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穀物蔵を改装したベーカリー!藤沢「関次商店 パンの蔵 風土」

2020.12.29

東海道五十三次で藤沢宿があった神奈川県藤沢市には、穀物蔵を改装したベーカリー「関次商店 パンの蔵 風土」があります。国登録有形文化財でもある土蔵の中は、高い天井に土壁や梁が特徴的な情緒ある空間。店内では歴史ある蔵の雰囲気を楽しみながら、素材や製法に徹底的にこだわったパンが食べられます!
蔵とパンというなんの繋がりもないように感じる組み合わせですが、実は歴史を辿ると不思議な結びつきがあるのです。

藤沢宿の名残が漂う国登録有形文化財ベーカリー

写真:佐原 ねお

神奈川県藤沢市は、東海道五十三次で宿場町として栄えた藤沢宿のあった街。旧東海道沿いは所々に藤沢宿の面影が今も残る、情緒あふれる街並みです。そんな藤沢宿には国登録有形文化財である穀物蔵が今も残っており、「関次商店(せきじしょうてん) パンの蔵 風土」としてベーカリーがオープンしています!

土壁が残る圧巻の店内は小上がり席も!

写真:佐原 ねお

関次商店の土蔵は、今から130年以上も昔の明治19年に建てられたもの。歴史を感じる蔵戸を開けて中に入ってみると、蔵独特の天井の高さに圧倒されます!高い天井を見上げると、土壁と梁の風情がそのまま残されており、なかなか見ごたえのある空間です。

写真:佐原 ねお

店内には蔵の雰囲気を楽しみながら食べられるイートインスペースもあり、畳の小上がり席でパンを食べることもできますよ。
パンの蔵風土はご夫婦で経営されていて、実はベーカリーはご夫婦や地元の学生さんを中心とした地域住民の方々とで、半年かけてセルフリノベーションされたのです!建物以外にも看板、のぼり旗、お手拭き、湯のみなど全てが手作り。
看板の文字や一つ一つデザインが違う湯のみは、奥様のお父様の手によるもの。蔵以外にも、至るところに手作りの優しさや地域愛が感じられる空間です。

オーガニック小麦を使った自家製酵母パン

写真:佐原 ねお

パンはオーガニック小麦と自家製酵母を使用しており、蔵の中に満ち溢れる小麦と酵母の香りがたまりません。菜種油を使った食感の軽い「なたねパン」などが人気で、食パンや丸パン以外に、黒糖やバナナを練りこんで缶で焼いた「バナナ缶」というパンもありますよ。もっちり生地にほのかな甘さが心地よく、持ち帰るなら軽く炙ってバターやココナツオイルをつけて食べるのもおすすめ。
風土では自家製レーズン種と微量のオーガニックイーストで発酵させています。ハード系パンから甘いパンまで種類が多いですが、どれも体のことに配慮した、毎日口にしたい優しさを感じるパン揃いです。

写真:佐原 ねお

おすすめは個性豊かなサンドイッチメニュー。上の写真でカボチャの種がついたパンの方がタンドリーチキンサンド、もう片方はフムスサンドです。タンドリーチキンサンドはヨーグルトとスパイスに一日漬け込んで焼いた丹精國鶏を挟み、フムスサンドはクミン、オリーブオイル、レモン、練りゴマをペースト状にしたヒヨコ豆に混ぜて挟んだもの。どちらも地元農園で採れたレタスやトマトがたっぷり挟まれています。
乳製品や牛乳、砂糖を入れない、シンプルななたね丸パンが、具材の良さをうまく引き立てています。サンドイッチメニューは他にも、風土人気ナンバーワンのミルクパンを使った「自家製ピーナツバターサンド」などのスイーツメニューも。店内で食べていく場合には、オーガニックコーヒーもオーダーできますが、無料でほうじ茶のサービスもありますよ。

藤沢宿に佇む蔵で風味豊かな自家製酵母パンを!

写真:佐原 ねお

店名である「風土」には、風を旅人、土を地元ととらえ、遠くからの人も地元の人もあたたかく迎え入れるという意味も込められています。蔵の中で丁寧に作られたパンは、地域の人から愛され、はるばる遠方から訪れる人も少なくありません。
蔵とパンという組み合わせは一見なんの共通点もないように思えますが、実は藤沢のある湘南エリアは相州小麦の産地で、方々から集められた小麦も積まれていたところ。歴史を紐解くと小麦と縁の深い土地だったところでパンが食べられるという、藤沢の時代の流れを感じられる場所でもあるのです。
歴史ある藤沢宿に佇む、小麦と酵母、藤沢の歴史が香る「関次商店 パンの蔵 風土」。藤沢宿散策も兼ねて訪れてみるのもいいのではないでしょうか。

関次商店 パンの蔵 風土の基本情報

住所:神奈川県藤沢市本町4丁目5-20
電話番号:090-2147-6314
アクセス:小田急江ノ電「藤沢本町」から徒歩7分
定休日:月曜・火曜
営業時間:9:00〜15:00(売り切れ次第終了)
※定休日以外に年末年始など休みがあります。営業情報やパンメニューなどの最新情報は、関連MEMOにある関次商店 パンの蔵 風土Instagramでご確認ください。
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
関次商店 パンの蔵 風土 Instagram(外部リンク)
https://www.instagram.com/fudo_2019/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
佐原 ねお

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