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東京郊外で探梅三昧!都立公園の梅林を巡って早い春を探そう

2021-02-15

東京都調布市から小金井市、府中市の辺りには「神代植物公園」や「野川公園」、「小金井公園」、「府中の森公園」といった広大な都立公園が設けられています。それらの公園には梅林があり、早春には梅の花を楽しむことができます。春の訪れを感じる季節になったら、公園に設けられた梅林を訪ねてみませんか。各公園の梅林の風景をご紹介しましょう。

広大な小金井公園はファミリーにもお勧め

写真:沢原 馨

まずは小金井公園の梅林をご紹介しましょう。小金井公園は小金井市から小平市、一部は武蔵野市や西東京市にかけて広がる都立公園。約80haの面積を有する広大な公園です。桜の名所として広く知られていますが、梅林も設けられていて早春の散策も楽しいですよ。

写真:沢原 馨

梅林が設けられているのは、公園西側の一角。ちょうど「江戸東京たてもの園」の南側の辺り。28種、約100本の梅が植えられています。広場の中に各種の梅が植えられていて、まさに“梅の林”という様相。一本一本の梅を愛でながらのんびりと楽しみたいものです。

写真:沢原 馨

小金井公園には子どもたちのための遊具を設置した広場も設けられています。お子さん連れのファミリーなら立ち寄ってみるのもお勧めです。少しくらい風が冷たくても、子どもたちは元気に遊んで、汗をかいて戻ってきますよ。タオルや着替えをお忘れなく。
<小金井公園の基本情報>
住所:東京都小金井市桜町三丁目、関野町一・二丁目、小平市花小金井南町三丁目、西東京市向台六丁目、武蔵野市桜堤三丁目
電話番号:042-385-5611(小金井公園サービスセンター)
アクセス:JR中央線武蔵小金井駅または東小金井駅、西武新宿線花小金井駅などからバス、「小金井公園西口」「小金井公園前」「小金井公園入口」等のバス停で下車/来園者用駐車場有り(有料)

府中の森公園でのんびりと早春の公園散歩

写真:沢原 馨

府中市に「府中の森公園」という都立公園が設けられています。面積は約17ha。本記事でご紹介する他の公園ほどではありませんが、それでも充分に広い公園です。中央部を貫く桜並木が見事な公園で、春にはお花見の人たちで賑わいますが、園内の一角に日本庭園風に整備されたエリアがあり、梅林も設けられています。

写真:沢原 馨

府中の森公園の梅林はそれほど規模の大きなものではありませんが、観梅を楽しむには充分。観梅の人たちはあまり多くありませんので、のんびり静かに楽しむことができますよ。

写真:沢原 馨

園内を巡ってみると、馬酔木(アセビ)や木瓜(ボケ)の花など、この季節ならではの花を見つけることができます。梅の花と一緒に、そうした花々も探してみましょう。
<府中の森公園の基本情報>
住所:東京都府中市浅間町一丁目・緑町二丁目・天神町二丁目
電話番号:042-364-8021(府中の森公園サービスセンター)
アクセス:京王線東府中駅から徒歩約10分/来園者用駐車場有り(有料)

自然豊かな野川公園は早春のピクニックにも

写真:沢原 馨

次に野川公園をご紹介しましょう。調布市に位置する公園ですが、一部が小金井市と三鷹市に跨がって広がっています。もともとは国際基督教大学のゴルフ場だったところで、面積は40haを超える広大な公園です。

写真:沢原 馨

南側の正門から園内に入った右手、広場の一角に梅の植えられたエリアが設けられています。「梅林」と呼べるほどの規模ではありませんが、冬枯れの風景の中に咲く紅白の梅が風情ある景観を見せてくれます。観梅客はそれほど多くありませんので、梅の木の下にシートを広げてランチタイムを過ごしたり、のんびりと過ごすことができますよ。

写真:沢原 馨

野川公園は園内を貫くように野川という川が流れていて、その北側には「自然観察園」が設けられています。早春にはロウバイやセツブンソウなどの花を見ることができますので、足を延ばしてみるのもお勧めです。ロウバイやセツブンソウは梅の花より開花時期が早いので、公式サイトなどで開花情報を確認しておくといいでしょう。
<野川公園の基本情報>
住所:東京都調布市野水一・二丁目、小金井市東町一丁目、三鷹市大沢二・三・六丁目
電話番号:0422-31-6457(野川公園サービスセンター)
アクセス:西武多摩川線「新小金井」駅または「多磨」駅下車、徒歩15分/来園者用駐車場有り(有料)

圧巻の景観が楽しめる神代植物公園の梅林

写真:沢原 馨

最後にご紹介するのは調布市北部に位置する神代植物公園。そもそもは街路樹などを育てるための苗圃だった公園で、50ha近い面積の園内には約4,800種類の樹木が植えられています。季節毎にさまざまな花が楽しめる公園でもあり、「バラ園」は特によく知られています。入園料が必要ですが、ぜひ訪ねておきたい公園です。

写真:沢原 馨

神代植物公園の「ウメ園」には72品種、210本の梅が植えられています。紅白の梅が咲き誇る梅林は見応えがあって素晴らしいものです。時間をかけて楽しみたい梅林です。

写真:沢原 馨

神代植物公園では「ウメ園」以外にも、園路脇や池の岸辺など、あちこちで梅の花を見つけることができます。それらの梅を楽しみながら「ウメ園」へ向かうのがお勧め。「ウメ園」の近くでは黄色い花を咲かせる山茱萸(サンシュユ)も見られます。早春の花を探しながらの公園散策も楽しいですよ。
<神代植物公園の基本情報>
住所:東京都調布市深大寺元町二・五丁目、深大寺北町一・二丁目、深大寺南町四・五丁目
電話番号:042-483-2300(神代植物公園サービスセンター)
アクセス:JR中央線三鷹駅または吉祥寺駅、京王線調布駅などからバス、「神代植物公園前」バス停下車/来園者用駐車場有り(有料)

梅林の“ハシゴ”も楽しい、早春の都立公園巡り

圧巻の景観が楽しめる梅林や、のんびり早春のピクニック感覚で楽しむ梅林など、それぞれの公園の梅林の様子はさまざまです。ご自分の好みに応じて場所を選んで楽しんでみてはいかがでしょう。
その年の気候にもよりますが、梅の花は1月下旬から咲き始め、3月中旬まで楽しめるのが通常です。たいていは2月下旬から3月上旬が見頃です。公式サイトなどで開花情報を確認して訪れるといいでしょう。
今回ご紹介した四つの都立公園はいずれも来園者用の駐車場が設けられています(すべて有料)ので、ドライブを兼ねて巡ってみるのも楽しいものです。梅林の“ハシゴ”、どうですか?
2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
小金井公園(東京都公園協会)(外部リンク)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html
府中の森公園(東京都公園協会)(外部リンク)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index048.html
野川公園(西武・武蔵野パートナーズ)(外部リンク)
https://musashinoparks.com/kouen/nogawa/
神代植物公園(東京都公園協会)(外部リンク)
https://www.tokyo-park.or.jp/jindai/

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沢原 馨

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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