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「絶対にしたくない!」と思っていた会陰切開。その考えが180度変わった理由

2021-03-03

会陰切開の有無で明暗!

初めての出産を迎えるまでは「怖いから絶対にしたくない!」と思っていた会陰切開。しかし実際に出産してみると、その考えは180度変わりました。今回は、会陰切開をした出産としなかった出産、どちらも経験した私の感想をご紹介します。

会陰切開をした1人目の出産

1人目の出産は12時間以上かかった私。もともと体力がなく、長時間の痛みで意識がもうろうとするなか、「会陰切開したら、あと3いきみくらいで出るよ」と医師から提案されました。とにかく出産の苦しみから解放されたくて、「切ってください!」と返事したのを覚えています。

出産前は怖かった会陰切開でしたが、陣痛があまりに壮絶で、出産が早く終わるなら何でもいいと思っていました。

会陰切開の痛みは?

陣痛の壮絶さで会陰切開をされても切られた感覚はほとんどなく、赤ちゃんが生まれた後の縫合もちくちくするだけでほとんど痛みは感じませんでした。

産後1日目はトイレの際にひきつるような違和感がありましたが、痛いというほどではありません。張ったおっぱいの痛みのほうが強く感じたほどです。溶ける糸で縫ってもらったので抜糸もなく、産後2日目以降はほとんど傷の存在を忘れていました。

会陰切開なしで裂けた2人目の出産

2人目の出産は1人目の出産と違ってあっという間にお産が進み、陣痛開始からわずか40分で生まれるというスピード出産でした。このため、会陰切開が間に合わず会陰が裂けてしまい、出産後に縫合だけおこなわれました。

2回目の出産でも、やはり陣痛が強すぎて会陰が裂けたことには気づきませんでしたし、縫う際の痛みも1回目と変わらず大したことがありませんでした。

産後もじくじく痛みが続く

2人目のお産が終わって気持ちが落ち着いてくると、だんだん縫合した会陰の違和感が増してきました。トイレのときはもちろん、座っただけでもちくっと痛みが走るのです。シャワーの際、怖々と傷を触ってみると、前回会陰切開をしたときより明らかに大きな傷がありました。

前回と同じく抜糸は必要なかったものの、傷の治りが遅く何もしていなくてもじくじく痛みが続いて、少なくとも退院するまではトイレが怖かったです。

出産前は嫌だった会陰切開ですが、陣痛と比べると全然大したことありませんでした。切るより裂けたほうが治りも遅かったので、そんなに怖がらなくてもよかったなぁと思います。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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監修/助産師REIKO

著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院まで学んだ食についても執筆。

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提供元:ベビーカレンダー

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