2021-04-02
現在第2子妊娠中、3歳の長女を育てています。長女の通うこども園では、学期毎にぞうきんを提出します。そのぞうきんを、「市販の物を提出するか、手作りした物を提出するか」で夫にショックなひと言を言われてしまった体験談です。
長女が通うこども園では、学期に1回の頻度でぞうきんを提出します。提出するぞうきんは20cm×30cmくらいの一般的な大きさのぞうきん1枚と、その半分の大きさのぞうきん1枚の計2枚。
特別な指定はなく、市販の物でも手作りの物でもどちらでも大丈夫です。わが家にはミシンがなく、縫い物をしたとしても手縫い。私はというと縫い物は苦手で、長女の入園グッズを揃えるときには実母にほとんどお任せし、自分は小さい物を2、3個手縫いで作った程度でした。
ぞうきんに関しては、通常の大きさの物は市販の物をそのまま。そして半分の大きさの物は、市販のぞうきんを半分に切って手縫いするしかないかなと考えていました。あるとき、リビングに用意していた提出用のぞうきんを見て夫がひと言。「え、これ市販のぞうきんじゃん。これ持っていくの?」と言うので理由を聞くと、「ちゃんと作ったやつのほうがいいんじゃない?」とのこと。
このひと言でカチンときた私は「ちゃんとって何? 市販だとちゃんとしてない親だってこと?」と返しました。すると夫は「何かそんな印象」とだけ言って行ってしまいました。
夫はとても寛容で、出産後食事に惣菜が増えても、部屋が散らかっていても、文句を言ったことはありませんでした。そんな夫が「市販のぞうきんはちゃんとしていない」と言ってきたことで、少しショックを受けた私。理解のある夫でも頭のどこかに、「手作り=愛情」の意識があるのだと感じました。
その後夫に、「手縫いじゃなくても愛情はある」「縫う時間があるなら家事や仕事をしたい」と伝えました。話し合いの最後には「そんなに嫌なら自分で縫って」と言うと「自分で縫うのは……」と、市販品を持っていくのに渋々同意していました。
今回は理解があると思っていた夫に思いがけない「否定」をされて、驚いてしまいました。子育て中は思いがけないところで夫婦の意見が衝突することがあるのだなと実感した出来事でした。今後また意見が違うことがあれば、しっかりと話し合う時間をとっていこうと思っています。
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監修/助産師REIKO
イラストレーター/みいの
著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
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