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もっと知りたい石川県!金沢・加賀・能登をいいとこ取り

2021-03-30

歴史、工芸、温泉、グルメ、どれをとっても満足度の高い石川県。今回は、金沢だけでなく加賀温泉郷、能登半島まで足を延ばし、しっかり石川県の特徴を味わいつつ、最旬スポットやリピーターにもオススメできる穴場も含めたいいとこ取りスポットの数々をご紹介しよう。

まずは金沢!最旬スポットへ

写真:ハイアット セントリック 金沢

旅の拠点に圧倒的に便利な金沢駅周辺。2020年8月にオープンしたばかりの最旬ホテル「ハイアット セントリック 金沢」は、駅から徒歩すぐでオススメだ。美術と工芸の街らしく、上質で落ち着いた空間、随所にあしらわれたアーティスティックなモチーフがまるで美術館にいるような気分にさせてくれる。
ゲストルームはスタンダードなタイプで32〜46平米、スイートであれば64〜96平米と、ゆったりしているのが嬉しい。いずれもコンテンポラリーなインテリアで、落ち着いた大人の滞在を叶えてくれるだろう。

写真:ハイアット セントリック 金沢

14階のルーフテラスバーへは是非訪れてみたい。極限まで照明が落とされた空間からは煌めく街のパノラマが。カウンターごしに眺める金沢の夜景は、旅の高揚感を更に高めてくれるだろう。
<ハイアット セントリック 金沢の基本情報>
住所:石川県金沢市広岡1-5-2
電話番号:076-256-1234

写真:太田拓実

2020年10月にオープンしたこちらの「国立工芸館」は今注目の最旬スポット。東京にあった「東京国立近代美術館工芸館」を移転したもので、明治期に建てられた国登録有形文化財の旧陸軍施設を移築活用した建物はそれ自体に一見の価値がある。
また、日本で唯一、国立の工芸専門美術館として近・現代の工芸・デザイン作品を多数収蔵している点でも圧巻。工芸作品鑑賞の中でネックとなる難解な専門用語、技法などが、ここでは分かりやすく解説されているのもポイントだ。子供から大人まで、我が国随一の美しい工芸作品の数々を楽しむことができる。
<国立工芸館の基本情報>
住所:石川県金沢市出羽町3-2
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)

加賀温泉郷へ足を延ばして滞在しよう

写真:たちばな四季亭

石川県で温泉を楽しみたいならば、まずは金沢からアクセスしやすい加賀温泉郷がオススメだ。中でも最大規模の山代温泉はそぞろ歩きが楽しい。徒歩で散策するならば、宿は街の中心部にとるのが正解だ。
「たちばな四季亭」は150年の歴史を持つ老舗。部屋、料理、スタッフのホスピタリティなど総合評価が高い人気宿だ。特に料理は質と量共に満足感が高く、新鮮な海の幸、山の幸が食べきれないほど並ぶ。お子様メニューにもきちんと旬の味覚が添えられている点もポイントが高い。子連れ旅行にもオススメできる良宿だ。
<たちばな四季亭の基本情報>
住所:石川県加賀市山代温泉万松園通16
電話番号:0761-77-0001

写真:藤井 麻未

加賀温泉郷の名物といえば、色とりどりの加賀野菜を使ったスイーツ「加賀パフェ」だ。野菜をうまくスイーツに取り入れた、身体に優しくとっても可愛いパフェなのだ。
加賀パフェを食べられる店舗は限られているが、「ギャラリー&ビストロべんがらや」はその一つ。赤とピンクを基調とした大正ロマンな内装に、ポップカラーなパフェが良く似合う。胡麻豆腐や野菜アイス、甘酒ゼリーなどのコンビネーションは一度味わってみる価値ありだ。(※内容は季節ごとに変わる場合があります。)
<ギャラリー&ビストロべんがらやの基本情報>
住所:石川県加賀市山代温泉温泉通り59
電話番号:0761-76-4393

写真:藤井 麻未

各宿にはもちろん温泉が付いているものの、ぜひ公共の温泉も試してみて欲しい。
街の中心にある古総湯は、明治時代の公衆浴場を外装、内装ともに再現した銭湯。木造の壁やステンドグラス、九谷焼のタイルなどがノスタルジックだ。高い木造の天井を見上げながら湯浴みをしていると、なんだか明治にタイムスリップしたような気分に。
<古総湯の基本情報>
住所:石川県加賀市山代温泉温泉通り59
電話番号:0761-76-0144

