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富山「立山黒部アルペンルート」人気の立山駅〜室堂間を日帰りで!

2021-05-01

立山黒部アルペンルートは、標高約3,000m級の山々が連なる富山〜長野を結ぶ山岳地帯の観光ルート。ほぼ全域が中部山岳国立公園に属しており、所々で絶景を見ることができます。
2021年は4月15日(木)より全区間開通(〜11月30日)。また全線開業50周年!特に人気のある室堂へは乗り物を乗り継いで日帰りで観光できるので、子どもから大人まで楽しめますよ。立山駅〜室堂間でのおすすめスポットをご紹介!

立山駅よりスタート!「美女平」へ

写真:Mayumi T

富山県側より始まるこの旅のスタートは、立山駅。電鉄富山駅(JR富山駅より徒歩すぐ)より富山地方鉄道立山線に乗車、しばらくすると立山駅に到着します。この立山駅から立山ケーブルカーに乗車し、美女平駅に向かうことになります。

写真:Mayumi T

こちらは立山ケーブルカー。美女平駅とを一日に何度か往復しており、周囲の自然を満喫しながら移動できます。窓の外を眺めていると、駅の雑然とした喧騒から少しずつ離れていき、緑豊かな自然たっぷりの車窓へと変わっていきますよ。
<立山駅(立山ケーブルカー)の基本情報>
住所:富山県中新川郡立山町千寿ケ原
電話番号:076-431-3331
アクセス:富山地方鉄道立山駅すぐ

写真:Mayumi T

美女平駅に到着すると、立山高原バスに乗り換えます。そして室堂まで山岳地帯を観光しながら上っていきます。因みに立山駅側から立山高原バスに乗車の際は、ぜひバス進行方向、通路をはさんで左側の席につくことをおすすめします。この高原バスから見える景観は自然を堪能できる景色ばかりなんです!
この美女平駅の周辺は「森林浴の森・日本100選」に選ばれており、広葉樹など立山杉の巨木や大木をたくさん見ることができます。時間に余裕があれば、駅周辺をゆっくりと散策してみるのも良いですね。バスに乗車後は窓越しにはなりますが、天候が良ければ真っ青な空、春〜夏の季節なら鮮やかなグリーン、秋なら紅葉が見渡せるでしょう。
<美女平の基本情報>
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺(あしくらじ)
アクセス:美女平駅より徒歩すぐ

落差日本一!圧巻の「称名滝」へ

写真:Mayumi T

落差が日本一といわれる「称名滝」は、立山黒部アルペンルートとは別のルートからも行くことができます。展望台もありますので、より間近に滝を見ることができますが、この高原バスからもわずかな時間だけ見ることができます。

写真:Mayumi T

高原バスの中にはモニター画面が備わっていますので、おすすめの観光スポットが近くなると画面の中で案内してくれます。よりスポットが近くなると、バスは少しだけ走行スピードを落としてくれますよ。「称名滝」はバスの進行方向左側の車窓にわずかな間だけ見ることができますので、お見逃しなく!
雪解け水が流れ落ちる春、新緑が眩しい夏、秋の紅葉など、季節によって違った滝の景観を楽しめるのが魅力の一つでもあります。

写真:とやま観光ナビ

落差は約350mになりますが一気に流れ落ちる様子は必見!春になると立山連峰の雪解け水がここに流れ落ち、称名滝(画像向かって左側)の向かって右側には「ハンノキ滝」というこの季節だけ見ることのできる滝も現れます。タイミングが合えば2つの滝が流れ落ちる稀少な光景に出逢えます。
<称名滝の基本情報>
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
電話番号:076-462-1001 (立山町観光協会)
アクセス:
電車…富山地方鉄道立山駅より称名滝探勝バス約15分、徒歩約30分
(称名滝探勝バス通行期間)4月下旬〜11月中旬
車…北陸自動車道 立山ICより約50分、徒歩約30分

