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福島「ホテリ・アアルト」会津の和精油と温泉に癒される養生ステイ

2021-05-01

福島県裏磐梯のプライベートな湖沼のほとりに建つ「ホテリ・アアルト」。その居心地の良さからリピーターの絶えないホテルです。2021年3月には会津地方の樹木から採取される貴重な和精油を使ったトリートメントルームがお目見え。敷地内の森から湧くかけ流しの温泉に浸かり、森の香りに包まれる施術でリラックス。お疲れ気味の女子にぜひ体験して欲しい、森の恵みに癒されるステイをご紹介します。

北欧のエッセンスを感じるホテル

写真:野水 綾乃

会津富士とも呼ばれる福島のシンボル、磐梯山。その北側は裏磐梯と呼ばれていて、檜原湖や五色沼といった美しい水をたたえた湖沼と高原が広がる静かなエリアです。その自然豊かな裏磐梯に「ホテリ・アアルト」はあります。
東京駅から東北新幹線と磐越西線を経由して2時間と少し。猪苗代駅まで来ればあとは宿の迎えの車が玄関前まで送迎してくれます(要予約)。思い立ったらすぐにエスケープできる距離にあります。

写真:野水 綾乃

玄関を入ってすぐのロビー。そのカウンター席の窓から敷地内の森がスクリーンのように見えます。外の中庭からはプライベートな沼へと続く遊歩道が続いています。エメラルドグリーンの沼のほとりを約20分ほどで一周できますので、ひと休みしたら歩いてみるのもいいのでは。

写真:野水 綾乃

ホテリ・アアルトの客室は、築50年ほどの山荘をよみがえらせた「本館」と、その雰囲気を継承して2019年に完成した「別館」の2つからなります。
写真は、ひとり旅での利用も多いという本館の客室。本館は山荘時代の間取りや柱などのベースを活かしているので、ひとつとして同じ部屋がありません。眺めも安達太良山や磐梯山を望むもの、湖沼のほとりにあるもの、といったように、それによって滞在感が異なるほど違っているのが魅力となっています。

敷地内の森から湧くアルカリ性の硫黄泉

写真:野水 綾乃

プライベートな沼の近くの森の中に、湯気をもくもくと噴き出している小屋があります。こちらがホテリ・アアルトの源泉が湧く場所。毎分100リットルも湧き出しています。

写真:野水 綾乃

こちらは本館の男女別のお風呂。内湯と露天風呂があります。
どの浴槽にも敷地内で湧く源泉がかけ流しで注がれています。硫黄分を含むアルカリ性の塩化物泉は、硫黄が毛細血管を拡張させて血のめぐりを良くし、塩が肌をベールで包むので、しっとり潤います。ぬるめの温度でじっくり浸かれるのも養生向き。

写真:野水 綾乃

別館のプライベートな湖沼のほとりにも内湯があり、時間帯によって男女入れ替え制になっています。

会津の森の力で癒すトリートメント

写真:野水 綾乃

2021年3月に新設されたトリートメントルーム。「さざ波」の意味を持つアアルトの通り、さざ波のような心地よい施術で、全身のリンパの流れを整えていきます。

写真:野水 綾乃

特徴的なのが、南会津の森の木々や国産の植物から採取した和精油を使うこと。
たとえば南会津のクロモジは、ウッディーで爽やかな香りがリラックス効果をもたらし、安眠や血行促進などに効能があります。そのほか南会津産のニオイコブシやスギなどがあり、カウンセリングで出てきた身体の悩みや不調に合わせた効能を組み合わせて使用します。
おすすめの全身トリートメントは60分間。セラピストの手による心地よい圧のトリートメントと会津の森を思わせる爽やかな草木の香りで、いつしか夢の中に誘われてしまいます。温泉との相乗効果で日頃の疲れをリセットしましょう。

心もゆるり、アアルト流の過ごし方

写真:野水 綾乃

チェックインから夕食までのひとときは、別館にある水際のラウンジへ。
ホテルの敷地内にあった自然木を床や天井に使った空間で、湖沼の上を飛ぶ水鳥をイメージしたオリジナルの照明も素敵です。
ホテリ・アアルトはフリードリンク制。こちらのラウンジでは、湖沼をイメージしたオリジナルカクテルもフリーでいただけます。ほか、館内では地元の新鮮な牛乳や飲むヨーグルト、天然の炭酸泉をボトリングしたドリンクなども用意されています。温泉に浸かった後は、好みのフリードリンクで喉を潤しましょう。

写真:野水 綾乃

ホテリ・アアルトはチェックイン15時、アウト12時。たっぷり21時間滞在できます。
随所に置かれた本たちは、部屋に持って行って読むこともできます。お気に入りの本を数冊持ち込んで読みふけるのもいいかも。

和の素材を活かすフレンチを地酒とともに

写真:野水 綾乃

暖炉のあるダイニングでいただくディナーは、地元福島の魚介や新鮮でみずみずしい野菜などを、フレンチをベースにした調理法で活かします。
たとえば写真は相馬市の原釜漁港で揚がったクロダイをパンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)で〆たもの。香ばしい薫香がアクセントになっています。
レストランでもドリンクはフリーで楽しめますので、料理に合わせて選んでみてはいかがでしょう。ワインはもちろんですが、和の素材なので、会津の地酒も似合います。

写真:野水 綾乃

こちらは会津地方の郷土料理「こづゆ」のアアルトスタイル。ホタテの貝柱で出汁を取るのが一般的ですが、こちらではホッキ貝とアサリで出汁を取り、最後にレモンオイルで香り付けしています。伝統を受け継ぎつつも、味わってみると発見がある。そんなところもアアルトの料理の魅力です。

「ホテリ・アアルト」で身体と心を休める休日を

いかがでしたでしょうか。
ホテルでもなく、家でもない。
別荘に近いような場所であることが、リピーターを惹きつける理由のひとつかもしれません。
真にリラックスできる空間で、かけ流しの温泉をゆっくり味わい、身体と心を整えるトリートメントに身をゆだねる。そんな休日をぜひ味わいに来ませんか。
2021年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ホテリ・アアルト(外部リンク)
https://hotelliaalto.com/

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野水 綾乃

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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