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東京「向島百花園」で観梅!江戸町人の美意識を味わう早春散歩

2021.01.11

東京都墨田区の向島百花園は江戸町人文化の美意識を感じさせる庭園。四季折々の花々が楽しめる庭園なので、どの季節に訪ねても味わい深いのですが、その中でも早春の梅の季節は特にお勧めの時期。梅の花の咲く風情が庭園の魅力に似合って殊更に魅力的です。一月下旬を過ぎれば梅も咲き始めて、寒さの中にも春の訪れを感じ始める頃ですね。向島百花園を訪ねて梅の香りを楽しんでみませんか。

向島百花園は江戸町人の美意識を感じさせる庭園

写真:沢原 馨

東京都墨田区の向島百花園は1800年代初期に造られた庭園。当時はいわゆる「文化文政期」で、江戸の町人文化が花開いた時代でした。この庭園も骨董商を営んでいた佐原鞠塢(さはらきくう)という人物が当時活躍していた文人墨客の協力を得て造ったもので、いわば江戸町人の美意識に基づいた庭園なのです。

写真:沢原 馨

現在の向島百花園は都立の庭園。一般開放され(入園料が必要)、四季折々の草花が楽しめる庭園として人気を集めています。いわゆる“大名庭園”とはまったく違う、江戸町人の“粋”を感じさせる味わいが魅力です。
向島百花園では季節毎にさまざまな草木が楽しめますが、早春、梅が咲き始める時期はお勧めの季節のひとつ。まだまだ風に冷たさを感じる中、早い春を探しに向島百花園を訪ねてみませんか。

風趣に富んだ庭園で梅を愛でよう

写真:沢原 馨

向島百花園は、そもそも360本の梅を植えて梅園として造られたのが始まり。やがて万葉集縁の草木などを植えて、四季を通じて花々を愛でることのできる花園として定着したという庭園です。それだけに梅の季節の向島百花園は特に魅力的。江戸の文人墨客になったつもりで梅を愛でるひとときを過ごしましょう。

写真:沢原 馨

向島百花園に植えられている梅は総数約70本。有名な梅園に比べれば少ない気がしますが、種類は20種ほどと多く、さまざまな梅を見ることができるのが魅力です。辺り一面に咲き誇る梅を楽しむというより、庭園のあちこちに咲くさまざまな梅の風情を味わう観梅ですね。

写真:沢原 馨

梅は品種によって早咲き遅咲きがありますから、咲き揃った梅からまだまだ蕾のものまで、いろいろな梅を楽しむことができます。そもそも梅の花は満開の時期より、蕾がほころび始めた頃に愛でるのが味わい深いもの。のんびりと園内を巡りながら、咲き始めた梅を探すのは楽しいひとときです。

雪吊りや水仙も!

写真:沢原 馨

早春の向島百花園はまだまだ冬枯れの風景ですが、そんな景観にも閑寂な魅力があって楽しめます。雪吊りの施された松があるのも、この季節ならではの風情ですね。早春の庭園美を楽しみましょう。

写真:沢原 馨

足元に目をやれば、水仙の花を見つけることもできるでしょう。水仙もまた春の訪れを告げる花のひとつ。可憐な姿に季節を感じますね。

向島百花園で春を探すひととき

写真:沢原 馨

向島百花園の梅は早いものでは1月には咲き始め、遅咲きのものは3月まで楽しめますが、観梅に訪れるなら例年2月中旬から2月下旬がお勧めです。その年の気候によって見頃の時期は違いますので、公式サイトなどで開花情報を確認してから出かけましょう。

写真:沢原 馨

向島百花園では訪れた人たちが楽しめるよう、さまざまな演出がなされています。そうした演出は常に見ることができるとは限りませんが、季節に応じて工夫が施されていて楽しめます。そうした演出にも注目すると、庭園散歩をより楽しめますよ。

写真:沢原 馨

文化文政期の江戸文化を感じさせる庭園で、一輪一輪の梅の花を愛でながら早い春を感じるひととき、楽しんでくださいね。

向島百花園の基本情報

住所:東京都墨田区東向島三丁目
電話番号:03-3611-8705(向島百花園サービスセンター)
アクセス:東武スカイツリーライン「東向島駅」から徒歩約8分/駐車場無し
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
向島百花園(東京都公園協会)(外部リンク)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
沢原 馨

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