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涼を求め「くじゅう高原」へ!タデ原・男池・豊後牛グルメも

2021-04-30

大分県には盆地地形などもあり、夏はとにかく暑い日々が続きます。時には全国で一番気温が高い地点を観測することもあるほど。そんな大分で涼を求めて旅行するなら、断然「くじゅう高原」です。標高は800〜1,000m程で、平地と比べ5〜6℃程も涼しく過ごせます。大自然の景観&湧水あり、無料のビジターセンターあり、豊後牛&濃厚ソフトありの「くじゅう高原」へレッツゴー!

くじゅう高原の観光拠点は「長者原」!

写真:藤谷 ぽきお

大分県西部の内陸部に位置し、阿蘇くじゅう国立公園内にもあるのが「くじゅう高原」です。別府市内からも車で1時間ちょっと、湯布院温泉からは40分ほどで到着でき、アクセスも良好です。
周辺には九州本土最高峰の中岳への登山口や、キレイな湧水群、軽ハイキングコースや数か所にキャンプ場があるなど、アウトドアアクティビティ満載です。
また、高原の草原地帯を生かした牧場なども多く、大分県のブランド牛「豊後牛」の生産地でもあります。豊後牛グルメや牧場で採れる牛乳を使った濃厚なソフトクリームなども有名!

写真:藤谷 ぽきお

くじゅう高原の観光の拠点となるのは「長者原(ちょうじゃばる)」というエリアです。ビジターセンター・お土産屋さん・立ち寄り温泉処・登山口・観光案内所などが集中しています。まずは「くじゅう飯田高原観光案内所」で情報収集をしましょう。登山道の最新情報や周辺マップ・観光パンフレットなどが入手できますよ。
<くじゅう飯田高原観光案内所の基本情報>
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野255-33
電話番号:0973-79-2381
営業時間:9:00〜17:00 *火曜・木曜定休

レストハウス「やまなみ」は高原エリアの道の駅的存在

写真:藤谷 ぽきお

くじゅう高原の道の駅的存在でもあるレストハウス「やまなみ」には、レストラン・お土産ショップ・カフェスタンド・くじゅう高原の写真ギャラリーなどが揃っています。また、2018年4月には待望のアウトドアブランド「モンベル」のショップがオープンし、くじゅうオリジナルのTシャツなども販売されています。ここでしか入手できないお土産としてどうぞ!

写真:藤谷 ぽきお

地元写真家によるギャラリーコーナーもあり、くじゅう高原の四季折々の風景を見ることができます。くじゅうの四季は「春は黒、夏は青、秋は赤、冬は白」と称されます。今回紹介する夏以外にも、九州とは思えない程雪が降る冬、草原を野焼きするので真っ黒になる春の風景も必見ですよ。

写真:藤谷 ぽきお

カフェスタンドでは、濃厚なミルクを使ったソフトクリームが大人気です。口の中ですぐにはとけない濃厚さを一度味わってみて下さい。他にも、高原で採れた新鮮なブルーベリーを使った味や大分名産のかぼす味なども選べますよ。
<レストハウス「やまなみ」の基本情報>
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野260-2
電話番号:0973-79-2345
営業時間:9:00〜17:00 *火曜定休

長者原ビジターセンターはタデ原散策前の必訪スポット

写真:藤谷 ぽきお

長者原ビジターセンターは、くじゅうファンクラブと呼ばれる協議会によって運営される、博物展示施設です。館内では、阿蘇くじゅう国立公園のくじゅう地域を紹介しており、旬の自然の展示の他、巨大衛星写真やハイビジョンシアターでくじゅうの四季の映像などが見られます。

写真:藤谷 ぽきお

センターのすぐ裏手には、ラムサール条約登録湿地「タデ原湿原」が広がっており、館内から双眼鏡などで観察出来たり、くじゅう連山を眺めながら、ゆっくりと山系の雑誌を読むことができるコーナーもあります。
*詳しくは関連MEMOの記事を参照。
<長者原ビジターセンターの基本情報>
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野255-33
電話番号:0973-79-2154
開館時間 9:00〜16:00 ※5〜10月は17時閉館
入館料:無料
休館日:12/29〜1/3

写真:藤谷 ぽきお

「タデ原」湿原は貴重な湿地帯なので、散策路はボードウォークが整備されています。一周15分程のショートコースと一周30分程のロングコースとありますので、時間と体力と相談しながら散策をどうぞ!

「男池(おいけ)」は清らかな湧水が魅力的!

写真:藤谷 ぽきお

長者原から東へ約13キロ、車で約18分程の場所に日本名水百選にも選ばれた「男池(おいけ)」があります。入場口で清掃協力金100円を払って、マイナスイオンが降り注ぐ湧水口まで散策してみましょう。

写真:藤谷 ぽきお

くじゅう連山にろ過され、清らかな水がコンコンと湧き出る場所が複数か所あり、男池湧水群と呼ばれています。流れる川も周辺の緑も、爽快そのものです。

写真:藤谷 ぽきお

湧水が湧き出る箇所は自分の目でも確認できるほど透明で、光の加減で青く光って見えとてもキレイですよ。
<男池の基本情報>
住所:大分県由布市庄内町阿蘇野
電話番号:070-4412-6135
営業時間:24時間
入場料:清掃協力金100円

農家レストラン「べべんこ」で豊後牛を堪能!

写真:藤谷 ぽきお

長者原と男池を結ぶ道路のちょうど中間辺りの道沿いに、巨大な牛のモニュメントがあり「べべんこ」と書かれた看板があるのが、農家レストラン「べべんこ」です。べべんことは大分の方言で「子牛(こうし)」のことをそう呼びます。

写真:藤谷 ぽきお

家族経営で、畜産家が六次産業として農家レストランを始めたのがこのお店。畜産家が提供する「豊後牛」だけあって、そのお肉の品質・美味しさ・コスパは抜群です! お財布に余裕のある方は、「豊後牛ステーキ定食」4.150円(税込)をどうぞ!
写真の「豊後牛焼肉丼」1,730円(税込)でもその美味しさは十分味わえますよ。

写真:藤谷 ぽきお

更にお財布に優しい「豊後牛コロッケ定食」1,140円(税込)にも、豊後牛のミンチ肉がゴロゴロと入っていて十分な味わいを楽しめますよ。
<農家レストラン「べべんこ」の基本情報>
住所:大分県玖珠郡九重町大字田野2407-1
電話番号:0973-79-3110
営業時間:10:00〜16:30

大分の夏〜初秋は、涼とグルメが充実のくじゅう高原で!

暑いイメージのある九州・大分県ですが、今回ご紹介した「涼」が楽しめる「くじゅう高原」はいかがでしたか?温泉が観光のメインである大分県での観光コースにも、涼しい高原での大自然や国立公園の散策、草原で育つ豊後牛グルメなどを満喫できる「くじゅう高原」を是非入れてみて下さい。温泉で火照った体を涼しくしてくれますよ!
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
長者原ビジターセンター(外部リンク)
http://kyushu.env.go.jp/nature/tyojyabaru/
レストハウスやまなみ(外部リンク)
http://resthouse.sakura.ne.jp/
鷲頭牧場/べべんこ(外部リンク)
http://www.eaglefarm.net/index.html
(環境省)阿蘇くじゅう国立公園(外部リンク)
http://www.env.go.jp/park/aso/
九州の屋根・くじゅう連山を支える「長者原ビジターセンター」が凄い!
https://www.travel.co.jp/guide/article/34188/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
藤谷 ぽきお

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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