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岩手県遠野市「伝承園」は馬と暮らした民話の里のテーマパーク

2021.02.26

初めて訪れたのになぜか懐かしい、何度訪れても新しい発見がある岩手県遠野。今回ご紹介する「伝承園」は、遠野エリアにある古民家のテーマパーク。馬と恋に落ちた少女オシラサマ、馬にいたずらをするカッパ伝説など、馬と生活を共にした遠野地域ならではの生活を体感できる施設です。みちのくの古民家「曲り家」で心のふるさとを体感する旅はいかがでしょうか?

築250年の歴史ある「曲り家」

写真:岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」

岩手県遠野は、古くは源義経が奥州に滞在中、遠野馬を愛用していたと伝わる程、馬との関わりが深い地域。また交通の要所として栄えたこの地域では、農耕だけでなく材木・物資の運搬をする事で、馬が農民の暮らしを支えてきました。
ここ伝承園に移築再現された古民家は、その農民と馬の生活を垣間見ることが出来るテーマパークとも言えるスポット。
まず目に入る建物は、「乗込長屋」と呼ばれる作業小屋。土壁とわら屋根が、古き良き時代の故郷の雰囲気を醸し出しています。

写真:Shinkurou

生活の糧を生み出してくれる馬は、家族の一員として、同じ屋敷内に暮らすようになります。
その様子を体感できるのが、東北ならではの古民家「曲り家」です。ここ伝承園に移築されている国指定重要文化財「菊池屋曲り家」は、遠野でも古い時期1750年頃に建てられました。
曲り家とは、人の住む母屋と馬のいる馬屋が一体となったL字型の住居。建物内に足を踏み入れると、初めて訪れたのになぜか懐かしい空間が広がります。さらに古民家が持つ癒やしの香りも。見て触れて感じる素晴らしい古民家。ぜひ体感してみて下さいね。

写真:Shinkurou

また伝承園の敷地内には「水車小屋」「板倉」「つるべ井戸」などが移築再現されています。日本の原風景とも言える景観が広がり、散策にもおすすめです。

オシラサマ信仰って?

写真:Shinkurou

曲り家の内部をさらに奥に進めば、お蚕神堂(オシラ堂)へと。ここは馬と若い娘の悲恋の物語が残る場所です。
農家の娘が飼い馬に恋をし、毎日のように馬屋へ。それに腹を立てた父親が、馬を殺してしまいます。すると娘も馬と一緒に天に昇り、オシラサマになったというとても悲しいお話です。
オシラサマは、馬の神だけではなく蚕の神、農耕の神とも言われ、「着布の願い」と呼ばれる伝統行事として、大切に守られてきました。これは、男女一対の木に、毎年新しい着物を着せて、家の守り神とするもの。馬と人との絆を大切にしてきたこのエリアならではの行事です。
堂内にはいろいろな願い事を書いたカラフルな布が壁いっぱい。どなたでも100円で体験できますので、ぜひ願い事を書いて遠野ならではの民話の世界を覗いて下さいね。

写真:Shinkurou

また敷地内にある「工芸館」もおすすめです。館内に入ると、手作業中の地元のおばあちゃん達が、にこやかにお出迎え。地元の方との何気ない会話も、旅の楽しみですよね。
現役の機織り機の見学や、わら細工、繭玉の糸取り、絵馬などの体験も出来ます(要予約)。手作りの馬のストラップなども販売していますよ。

カッパの足跡を探して

写真:Shinkurou

柳田國男の「遠野物語」の中に、馬とカッパが登場するお話が残っています。いたずら好きのカッパが、水を飲みに来た馬を小川に引き込むというお話。
歴史感じる古民家を見ながら園内を散策していると、民話の世界に入り込めること間違いなし。また、敷地内の散策でカッパの足跡を見つけたら、忘れず写真を撮って下さいね。

写真:Shinkurou

先ほど撮影のカッパの足跡を、入り口の売店で見せると、お子様限定で「カッパとお友達になった証明書」を貰えます。遠野ならではの面白い旅の思い出ですよね。
またカッパ釣りが体験できる「カッパ淵」へは、伝承園から徒歩で5分ほど。ぜひそちらへも足を運んで下さいね。さらに民話の世界を満喫できるおすすめのスポットです。カッパ淵で「カッパ釣り」をされる方は、伝承園の売店で「カッパつり許可証」を忘れずに購入して下さいね。

伝承園の基本情報

住所:岩手県遠野市土淵町土淵6地割5番地1
電話番号:0198-62-8655
アクセス:東北横断自動車道遠野ICより約10分
開園時間:午前9時〜午後4時(入園受付は午後3時30分)
入園料:大人330円小・中・高校生220円
休園日:年中無休
2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
「伝承園」(外部リンク)
http://www.densyoen.jp/

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Shinkurou

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