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海外旅行先でコロナに感染!保険でカバーできる?体験談をご紹介

2021-04-24

新型コロナウイルス感染症に対する入国制限が緩和され、徐々に海外旅行ができるようになってきました。ただし日本は水際対策として入国時にPCR検査による陰性証明が必要で、現地でもし陽性になってしまった場合は帰国できません。
そこで今回は、実際に海外滞在中に感染してしまった方の体験談をもとに、現地での対応方法やかかる費用、注意点などをご紹介します。出発前にチェックしておきたい保険の情報もありますよ!

体験談:インドネシアから帰れない!〜陽性判定〜

現地出国前72時間以内*に新型コロナウイルス感染症の検査を受けて、医療機関などで発行された陰性判定の検査証明書を提示しないと、海外から日本に上陸することはできません。もし現地で陽性判定が出てしまった場合はどうなるのでしょうか?
インドネシア滞在中に陽性判定が出てしまったトラベルjp ナビゲーターのAさんに、そのときの様子をうかがいました。
*…2022年9月7日から水際対策が変更されます。日本入国時の検疫措置については、[link:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html][bold]厚生労働省ホームページ[/bold][/link]をご確認ください。

体験談:インドネシアから帰れない!〜入院〜

「食事がちょっと口に合わないという点をのぞけば、日本国内での入院生活とあまり変わりありませんでした。症状は熱と咳で、咳の症状が出始めたのは発熱から2日後。高熱は最初の3日間くらいで落ちつきましたが、その後5日間くらい微熱が続いたのはつらかったです。
同行者は咳は出ないものの高熱が長引いていたようで、同時期に感染しても症状に違いがありました。
私は英語が話せるのでスタッフとのやりとりなど特に問題はありませんでしたが、言葉に不安がある人は大変だと思います。可能であれば病院を受診する前に現地の領事館や保険会社のサポートデスク、宿泊先のホテルに相談して、日本人医師や日本語の話せるスタッフなどがいる病院を紹介してもらった方がいいかもしれませんね。」

体験談:インドネシアから帰れない!〜やっと陰性!退院・帰国へ〜

「陽性判定から12日後にPCR検査の結果が陰性となり、晴れて退院の運びとなりました。退院後は病院でもらった陰性証明をホテルに提示して、キープしておいた部屋に戻って体を休めることができました。
同行者は症状が治まっているもののなかなか陰性判定が出ず、少し遅れて15日後に退院。その翌日の便にチケットを再度変更して、帰国のためのPCR検査を前日に受けて無事に帰国できました。」

体験談:海外旅行保険でカバーされるもの・されないもの

「私が加入していた海外旅行保険は、受診と入院・治療費、それにともなうPCR検査代は保障対象になりました。キャッシュレスで対応できたので、立て替える必要がないのはありがたかったです。
先述したとおり、荷物の保管のためにキープしていた部屋の宿泊料金は保障対象外だったので、こちらは予想外の出費になりました。
普段からクレジットカードに付帯している海外旅行保険で済ませることがほとんどですが、その保険ではホテル療養になると宿泊料金が保障対象外になってしまいます。渡航前に、自分の加入している保険のカバー範囲を確認するのが重要だなと感じました。もし保障が不十分であれば、別途海外旅行保険を申し込んだ方がいいかもしれません。」

海外旅行保険は保障内容に注意!

ここまでトラベルjp ナビゲーターのAさんの体験談をご紹介しました。海外旅行保険に入っていたことで、費用面の負担が軽減されたことは重要なポイントです。
ただしAさんのコメントにもあるように、海外旅行保険の保障内容は加入する会社、保険タイプによって異なります。入院せずホテル療養になっても宿泊料金は保障されるか、航空券の延長に手数料がかかる場合もカバーされるのかなどをチェックして、新型コロナウイルス感染時の保障が厚い旅行保険を選ぶようにしましょう。
また現地のサポート体制が整っているかどうか、事前に確認しておくことも重要です!

出発前の感染は「キャンセル保険」でカバー

海外旅行保険は“旅行中”のケガや疾病などをカバーするもの。もし出発前に新型コロナウイルスに感染して旅行できなくなった場合は、海外旅行保険の対象外になってしまいます。
そんなときに加入しておきたいのが「キャンセル保険」。新型コロナウイルスの感染によって旅行をキャンセルしないといけなくなった場合に、キャンセル料をカバーしてもらえる保険です。もちろん新型コロナウイルスだけでなく、そのほかの疾病やケガ、ご家族の不幸などやむを得ない事情でキャンセルする場合に保障されます。ぜひチェックしてくださいね。

出発前に現地情報を集めるのも忘れずに!

海外旅行は楽しいものですが、現地で感染してしまった場合を想定しておくことが重要です。海外旅行保険に加入するのはもちろんのこと、変更の利く航空券を購入する、現地の日本領事館の連絡先や日本語対応できる医療機関の確認、感染状況を把握するなど、入念に準備しましょう。
もちろん感染防止対策を万全にしてお出かけください!
※2022年8月現在の情報です。入院時の保障内容、現地での対応などは体験談に基づくもので、渡航先や渡航時期により異なります。
※写真はイメージです。

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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