2021-02-15
イタリア・ミラノといえば、モードなデザインやファッションの最先端都市。その近郊にある「スカロ・ミラノ」は、デザインやインテリアのブランドを数多く扱う、イタリア国内でも珍しいアウトレットモールです。ミラノ市街から電車で約15分と簡単にアクセスできる、唯一のアウトレットモールでもあります。「スカロ・ミラノ」について、詳しいアクセス方法も含め、ご紹介いたします!
ミラノ南部にある「スカロ・ミラノ(Scalo Milano)」。2016年のオープン以来、地元のミラネーゼを中心に話題を呼んでいる、人気の屋外型アウトレットです。150を超えるブランド店舗に、年間を通して30〜70%の割引の商品が揃います。
このアウトレットの大きな特色は、デザイン・ファッション・フードの3つのエリアに分かれているということです。ファッションアイテムをメインとしたアウトレットはイタリア国内に数多くありますが、デザイン雑貨やインテリア用品を扱うところは、ほとんどありません。毎年1月と7月のセール時は更なる割引で、あらゆるお値打ち商品が目白押しです!
アウトレット内は、無料Wi-Fiが完備です。その他、インフォメーションデスクやタックスフリーオフィス、医療診療所も施設内にあり、安心してショッピングを楽しめます。ちなみに、イタリアのタックスフリー(免税払い戻し)ですが、一店舗で154.94ユーロ以上のショッピングをした場合が免税対象になり、空港出国時に最大20%の払い戻しを受け取ることができます。アウトレット内の違う店舗の合計金額では対象になりませんので、ご注意ください。
デザイン・ディストリクトと呼ばれるエリアに、家具やインテリアのブランド店舗が集められています。イタリアを代表する高級家具店「ポルトローナ・フラウ(POLTRONA FRAU)」や、ソファで有名な「ナツッジ イタリア(NATUZZI ITALIA)」、キッチン内装で知られる「スカボリーニ(SCAVOLINI)」など、メイド・イン・イタリーの洗練された商品が並びます。
いずれも、世界一有名な国際家具見本市であるミラノ・サローネの常連で、ウィンドーを眺めているだけでも楽しくなってくるようなお店ばかりです!
また、写真のような、イタリアのキッチンに必ずひとつはあるといわれるエスプレッソメーカーのブランド「ビアレッティ(BIALETTI)」やイタリアのデザインセンスが光る「アレッシィ(ALESSI)」など、日本でも人気のあるアイテムが意外なほどお得なアウトレット価格で手に入ります。
「コインカーザ(COINCASA)」は、イタリアの大手デパートチェーンである「コイン」のインテリア部門。いずれも、お土産にぴったりな小物雑貨を見つけるのにおすすめです。
ミラノのご当地ブランドであるインテリアショップの「カルテル(KARTELL)」もお忘れなく!最新のデザインを施したプラスチック製品は、もはやプラスチックの概念を超えたと評判が高く、世界中で大人気。ミラノ中心地のフラッグシップストアに比べると、割安価格で手に入る商品も多くあるので、是非チェックしてください。
ファッションエリアも充実しています。ミラネーゼが普段使いしているデイリーブランドが数多く揃います。写真は、アウトレット価格がとにかくお得な「フェラーリストア(FERRARI STORE)」です。
日本未上陸ブランドも多いので、それらも要チェック!
「レルボラリオ(L’ERBOLARIO)」は、ミラノ近郊の街ローディが発祥の自然派化粧品ブランドで、可愛いパッケージの石鹸やハンドクリームがお土産にぴったり。
他にも、イタリア海軍をコンセプトにした服飾ブランド「マリーナ・ミリターレ(MARINA MILITARE)」、フィレンツェ発祥のレザーブランド「ザ・ブリッジ(THE BRIDGE)」など、イタリアならではの魅力的なお店が軒を連ねます。
最近、アウトレットへの出店を始めた「ボルサリーノ(BORSALINO)」は、イタリアを代表する高級帽子店。店内には、頭囲のサイズ別に帽子が並べられており、たくさんかぶって試着出来るので、ミラノ市内のお店だと敷居が高いと感じてしまう人にもおすすめです。
ハイブランドに関しては、「フォックスタウン」や「セッラヴァッレ」など、その他のミラノ郊外アウトレットについて、関連メモに詳しい記事がありますので、ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
アウトレットの中心にあるおしゃれな吹き抜けは、フードコートになっています。定番ファーストフード店やイタリアではお馴染みのストリートフード店が並びます。
ミラノ発祥のピッツェリア「スポンティーニ(SPONTINI MILANO 1953)」(写真参照)や、ミラネーゼのランチ風景の定番であるピアディーナ(薄焼きピッツァの挟みパン)を提供する「ラ・ピアディネリア(LA PIADINERIA)」など、本場の味をお試しあれ!
また、「スカロ・ミラノ」に限ったことではないですが、アウトレット含め、イタリアのお店はどこも午後から非常に混雑するので、早め早めの行動が吉。ランチも12時オープンしてすぐに席を取るのが良いでしょう。
最後に、アクセスの良さが、何と言っても「スカロ・ミラノ」の大きな魅力です。ミラノ市内の大きな駅である、レプブリカ駅やポルタ・ヴェネツィア駅から、S13というローカル電車一本、15分程度で、最寄駅のロカーテ・トリウルツィ(Locate Triulzi)駅に到着します!
最寄駅からは、徒歩たった5分!駅構内に「スカロ・ミラノ」への出入り口が明示されているので、迷うこともありません。車がないとなかなかアクセスが大変な郊外型アウトレットが多い中で、これほど都市近郊なのはめずらしいものです。短期滞在でも、半日はミラノ観光・半日は「スカロ・ミラノ」でショッピング、といった楽しみ方ができますね。
もちろん、駐車場完備なので、車で訪れることも。また、ミラノ市街から往復シャトルバスも走っています。バスの時刻表・オンライン予約など詳細は、関連メモの公式ホームページからご覧になれます。営業日・営業時間についても、公式ホームページでご確認ください。
住所:Via Milano, 5, 20085 Locate di Triulzi MI
電話番号:+39-02-9047-0350
アクセス:ミラノ中心地より、ローカル電車S13でロカーテ・トリウルツィ(Locate Triulzi)駅下車、徒歩約5分。
または往復直通シャトルバスもしくは車で約30分。
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
ミラノ発!イタリア最大級のアウトレット「セッラヴァッレ」
https://www.travel.co.jp/guide/article/42377/
ミラノ発!スイスの巨大アウトレット「フォックスタウン」へ
https://www.travel.co.jp/guide/article/28936/
「スカロ・ミラノ」公式サイト(外部リンク・英語)
https://scalomilano.it/en/
ミラノからすぐ行ける!北イタリアの文化薫る“美しい街”3選
https://www.travel.co.jp/guide/article/45483/
【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
橘 凛
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