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京都西山・乙訓で歴史と自然を駆け抜ける!サイクリングで竹と古刹の里を巡るおすすめコース

2021.03.30

京都市洛西エリアや向日市、長岡京市と大山崎町からなる、京都府西南部に位置する京都西山・乙訓(おとくに)。西山三山に代表される古刹に加え、近年は大河ドラマ『麒麟がくる』の聖地として脚光を浴びています。また町と自然が近く、竹の径や大原野の田園地帯など、ふと日本の原風景に出会えるのも魅力です。今回は、そんな竹の里エリアを巡るのに最適なサイクリングコースをご紹介。アクセスが難しい花手水で有名な古刹「柳谷観音」へも自転車なら楽に!(AD)

歴史・自然が点在する「京都西山・乙訓」だからこそ"サイクリング"

写真:土庄 雄平

京都市街に比べると、少しディープな魅力が根付く「京都西山・乙訓(おとくに)」。古都の趣とは異なり、歴史と自然が緩やかに結びつき、バリエーション豊かな風景を今に残しています。例えば、竹林や古刹、街道など、まさしく"もうひとつの京都"であり、魅力が詰まったエリアです。
今回サイクリングをオススメしたいのは、このような「京都西山・乙訓」の地の利にあります。

写真:土庄 雄平

例えば京都市街の観光名所は都会に密集しているため、バス・徒歩のアクセスが適していますが、このエリアでは適度に見所が散らばっており、その道中に走る道も気持ちの良い快走路ばかり。
短い距離の中で、流れる風景がどんどん変化するため、旅情を大いに感じられるのも魅力。鄙びた情緒ある街道、竹林をゆく爽やかな道、険しい山岳寺院に息づく道。町から少し飛び出せば、ふとした発見も多く、まさに一つの旅のようなサイクリングを楽しめます。
また、京都西山・乙訓は古来より日本史の表舞台に絶えず登場します。このエリアを巡ることで、時代と時代の間をワープトリップすることが可能なのも、京都西山・乙訓サイクリングの魅力です。

写真:土庄 雄平

そんな京都西山・乙訓サイクリングの拠点としたいのが、TauT(トート)阪急洛西口。阪急京都線の高架下に設けられたこのショッピング街には、レンタサイクル店が充実しています。阪急レンタサイクルではシティサイクル・電動自転車、サイクルベースあさひ洛西口店ではスポーツ自転車・E-Bike(イーバイク)を借りることが可能。
1日でたくさんの距離を走ったり、柳谷観音や善峯寺といった西山三山へチャレンジしたい場合は、E-Bikeをオススメします。E-Bikeは、楽に長距離を走ったり、坂を登るのに特化した電動アシスト付きのスポーツ自転車です。入念に使い方を教えてくれるので、初心者でも大丈夫。
また、今回ご紹介するコースの中で、西山三山以外の気になるところだけ訪れてみたいという方には、シティサイクルもおすすめ。半日だけ気軽にサイクリングすることも可能です。京都西山・乙訓を巡る初級者向けのサイクリングコースやシェアサイクル、レンタサイクルの利用方法は、下記のボタンからご覧くださいね。
<サイクルベースあさひ洛西口店の基本情報>
住所:京都府京都市西京区川島六ノ坪町29-2
電話番号:075-382-2131
営業時間:(平日)10:00〜20:00(土日祝日)10:00〜20:00
※レンタサイクルの利用時間は10:00〜19:30
アクセス:阪急京都線・洛西口駅から徒歩2〜3分、JR京都線・桂川駅から徒歩約10分
<阪急レンタサイクル(洛西口)の基本情報>
住所:京都府京都市西京区川島六ノ坪町
電話番号:075-391-6681
営業時間:6:30〜23:30(年末年始休み)
アクセス:阪急京都線・洛西口駅から徒歩1〜2分、JR京都線・桂川駅から徒歩約10分

巨大古墳と竹林が作る世界へサイクリングトリップ!

