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美しい壁画やユニークな像も!モスクワ郊外「ドミトロフ」

2021.03.05

モスクワから北へ、エレクトリーチカ(列車)で約1時間半ほどの場所に、モスクワ郊外の古都の1つドミトロフがあります。ドミトロフはモスクワの人たちに、日帰り観光で楽しめるモスクワ郊外都市として親しまれています。今回、そんなドミトロフのクレムリン(城塞)や教会の壁画をはじめとした観光スポットを紹介します。

ドミトロフってどんな都市?

写真:豊島 リューバ

ドミトロフは、モスクワより北に位置する郊外都市です。モスクワのサヴョーロフスカヤ(Saviolovskaia)駅からエレクトリーチカ(列車)で片道約1時間半ほどで行くことができます。写真は列車のドミトロフ駅の校舎です。
ドミトロフは、12世紀半ば、北東ルーシ公ユーリ・ドルゴルーキーによって設立された都市です。ユーリの息子ドミトリーの誕生に際してドミトロフという名前が付けられました。14世紀半ばにモスクワ公国に併合されるまでは、分領公国として存在していました。現在では、モスクワの中心から日帰りで楽しめる観光地として親しまれています。
<ドミトロフ駅の基本情報>
住所:Vokzal’naya Ulitsa, 1, Dmitrov, Moscow Oblast.
電話番号:+7-495-993-78-82

写真:豊島 リューバ

ドミトロフ駅から歩いてすぐのところに、ドミトロフ・クレムリン(Dmitrovskii Kreml’)があります。クレムリンの門(Nikol’skie vorota)は、このような古めかしい木造で、趣深いです。

写真:豊島 リューバ

クレムリン内に美しい建物がいくつかあります。こちらは19世紀に建てられた、エリザヴェータ教会(Elizavetnskaia tserkov’)です。小さめのクポラ(玉ねぎ坊主型の屋根)が教会の建築に可愛らしい印象を与えています。

教会の美しい壁画に感動!

写真:豊島 リューバ

ドミトロフのクレムリンの中の主要な建築物は、16世紀に建てられた、こちらのウスペンスキー教会(Uspenskii Sobor)です。教会の前に建つ像は、キリル文字の考案者キリルとメフォーディーです。

写真:豊島 リューバ

教会内部では、美しい壁画を見学することができます。中でも、正教会の聖人たちが教会の前でずらりと立ち並んだ壁画は、美しく、なかなか珍しいものです。
こちらの壁画に描かれているのは、古代から中世までにかけて活躍したロシアの聖人たちです。十字架を持って真ん中に立っているのが、10世紀末、東スラヴ世界に正教をもたらしたキエフ大公ウラジーミルです。

写真:豊島 リューバ

こちらの真ん中は、悲劇の最期を遂げ現在は正教会で聖人として祀られているニコライ2世一家。モスクワの救世主教会の前に描かれています。
ドミトロフのクレムリンを訪れたら、ウスペンスキー聖堂のこれらの美しい壁画を見て楽しむことができます。まるで小さな美術館を訪れるかのようです!
<ドミトロフ・クレムリンの基本情報>
住所:Ulitsa Zagorskaia, 17, Dmitrov, Moscow obl.
電話番号:+7-496-227-40-07

クレムリン周囲の像を見て楽しもう!

写真:豊島 リューバ

ドミトロフのクレムリンの周囲には、ユニークな像がたくさんあります。こちらは、最初に紹介した、ドミトロフの創始者ユーリ・ドルゴルーキーです。
クレムリンのウスペンスキー聖堂の前に勇ましく立っています。古代ルーシの公がどのような姿であったかを見ることができます。
<ユーリ・ドルゴルーキー像の基本情報>
住所:Sovetskaya Ploshchad’, 11, Dmitrov, Moscow Oblast

写真:豊島 リューバ

こちらは、ロシア正教会で愛・家族・信念の聖人とされている、ムーロム公国の公聖フョードルと妻フェヴロニアの像です。2人が手を繋いで鐘の下に立っている愛らしい銅像です。
<聖ピョートルと聖フェヴロニアの像の基本情報>
住所:Ulitsa Zagorskaya, 17, Dmitrov, Moscow Oblast

写真:豊島 リューバ

また、ドミトロフのクレムリンの周囲には、19世紀に創られた当時の様々な階級の人の日常の姿を形取った像もいくつかあります。
写真は農奴の女性の像です。ロマノフ王朝後期のロシアに住む人々の姿を、像を通して見ることができます。
<19世紀の人々の像の基本情報>
Kropotkinskaya Ulitsa, 79, Dmitrov, Moscow Oblast

落ち着いた古き修道院へ!

写真:豊島 リューバ

次に紹介する観光地は、15世紀に建てられたボリス・グレプ修道院(Borisoglebskii muzhskoi monastery)です。クレムリンから少し歩いた場所に位置しています。
修道院の前には、修道院の名前の由来である聖ボリスと聖グレプの像があります。彼らはロシア正教会の中で初めて聖人に加えられた人物で、キエフ大公ウラジーミルの息子です。

写真:豊島 リューバ

修道院は静かで落ち着いた雰囲気です。シンプルで洗練された景色が魅力的です!

写真:豊島 リューバ

修道院内で見つけたら嬉しくなるのが、教会の上にそびえる、こちらの十字架です。黄金に輝き、エンジェルが十字の左右にいます。とても可愛らしい十字架で、まるでクリスマスのデコレーションのようです。
<ボリス・グレプ修道院の基本情報>
住所:Ulitsa Minina, 4, Dmitrov, Moscow obl.
電話番号:+7-495-993-74-06

少し足を延ばして!

写真:豊島 リューバ

最後に冒険好き、またはウォーキング好きの方におすすめのスポットをご紹介。それが、こちらのV’ezdnaia stela g. Dmitrov(ドミトロフ市に入ることを示す像。県境の看板のようなもの。)です。
ロシアでは、車の通りの都市と都市との境にこのような像が置かれているのが多く見られます。ドミトロフ駅からは歩いて30分ほどですが、歩いて行ける場所にあることは珍しいもの。1154年に建てられたモスクワ郊外ドミトロフに来た!という記念撮影におすすめの場所です。
<V’ezdnaia stela g. Dmitrovの基本情報>
住所:ul. Moskovskaia, Dmitrov, Moscow obl.

ほっこり日帰り旅をドミトロフで!

他の人と被らない、マイナーなモスクワ郊外の場所を訪れたい方に、歴史深き古都ドミトロフはおすすめです。また、駅から歩いて回れる範囲に観光地が固まっているのも魅力的です。
ユニークな像も出迎えてくれて、ほっこり気分を味わうことができるモスクワ郊外都市となっています!
2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
豊島 リューバ

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提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

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