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天河神社、龍泉寺、禊殿も!奈良県天川村パワースポット5選

2021.10.04

いま、自分らしさが求められている時代。「自分を見つめたい」「再起を図りたい」と願う人々が、奈良県天川村を目指しています。天川村は、修験道の聖地。日本で唯一の女人禁制の霊場「大峯山」をはじめ、不思議な言い伝えがある「天河大辨財天社(天河神社)」「大峯山龍泉寺」「母公堂」「禊殿」など、深い歴史が眠っています。そこで、天川村でご利益を授かる、おすすめのパワースポットをご紹介。新たな始まりを感じてみては?

天河大辨財天社(天河神社)のパワー

写真:奈良県 天川村役場

日本三大霊場(高野・吉野・熊野)の三角形の中心に位置する、日本有数のパワースポットが「大峯本宮天河大辨財天社(天河神社)」。主祭神は、絶世の美女とされる市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。音楽や芸能の神様(弁財天、弁才天)と同一と考えられ、飛鳥時代に弥山(みせん)の鎮守として、修験道の開祖、役小角(えんのおづの)が日本で初めて「弁財天女(弥山大神)」を祀ったのが始まり。縁結びなど恋愛成就や金運、仕事運アップ、女性の健康や長寿、美のご利益が授かるパワースポットとして人気があります。

写真:沢木 慎太郎

「神様から呼ばれる者しか行けない」と言われる天河神社には、ゼロ磁場のパワーが宿っているともされ、著名な芸能人やミュージシャンたちが参拝。「不思議な体験をした」という人も多く、スピリチュアルな体験(霊的体験)をしたことで霊感が働き、再起を図ることに成功した歌手もいます。
参道脇の「五社殿」もパワースポットなのでぜひ参拝しましょう。石段手前から、弁財天の化身「龍神大神」森本神社ご祭神「大将軍大神」、天照大御神の別名「大日霊貴神」、菅原道真公の「天神大神」、琵琶山の地主守神「大地主大神」をお祀りしています。さらに、天石もパワースポット(場所は、五社殿前、二の鳥居、行者堂)。

写真:沢木 慎太郎

拝殿の鈴は、「五十鈴(いすず)」と呼ばれる独自の神器。天河神社に古くから伝わる神宝です。日本神話に登場する天岩屋戸の前で、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が舞に使った神代鈴と同じものと伝えられています。五十鈴には、魂の進化に必要な3つの魂「生魂(いくむすび)」「足魂(たるむすび)」「玉留魂(たまずめむすび)」を表し、その音には心身を統一して魂を調和するご利益(みむすびの精神)があります。
写真は、天河神社の宮司さまがお持ちになられている五十鈴(レプリカ)。不思議な響きによって心身が清められます。金銀の五十鈴のお守りや、「古代言霊御託宣」のおみくじ、菊の御紋が入った御朱印も強力なご利益がありそう。
<天河神社の基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村坪内107
電話番号:0747-63-0558
アクセス:
近鉄電車吉野線「下市口駅」から奈良交通の路線バス(中庵住行き)で約70分、「天河大弁財天社」下車すぐ
車であれば大阪から約2時間
駐車場:あり(無料)

修験道の根本道場「大峯山龍泉寺」

写真:沢木 慎太郎

大峯山の登山口、洞川(どろがわ)温泉街付近にある「大峯山龍泉寺(おおみねさん・りゅうせんじ)」。真言宗修験(当山派)総本山醍醐寺の大本山であり、大峯山寺の護持院。紅葉の名所です。
7世紀に役行者が開いた霊場が「大峯山」。役行者が洞川で青く透き通った泉を見つけ、八大龍王尊をお祀りしたのが、龍泉寺の起源。この場所を「龍の口」と名づけ、龍神が宿る泉ということから、「龍泉寺」と呼ばれるようになりました。

写真:沢木 慎太郎

洞川温泉街から大峯山(山上ヶ岳)を登る修験者は、宗派を問わず、「龍泉寺」で水行を行って心身を清め、寺院内にある八大龍王尊に道中の安全を祈願するのが習わし。「龍泉寺」は霊峰・大峯山へ登拝する出発点です。

写真:沢木 慎太郎

「龍泉寺」では、節分祭(星祭)など特別な日に、護摩(ごま)焚きが行われ、厄除けや家内安全、心願成就や身体健康を祈念します。
願いをこめた護摩札(ごまふだ)を奉納し、ご住職さまにご祈祷していただいたのですが、護摩焚きにはお願いの成就を祈るだけでなく、迷いの心や煩悩(ぼんのう)をご本尊さま(不動明王)の大智の火によって焼き尽くし、願いをご本尊さまに届けるという意味があります。
<龍泉寺の基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村洞川494
電話番号:0747-64-0001
アクセス:近鉄電車「下市口駅」からバス(洞川温泉行き)で約80分、終点「洞川温泉」下車し、徒歩約10分
駐車場:あり(無料)

女人禁制の本当の理由は?母公堂

写真:沢木 慎太郎

大峯山への登山口には「女人結界門」があり、ここから先へは女性は入ることができません。女人禁制の本当の理由が「母公堂(ははこうどう)」にあるので、ぜひご参拝ください。