写真:土庄 雄平

京都西山・乙訓(おとくに)といえば、実は知る人ぞ知る"古墳"の聖地。かつて日本の中心と考えられたほど、大規模な前方後円墳が多く点在しており、今でも市街地に溶け込んでいます。まさに日本の古墳研究で欠かせない一級資料の宝庫と言えるでしょう。
中でも「寺戸大塚古墳」はぜひとも訪れてほしい場所。洛西口駅付近から南西に2km、約15分ほど走ると見えてくる、竹林に囲まれ、ミステリアスな雰囲気を放つ、古墳時代前期の巨大古墳です。
<寺戸大塚古墳の基本情報>
住所:京都府向日市寺戸町芝山(竹の径内)
アクセス:阪急京都線・洛西口駅から自転車で約15分

写真:土庄 雄平

加えて、この古墳がある場所にも注目!実は、緑鮮やかな竹林の中に位置しています。正式名称は「竹の径(たけのみち)」。
全国的に良質な筍の産地として知られている向日丘陵の竹林に、8種類の竹垣を設け、平成12年度から整備された全長約1.8kmにおよぶ竹林道です。この規模は日本有数で、自転車で通り抜けられるのもポイント!
特に午前中、日が差し込む竹林を駆けていく爽快さは堪りません。角度によって様々な表情を見せてくれるので、ぜひ探検気分で走ってみましょう。
記事の最後に動画でもご紹介しています。是非ご覧ください。

写真:土庄 雄平

また、自転車で訪れるからこその発見もあります。竹林から西側を覗いてみれば、そこには京都西山の峰々。青空を背景に、竹の葉擦れ(はがすれ)音が極上のBGMのように奏でられます。そして鼻腔を満たす竹の清涼な香り。
「美しい、なんだか良い。」そう思った時に、すぐ立ち止まることができる。五感を通じて、その地を堪能できる。それがサイクリングでこの地を巡る魅力の一つです。
<竹の径の基本情報>
住所:京都府向日市寺戸町芝山〜物集女町長野、中海道地内
アクセス:阪急京都線・洛西口駅から自転車で約15分

日本の原風景を走る。激坂で有名な善峯寺もE-Bikeならスイスイ?

写真:土庄 雄平

竹の径を出たところから西に4km、約20分ほど走り、京都縦貫自動車道・大原野IC付近まで足を延ばせば、つい先ほどまで町にいたことが嘘のように思えるほど、長閑な風景が広がります。農作業をする地元の人や、田園風景に点在する家屋。すぐ横には、先ほど眺めていた西山がそびえています。
町と田舎の近さ、これも京都西山・乙訓(おとくに)の隠れた魅力です。そして、自転車が機動力を発揮できるフィールドとも言えるでしょう。どこか懐かしい雰囲気に包まれながら、日常を忘れて目の前の風景に耽る。この時間は、なかなか得難いものです。

写真:土庄 雄平

大原野の中心には「大原野神社」があります。桓武帝が長岡京遷都の際、皇后の氏神・奈良の春日大社を分祀したのが起こり。そのため"京春日"の愛称があります。藤原氏の氏神三社に数えられる、格式高い神社です。
朱色に塗られた丹塗りの壮麗な本殿が美しく、本殿を守るのは狛犬ならぬ、狛鹿!これは全国でも、大原野神社だけなのだとか。また、背後の樹林と織りなす、静謐で心洗われるような佇まいもポイントです。
<大原野神社の基本情報>
住所:京都府京都市西京区大原野南春日町1152
電話番号:075-331-0014
アクセス:阪急京都線・洛西口駅から自転車で30分〜45分

写真:土庄 雄平

寺社仏閣が多いこの京都西山・乙訓エリア。もしE-Bike(イーバイク)で巡っていれば、ぜひ挑戦してほしいのが、西山三山の一つ「善峯寺(よしみねでら)」。実は善峯寺まで続く道は、関西を代表する激坂(激しい勾配を持つ過酷な坂道)として有名なのです。
坂を楽に上るためのE-Bikeであれば、その性能を遺憾無く発揮することが可能。日常生活で自転車に乗っていない人でも、スイスイ上れてしまいます!
自分の足で訪ねれば、達成感もひとしお。西国三十三所巡りや、御朱印マニアの方にもオススメです。なお大原野神社から善峯寺までは片道4.5km、30〜45分ほどのコースタイムになります。
<善峯寺の基本情報>
住所:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
電話番号:075-331-0020
拝観時間:土日祝日8:00/平日8:30〜17:00(16:45受付終了)
※令和3年4月1日より
拝観料:大人500円、高校生300円、小・中学生200円
アクセス:阪急京都線・洛西口駅から自転車で1時間〜1時間30分。十輪寺を越えると傾斜が上がるので、ギアを軽めにしましょう。E-Bikeでないと登坂は厳しいです。

