻りたくないと思うほどです。この空間の見どころについて、もう説明はいらないと思います。ただ没入して浸って下さい。
この空間の撮影についてですが、相当暗い空間なのでここもシャッター速度は1/15、ISOは6400〜12800の間で撮影しています。難しい場合は動画で撮影して動きとともに楽しむことをオススメします。

2021年7月の新作は「Garden Area」の2つの庭園

写真:泉 よしか

ここからは2021年7月に登場した「Garden Area」をご紹介します。
「Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体」では、13,000株を超える艶やかな蘭の花が幽玄の世界へ私たちを誘います。奥行きを感じさせつつ揺れる花は本物。
自然光が差し込む庭園なので昼間の撮影はISO感度の調整に悩む必要はありません。

写真:チームラボプラネッツ TOKYO DMM

もう1つの新作「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset」は、昼と夜とで姿を変えます。
昼に霧に包まれた銀の卵は自ら日没後は光り輝き始めます。時間を変えて訪れたくなる作品ですね。

写真と文章で魅力を紹介してきましたが、本当は動きや音があってこその「チームラボプラネッツ」。香りや感触まではお伝えできませんが、ぜひこの1分ちょっとの動画をご覧になって下さい。
なお、「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は事前予約制。公式サイトからオンラインで予約できます。まず希望日に予約してからお出かけしましょう。
2020年6月からは、それ以前より入場者数を約5割減らしています。密になりにくい環境は撮影にも嬉しい。一度来たことのある方でも、より空いた空間が楽しめるようになっています。また季節限定の展示も登場するので、何度でも楽しめます。

チームラボプラネッツ TOKYO DMMの基本情報

住所:東京都江東区豊洲6丁目1-16
アクセス:
新豊洲駅(ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線)より徒歩1分
豊洲駅(東京メトロ有楽町線)より徒歩10分
チケット料金:
大人18歳以上 3,200円
大学生・専門学生 2,500円
中学生・高校生 2,000円
小人4〜12歳 300円
3歳以下無料
(※小人みでの入場は出来ません)
シニア65歳以上 2,400円
障がい者割引障がい者手帳をお持ちの方 1,600円
会期:2018年7月7日〜2022年末
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
チームラボプラネッツ TOKYO DMM(外部リンク)
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/
「渋谷スカイ」渋谷駅頭上にスゴい展望施設が登場した!
https://www.travel.co.jp/guide/article/41166/
渋谷のルーフトップガーデンを日本初上陸の「CE LA VI」で
https://www.travel.co.jp/guide/article/41678/
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https://www.travel.co.jp/guide/article/19837/

【トラベルjp・ナビゲーター】
泉 よしか

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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