【業務スーパー】パパッと激旨!朝食やひとり飯にも◎ストック必至の冷食

育ち盛りな高校2年生と小学3年生の2児の母であり、もはや業務スーパーに頼らないと食費が破綻するフードジャーナリストが本気で認めた“業スーアイテム”だけをご紹介! 今回はひとりでも食べ切れる“少量の冷凍食品”をピックアップ。

業務スーパーの冷凍食品というと、子どもサイズの枕みたいな大きさを思い浮かべるかもしれませんが、よーく探すと1人前や小袋に入った商品もあるんです。ひとり暮らしの方にもおすすめの商品を紹介します。

1人前ラザニアの姉妹品、“1人前えびグラタン”

こちらは、以前ご紹介した冷凍の1人前「冷凍ラザニア」の姉妹品です。同じくスペイン直輸入の「チーズたっぷりえびグラタン」(275円・税抜き)。電子レンジで約10分加熱するだけで食べられます。あのラザニアが絶品だっただけに期待も高まります!

電子レンジにかけているときからすでにいい魚介の香りがしていましたからネ。いざ、実食! こーれーはうまいっ! 何しろソースが濃い。そして深い。ちょっとしたレストラン級のソースの味です。

パッケージにも“6種の魚介のソース”と書いてありますが、ソースには“えび、メルルーサ、コウイカ、メバル、あんこう、かに”が使われています。これだけ魚介が使われているんですから、おいしくないわけがない! 特に“あんこう”なんかソースに使っていたら……あの味の濃厚さの秘密はここだったんですね〜!

ちなみにメルルーサとは聞き慣れませんが、スペインでは非常によく食べられる大衆魚で、タラに似た白身魚のことです。

お弁当の隙間埋めおかずにも使える“ミニお好み焼き”

冷凍食品コーナーの端っこに売られていた、コレ! 「キャベツたっぷり!ミニお好み焼」(178円・税抜き)。かわいいパッケージも良いですよね!

中には、手のひらサイズのお好み焼きが10枚入っています。この大きさなのでお弁当のおかずとしても使えます。

具材はキャベツとねぎだけのシンプルなお好み焼き。電子レンジで4個、約3分加熱して解凍すれば食べられますが、やっぱりそれだけだとふにゃっとするので、私は仕上げに軽くごま油をしいたフライパンで両面焼き、かりっとさせて食べています。

お好み焼きソースとマヨネーズ、青のりをかけて。このシンプルさが“駄菓子”みたいでおいしい!と思ったのですが、“育ち盛り”の子どもたちは「おいしいけど、なんか、肉の味がしない……」とのこと。肉、入っていませんからね(笑)。

今から肉を入れるわけにもいかないので、ソーセージ添えにしてみました。塩・こしょうでシンプルに味付けして焼いたお肉を添えてもいいと思います。キャベツとねぎだけでも十分ですが、成長期の子どもにはちょっと肉類をプラスしてあげると良いみたいですね!

でも、ちょっと小腹が空いたときや、おかずが1品足りないとき、パパの晩酌のアテとしてもいいので、ストック食材としておすすめです。

想像以上にチーズが本格的!“トースターピザ“

最後は「トースターピザ 3種のチーズ&オニオン」(218円・税抜き)。こちらピザの本場・イタリア直輸入の商品。パンに近いもっちり系の厚めピザ生地にトマトソース、紫玉ねぎ、チーズがのっています。

チーズはモッツァレラチーズ、ハードチーズ、ブルーチーズの3種類。幅約11cm、長さ約23cmとかなりの大きさがあります。1人前とはいえ、小食な人だったら食べ切れないかも。

電子レンジで軽く解凍したあとオーブントースターで焼くタイプです。ひと口食べて開口一番「ブルーチーズのにおい、すごっ!」と思わず言ってしまいました(笑)。そのくらいブルーチーズが効いているので覚悟してください(笑)。

このままでもおいしくいただけますが、トッピングを増やしたらもっとおいしいかもと思いました。チーズマシマシにしたり、玉ねぎやピーマン、ウインナーをのせたりしてもいいと思います。私みたいにイチから手作りピザを作るのは面倒くさい人にとっては、ありがたい存在。丸いピザと違って切り分ける必要がないのもいいところです。

いかがでしたか? 1人前の食べ切りサイズの冷凍食品は、育児や家事に忙しいママの朝食や昼食にもぴったりだと思います。冷凍庫に常備しておくと安心ですよね。気になった方はぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。

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著者:中田ぷう業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。