アクセス至難?柳谷観音も旅情あるサイクリングコースに

写真:土庄 雄平

大原野神社から南方向に、丹波街道を経由して南西に10km、約1時間ほど走ると、西山三山の一つ「柳谷観音」が見えてきます。境内にある手水鉢に花を生けたフォトジェニックな"花手水"が瞬く間にSNSで話題を呼び、今や拝観者が絶えないほどの人気に。また近年は、カラフルな押し花朱印も相まって、一度は訪れたいという方も多いお寺です。
そんな「柳谷観音」ですが、唯一の難点がアクセスのしづらさ。月に1回の縁日以外はバスが走っておらず、基本的に車かタクシー、徒歩で訪れることになります。そんな時に便利なのがレンタサイクル。特に登坂能力が高いE-Bike(イーバイク)がオススメです。

写真:土庄 雄平

大原野神社から向かうと、長岡京市街を過ぎたあたりから柳谷観音までの約5.5kmほどは基本上りの道が続きます。歩いていくのは中々辛いですが、E-Bikeだとスイスイと楽しみながら上れます。また途中には竹林があり、竹の里・乙訓(おとくに)らしい旅情を高めてくれるのもポイント!
普通の電動自転車でも行けなくはないですが、距離が長いため要注意。なおシティサイクルの方は覚悟してください(笑)また上った分、柳谷観音からの下りは本当に爽快です。麓まで駆け下りたら、休息にしましょう。
※柳谷観音までの道(柳谷道)はカーブが連続し、所々見通が悪いため、走行時にはライトを点灯し、注意してください。
<柳谷観音の基本情報>
住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話番号:075-956-0017
拝観時間:9:00〜17:00
アクセス:阪急京都線・洛西口駅から自転車で片道1時間半〜2時間、阪急京都線・長岡天神駅/西山天王山駅から自転車で片道1時間、西代里山公園からはひたすら上りが続きます。
※阪急京都線・長岡天神駅/西山天王山駅付近にはスポーツ自転車のレンタサイクルなし。

写真:土庄 雄平

サイクリング中には補給も必須!柳谷観音からの帰り道に寄れる休憩スポットは阪急沿線、JR京都線沿線に点在しています。中でも、特にオススメしたいのが「Boulangerie Pave nature(ブーランジェリエ パヴェ ナチュール)」です。柳谷観音から約6km、30分ほど走ったJR京都線・山崎駅近くにあります。
フランスと日本で計10年修行をした店主・西村さんが作るパンはどれも、生地本来の美味しさを高め、自家栽培の柑橘類・野菜を生かした、食べ応えのあるものばかり。パティシエ出身ならではの遊び心が随所に散りばめられているのもポイントです。
さて、美味しいパンやスイーツを頂いたらラストスパート。ここから北に約10km、1時間〜1時間30分ほど、最後の力を振り絞って、出発したレンタサイクルのお店を目指しましょう!後述しますが、西国街道を走って戻るのがオススメです。
<Boulangerie Pave natureの基本情報>
住所:京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才51-2
電話番号:075-952-1188
営業時間:7:30〜18:00
定休日:火曜日、水曜日
アクセス:柳谷観音から自転車で約30分、阪急京都線・大山崎駅/JR京都線・山崎駅から自転車で約5分