能登半島は穴場尽くし

写真:藤井 麻未

日本海に張り出した能登半島は、金沢市や加賀市と比べて穴場なスポットが多い。日本海の荒々しい自然、独特の文化が息づく魅力的なエリアといえるだろう。
能登の自然を味わえるアクティビティとしては、和倉温泉港から出発するイルカウォッチングがオススメだ。経験豊かな船頭さんがうまくボートを誘導してくれるため、かなりの高確率で野生のイルカに遭遇することができる。

写真:藤井 麻未

和倉温泉から車ですぐの場所に、遊歩道やキャンプ場が整備された「赤蔵山憩いの森」がある。その入口付近にあるのが「御手洗池」だ。駐車場から遊歩道を下ると、そこはまるでもののけ姫の世界!静寂に包まれた深い森の中に、日本の名水百選にも選ばれた、驚くほど美しい湧水池が佇んでいる。すぐ側まで車でアクセスできるのにもかかわらずこれほどの秘境感を味わえるのは、なかなかの穴場だといえる。

写真:藤井 麻未

日本海沿いにどこまでも続く「千里浜なぎさドライブウェイ」を爽快に走り、日本海からやってくる潮風をまだ仄かに感じる辺りに、日蓮宗の大本山「妙成寺」がある。遠くからでも眺められる壮麗な五重塔がトレードマークだ。
加賀百万石・前田家ゆかりの名刹としても知られる妙成寺、実は境内に建てられた建築物のほとんどが国指定の重要文化財なのである。約400年もの年月を経てもなお壮麗な姿を留める精緻な木造建築の美に、思わず酔いしれること間違いない。
<妙成寺の基本情報>
住所:石川県羽咋市滝谷町ヨ-1
電話番号:0767-27-1226

食べなきゃ損!石川グルメ

写真:藤井 麻未

石川県は、海の幸、山の幸共に楽しめるグルメの宝庫だ。美味しい食べ物は旅の醍醐味の一つ、ここでは金沢市内で食べられる絶品グルメをご紹介しよう。
石川県の魚介というと真っ先に挙がるのが高級魚「のどぐろ」だろう。白身なのに脂の乗ったコクのある味わい。そんなのどぐろの良さを存分に引き出したグルメが金沢市内香林坊にある「のど黒めし本舗 いたる」の、のどぐろ飯だ。
出汁と共にしっとりと炊き上げられたご飯に、のどぐろの切り身がたっぷり一尾分。ミディアムレアに炙った身は絶妙なジューシーさだ。薬味や出汁をかけて味に変化を持たせれば、あっという間に完食してしまう。
<のど黒めし本舗いたるの基本情報>
住所:石川県金沢市片町2-7-5
電話番号:076-233-1147

写真:藤井 麻未

石川県のブランド牛といえば「能登牛」。幻の稀少牛とも言われ、県内ですら限られた頭数しか出回っていない。金沢市内で能登牛を味わえる名店が、古き良きステーキハウスを思わせるレトロな「六角堂」だ。
店内には、六角形の大カウンターから半個室、個室スタイルの鉄板まであり、シーンによって使い分けできる。コース仕立ての鉄板焼メニューでは、新鮮な魚介類、加賀野菜なども味わえるためお得感がある。
能登牛はサーロインでも驚くほどあっさりしていて、胃もたれせずに肉の旨味を存分に感じられる。添えられた焼梅干し、たっぷりと盛られたガーリックチップスが更に食欲をそそる。
<ステーキハウス六角堂の基本情報>
住所:石川県金沢市観音町3-4-42
電話番号:076-252-5115

写真:藤井 麻未

金沢市民の台所として多くの人々に愛される近江町市場。中でも今注目のスイーツが「おさつスイーツ工房おいも家」の「おいもんぶらん」だ。
甘味の強い五郎島金時芋を贅沢に使い、これでもかと盛られた芋ペースト、蜜付け芋、国産きび糖を使ったクッキーやアイスなどがふんだんに盛り込まれていて、一口頬張るごとに幸せな気持ちになれること間違いない。
<おさつスイーツ工房おいも家の基本情報>
住所:金沢市下松原町49(近江町市場内)
電話番号:076-208-4437

厳選いいとこ取りスポットへ

さて、今回は、今注目の新しいスポット、まだ知られていない穴場、おさえておきたいグルメなどを中心に金沢、加賀、能登エリアのいいとこ取りスポットをご紹介した。まだまだ奥が深い石川県、何度訪れても楽しめること間違いないだろう。
2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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藤井 麻未

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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