写真:沢木 慎太郎

母公堂は、役行者の母親を祀るお堂。役行者は、山岳修験者として大峯山に分け入り、命がけで厳しい修行に挑んでいましたが、郷里の母親が心配して険しい峠や山河を越え、洞川の蛇ケ谷まで会いに来ました。
「(自分を心配して)母親がこれ以上、大峯山に分け入れば命を危険にさらすことになる」。そう考えた役行者は母公堂に母親を住まわせ、母を安心させるために自分の顔を見せるようになりました。

写真:沢木 慎太郎

さらに役行者は、母親のことを考え、自分の後を追って険しい大峯山に入ることがないよう、登山口に「女人入山禁止の結界門」を建てました。これが「女人禁制」の始まりとされています。
山上ヶ岳では、断崖絶壁からつり下げられる荒行「西の覗(のぞ)き」の修行がありますが、命がけの修行で必ず問われるのが、「母親を大事にするか!」「奥さんを大切にするか!」という尋問。
女性の前では強がる男性も多く、男性が素の自分をさらけ出せる場所という考え方もあります。
<母公堂の基本情報>
住所:奈良県吉野郡天川村洞川
電話番号:0747-63-0999(天川村総合案内所)
アクセス:洞川温泉バス停から徒歩約45分
駐車場:あり(協力金500円)

幸福を招く微笑!栃尾観音堂

写真:沢木 慎太郎

仏の優しい微笑と出会えるお堂が、「栃尾観音堂(とちおかんのんどう)」。江戸時代の修験僧で仏師、円空が掘り残した4体の仏像を見ることができます。

写真:沢木 慎太郎

幼いころに母親を亡くした円空。母子家庭だった円空の悲しみは深く、母親の魂はどこに行ったのかと、まわりの大人たちに聞いて回ったと伝えられています。
円空は若くして出家。大峯山には2度、修行に訪れ、厳しい冬の苦修練行に身を置きました。

写真:奈良県 天川村役場

大胆で荒々しく、深い彫りでありながら、見る者を惹きつけてやまない柔らかな仏の微笑。心温まる微笑みは、ほっと心を落ち着かせ、幸福な気持ちをもたらせてもらえます。円空の記憶に残る、母親の穏やかな笑みを刻みこんだのでしょう。
<栃尾観音堂の基本情報>
アクセス:大阪から車で約2時間
駐車場:あり(無料)

隠れパワースポット「禊殿」

写真:沢木 慎太郎

天河神社の隠れパワースポットが「鎮魂殿」。「禊殿(みそぎでん)」とも呼ばれ、日本最古の御山(磐境)とされる「高倉山」をご神体とするパワースポット。ご祭神の一柱、国之常立神(くにのとこたちのみこと)は、神世七代の最初の神で、大地の神さま。ガイア神とも呼ばれ、“国土の永遠の安定”を意味する神さまは、厄を払って幸福を招くご利益があります。禊殿の両脇にある男石、女石も大地の気が得られるパワースポット。

写真:沢木 慎太郎

契殿の駐車場から見える、六角岩もパワースポット。天の川が龍のようにカーブした場所にあり、龍神さまのご利益も期待できそうです。
<天河大辨財天社禊殿の基本情報>
アクセス:天河神社から徒歩約5分
駐車場:あり(無料)

写真:沢木 慎太郎

天河神社のご祭神、弁財天女はヒンドゥー教の女神、サラスヴァティーが仏教に取り込まれた呼び名。みたらい渓谷(写真)のような、優美な川の流れの化身は、流れるもの(言葉、知恵、音楽など)すべての女神。琴の音色に乗って、大海人皇子の前にも出現。やがて壬申の乱で勝利し、天武天皇として即位。皇子は「天の安河の宮」という社殿を建てます。これが「天河大辨財天社(天河神社)」の始まり。「天川村」の名前の由来にもなっています。

天川村でパワースポットを巡る旅

自然崇拝と神道や仏教などが融和し、深山幽谷に分け入って不思議な力を得て、自他を救済しようとする日本独自の山岳宗教が「修験道」。大峯山などを結ぶ修行の道「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」が通り、世界遺産に登録されています。
紀伊半島にある、日本三大霊場「高野」「吉野」「熊野」。この三角形の中心に位置しているのが奈良県天川村。
修験道では、熊野地区は胎蔵界(母親の胎内にいる守られた世界)、吉野地区は金剛界(生まれた後の厳しい現実社会)と考えられ、その中間にある天川村は誕生の地。ゼロ地点、出発の地であり、新たな始まりや再起を図るための、日本屈指の強力なパワースポットとなっています。
なお、天河神社をはじめ、みたらい渓谷のハイキングコース、川遊び、バーベキュースポット、鍾乳洞、洞川温泉などの観光名所についてもまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに張り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
あの堂本剛も呼ばれた!奈良のパワースポット天河大辨財天社(天河神社)
https://www.travel.co.jp/guide/article/873/
ファミリーにおすすめ!奈良天川村「川遊び&温泉&ハイキング&鍾乳洞」観光ポイント
https://www.travel.co.jp/guide/article/20699/
奈良県天川村「みたらい渓谷」でハイキング!新緑や紅葉の時期におすすめ
https://www.travel.co.jp/guide/article/20806/
ごろごろ水と鬼の子孫の里!奈良県天川村「洞川温泉」に宿泊しよう
https://www.travel.co.jp/guide/article/45328/
女人禁制の山修行!登山・覗きで死の疑似体験!奈良県大峯山
https://www.travel.co.jp/guide/article/46615/

【トラベルjp・ナビゲーター】
沢木 慎太郎

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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