少しマニアック?京都西山・乙訓サイクリングを楽しむ3つの秘訣

写真:土庄 雄平

最後に少しマニアックですが、京都西山・乙訓(おとくに)サイクリングを楽しむ3つの秘訣についてご紹介します。まず最初は「観光と休憩を一緒にする」という点。
長岡天満宮には「開田茶屋 龍八」や「omiya cafe(オミヤカフェ)」、大原野神社には「そば切りこごろ」や「春日乃茶屋」があります。名所を押さえながら、食も楽しむ!ロスなく一日で色々な場所を訪れられる点で、一石三鳥と言えるでしょう。
なお、東向日駅周辺には激辛のお店ばかり揃っている向日市名物の「激辛商店街」があります。どうしても激辛料理が食べたいという方は、ペダルを漕いでいる途中、火を吹く可能性があるので、サイクリング後がオススメ!(笑)

写真:土庄 雄平

2つ目は"街道"を利用すること。古来よりこのエリアは、京都と大阪を行き来する重要な物流網の役割を有していました。西国街道や丹波街道、物集女(もずめ)街道など、非常に走りやすい道がいくつも延びています。信号も少な目なので、ぜひ移動に使ってみてはいかがでしょうか?
特に「西国街道」は、阪急・東向日駅から長岡京まで移動するのに、とてもストレスフリー!現代に息づく街道情緒も堪りません。なお、知る人ぞ知る"JR神足駅(こうたりえき)"の幻の看板もあるので探してみてください!

写真:土庄 雄平

最後は「敢えて激坂を攻めて欲しい!」という点です。実はこの京都西山・乙訓は、前述した善峯寺までの道、柳谷道に加え、金蔵寺(こんぞうじ)や宝積寺(ほうしゃくじ)までの道も、関西屈指の激坂揃い。
シティサイクルや電動自転車では厳しいですが、E-Bikeを借りれば、こんな険しい道を1日で2本・3本でも余裕で上れてしまいます。普段運動をしていない方でも大丈夫!まさにE-Bikeの性能と楽しさをフルに出せるのが、この「京都西山・乙訓」というフィールドなのです。

他では得難い“全身で感じるたび”を、京都西山・乙訓サイクリングで!

小さいエリアの中に、街道や寺社、歴史と自然など様々な要素が散りばめられている「京都西山・乙訓(おとくに)」。一見すれば、アクセスしにくい印象もありますが、だからこそ今回紹介したレンタサイクルの機動力が生きてきます。
また、目まぐるしく変わっていく風景を走る体験は、他の旅の方法では得られない“全身で感じるたび”。ぜひカメラを引き下げて、気持ちの赴くままこのエリアを巡ってみませんか?
なお、今回ご紹介したサイクリングコースは総距離約40km。朝10時に出発すると夕方18時頃には帰ってこられるサイクリング上級者向けのコースです。出発地、帰着地は、阪急洛西口駅近くのレンタサイクル店。
阪急洛西口駅近く→竹の径(寺戸大塚古墳)→大原の田園風景・大原野神社→善峯寺→柳谷観音→Boulangerie Pave nature→宝積寺→西国街道→阪急洛西口駅近く
・・となりますが、途中に激坂がある善峯寺に寄らない場合の総距離は約30km。17時頃に戻ってこられます。
サイクリングコース上の観光スポットや、昼食/休憩スポット、お土産を探すなら、清少納言がナビゲートする【京都乙訓 いとをかし】 をご覧ください。
2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【この記事は京都府観光連盟とのタイアップです】

■関連MEMO
サイクルベースあさひ洛西口店 E-Bike予約(外部リンク)
https://www.travel.co.jp/clkcnt.asp?p=225746
阪急レンタサイクル洛西口駐輪センター(外部リンク)
https://www.travel.co.jp/clkcnt.asp?p=225747
京都乙訓 いとをかし 観光・グルメ・お土産情報(外部リンク)
https://www.travel.co.jp/clkcnt.asp?p=225748
竹の里・乙訓 京都府観光ガイド(外部リンク)
https://www.travel.co.jp/clkcnt.asp?p=225749
京都観光の穴場「乙訓」自然と歴史文化が紡ぐ絶景を巡る旅
https://www.travel.co.jp/clkcnt.asp?p=225750

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
土庄 雄平

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提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

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