珍しい高原植物が見られる「弥陀ヶ原」

写真:Mayumi T

弥陀ヶ原は中部山岳国立公園内にある高原で、標高は約1,600mから2,000m程に位置しており、2012年(平成24年)ラムサール条約に登録されています。

写真:Mayumi T

この高原は例年11月頃より夏の季節の7月頃まで雪に覆われていますが、夏の頃には川が流れ、高原湿地であることからとても多くの高山植物が見られます。夏の季節のほか、秋には美しい紅葉も見ることができ、春〜夏、また秋の季節と違った趣の景観が楽しめます。高原バスはルート上にいくつかのバス停もあり、途中下車もOK!弥陀ヶ原は遊歩道もありますので、気軽に散策してみましょう。

写真:Mayumi T

この周辺ではミズバショウ、ニッコウキスゲ、チングルマ、ハクサンチドリなどの高原植物が見られます。ここでしか見られない貴重な植物も目にすることができますよ。
<弥陀ヶ原の基本情報>
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺弥陀ヶ原

素晴らしい山々が連なる室堂へ!

写真:Mayumi T

いよいよ高原バスは室堂ターミナルに到着!約3,000m級の山々を見渡すことができます。この地に来て驚くのがこの高くそびえたつ山々が間近に迫っていること。なめらか且つ険しい山肌を目の前にすることができます。

写真:Mayumi T

目の前に山々が連なる景観は本当に圧巻の一言!新緑の季節は天候が良いと本当に緑が美しいので、ぜひ時間の許す限り周辺を散策してみましょう。あちこちで素晴らしい景観に出逢えます。

写真:Mayumi T

室堂には見どころがたくさんありますので、遊歩道をゆっくり散策してみてくださいね。この付近の地下から湧き出す温泉は、周辺のホテルや山小屋など宿泊施設にも供給されていますよ。
<室堂の基本情報>
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂

美しい「みくりが池」は必見!雲海も

写真:Mayumi T

みくりが池は室堂に位置する火口湖ですが、天気が良いと湖面がとても美しく、周辺にはりんどう池、血の池、みどりが池など小さな火口湖が点在しています。青く澄んだ湖面、その湖面にうつし出される北アルプスの山々も見渡せ、周囲には雷鳥が姿を現すこともあります。
<みくりが池の基本情報>
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺

写真:Mayumi T

室堂から美女平に向かう帰りのバスの中でも素晴らしい景観に出逢えます。その時の気候や気温によっても違いますが、タイミングが合えば雲海にも出逢えるでしょう。

写真:Mayumi T

夕方の時間帯なら、夕暮れ時の雲海にも出逢えますよ。日常では出逢えることのない景観!室堂から美女平へと反対側の区間もぜひ高原バスの中から素晴らしい景観を堪能しましょう。

一度は訪れたい!立山黒部アルペンルート

このように立山黒部アルペンルートの立山駅〜室堂までの区間は美女平、称名滝、弥陀ヶ原、室堂、タイミングが合えば雲海と、この区間だけでもとても美しい自然に出逢うことができます。
立山黒部アルペンルートの素晴らしさは多彩ですが、立山ケーブルカーや高原バスなどの乗り物を乗り継ぐだけで、標高約3,000級の山々を目にすることができることが魅力の一つといえるでしょう。
今回は人気の立山駅〜室堂間でのおすすめスポットをご紹介しました。もちろん立山黒部アルペンルートは室堂〜長野県側の扇沢までの区間もあり、大観峰、黒部湖、黒部ダムなどおススメスポットはまだまだあります。室堂近くには雪の壁が圧巻の「雪の大谷」も!立山黒部アルペンルートは2021年に全線開通50周年を迎えます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
2021年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
立山黒部アルペンルート(外部リンク)
https://www.alpen-route.com/index.php
とやま観光ナビ(外部リンク)
https://www.info-toyama.com/

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Mayumi T

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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