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野沢温泉「常盤屋旅館」は大湯に隣接!創業380年の老舗宿

2021-05-08

常盤屋旅館(長野県野沢温泉村)は、創業380年の老舗旅館です。野沢温泉を代表する観光スポット「大湯」に隣接。日帰り入浴は行っておらず、千人風呂と呼ばれる巨大な温泉浴場を、宿泊者だけで堪能出来るのが最大の魅力です。
食事は2021年に一新された和洋折衷の創作料理で、絶品のフルコースはボリュームも満点。部屋は特別室がおすすめで、大湯を見下ろす眺望が素敵。一度泊まれば大満足して、リピーターになりますよ!

常盤屋旅館は老舗の風格満点!

写真:藤田 聡

常盤屋旅館は、野沢温泉・大湯の隣にあります。大湯とは温泉地を代表する共同浴場の事なので、名実ともに温泉街の中心部といえるロケーションです!
鉄筋5階建ての巨大な宿ですが、客室数は全15室なので風呂の混雑も少なく、食事も個室食事処で頂けます。周囲に駐車場が見当たりませんが、玄関前に車を横付けすれば、宿の方に車を移動して貰えますよ。

写真:藤田 聡

外観はビルのホテルに見える常盤屋旅館ですが、館内は老舗らしい純和風の風情が素敵。「温泉旅館に来た」と実感して、安心して滞在を開始出来ることでしょう。
大浴場の「千人風呂」がある一階のフロント前には湯上がり処があり、水分補給の為の冷水機も設置されています。

写真:藤田 聡

フロントのすぐ横に大浴場「千人風呂」の入口があります。最初は男湯になっており、夜21時に地下一階にある内湯「薬師の湯」と男女交代します。
大浴場の前には観音様が祀られ、写真中央奥の飲泉所には「しめ縄」もあって、老舗旅館らしい荘厳な雰囲気です。

千人風呂で大湯と同じ湯を快適に堪能!

写真:藤田 聡

常盤屋旅館の温泉は、大浴場の「千人風呂」が名物。大きな浴槽が3つあり、一番左側が適温、中央が温め、一番右側の岩風呂が熱めに温度調整されています。
露天風呂はありませんが、体育館のように広大な千人風呂は口コミやブログでも大好評。日帰り入浴は受付けておらず、宿泊者専用です。

写真:藤田 聡

千人風呂には、野沢温泉を代表する共同浴場「大湯」と同じ湯が引かれています。泉質は単純硫黄温泉で、自噴している源泉からの引湯距離は僅か120メートル。もちろん源泉かけ流しで、実にフレッシュな湯を満喫出来ます。
野沢温泉では、外湯と呼ばれる共同浴場巡りが有名ですが、地元の方は高温の温泉が好きらしく、湯船の湯が浸かれない程熱くなっている場合も多いもの。常盤屋旅館の浴場は適温に温度調整されているので、共同浴場よりも断然快適に温泉を楽しめますよ。

写真:藤田 聡

夜の21時には、男湯が薬師の湯になります。こちらには常盤屋旅館の自家源泉が利用されているので、千人風呂とは異なる湯と風情を楽しめます。
湯船が一つしかありませんが、二箇所の湯口から異なる温度の湯を投入する事で、左側が適温、中央が熱め、右側が温めになるように工夫されています。

一新された和洋折衷の創作料理が素晴らしい!

写真:藤田 聡

常盤屋旅館の食事は2021年2月に、和食とフレンチをかけ合わせた和洋折衷の創作料理に一新されました。フルコースの他に、品数控えめのライトコースがあるので、夕食を重視する方は必ずフルコースで宿泊予約をしましょう!

写真:藤田 聡

料理内容は旬の食材を使用するので、随時変わります。あくまで一例ですが、デザートのように美しい先付から始まって、前菜は鰹のスモーク仕立て、信州サーモンのタルタル、岩魚のスモークと、ここまで魚料理が3品も登場。
岩魚にはエディブルフラワーのパンジーが添えられ、インスタ映えも抜群。桜とリンゴの2種類のウッドチップを使った燻製によって、海外製のお香のような高貴で深みのある芳香が漂い、うっとりと夢見心地になってしまいます。

写真:藤田 聡

常盤屋旅館では肉料理も、信州黒毛和牛の源泉蒸し焼きとラムチョップの2品登場。魚料理が3品も出た後ですから、驚くことでしょう!
パンの代わりに、小さな野沢菜の「おやき」が食べ放題ですが、食事のボリュームが満点なので、控えめにした方が無難。最後に食後酒のデザートワインが付くのも、温泉宿の夕食としては実にユニークです。

部屋はSタイプの特別室がおすすめ!

写真:藤田 聡

常盤屋旅館の部屋は、SからCまでの4タイプに分かれており、宿泊予約時にもグレードがひと目で分かります。
おすすめは最上級の、Sタイプ特別室。角部屋なので広縁も二方向にあって広々としています。6畳の次の間には最初から布団が敷かれており、チェックイン後は部屋に係員が一切立ち入らないプライベート性の高さも魅力です!

写真:藤田 聡

常盤屋旅館の特別室からは、野沢温泉のシンボル「大湯」を見下ろすことが出来て、実に優雅な気分に浸れます。
温泉街の中心部に滞在している事を実感出来るだけでなく、大湯に出入りする人の状況も随時確認出来て、混雑具合も把握出来ますよ!

写真:藤田 聡

和洋室が好きな人には、Aタイプの和洋室もおすすめです。2020年4月にリニューアルした部屋なので、室内は隅々まで大変にキレイ。非常に気分よく滞在出来ますよ。

野沢温泉で温泉卵を作ろう!

写真:藤田 聡

野沢温泉は外湯が有名ですが、実は足湯や温泉卵を作れる場所も複数あります。常盤屋旅館から距離的に一番近いのは、源泉の「麻釜」(読み方:おがま)の手前にある「ミニ温泉広場 湯らり」という観光施設です。
半熟の温泉卵を作るには20分弱浸けると看板がありますが、固茹でにしたい場合は30分程浸け、足湯で温まりながら待ちましょう。固茹でにしても、卵の黄身がふっくらとしていて、温泉卵らしさを十分に味わえますよ!
常盤屋旅館の女子旅プランなら、温泉卵体験も含まれているので手ぶらで参加OK。美肌グッズなど、数々の特典が付く宿泊プランになっています。

写真:藤田 聡

常盤屋旅館は、朝食もボリューム満点。夕食の肉料理で活躍したスキレット(鋳鉄製のフライパン)が、朝食にも登場します。
スキレットは一般的には、キャンプなどのアウトドアで使うものなので、旅館の食事に登場すると遊び心を感じてワクワクしてしまいます。

写真:藤田 聡

常盤屋旅館ではフロントで、朝食後にモーニングコーヒーを無料サービス。苦味や渋みが少ない美味しいコーヒーで、流石は老舗旅館と感じる品質が嬉しい限り。是非頂きましょう!
他にも、上級客室にはコーヒーメーカーがあり、コーヒーやお茶のカプセルを人数分用意。フットマッサージ機まであり、まさに至れり尽くせりです。

野沢温泉「常盤屋旅館」は温泉と食事が忘れられない宿!

常盤屋旅館は、外湯めぐりが有名な野沢温泉にありながら、外湯に行く必要を感じなくなる程の、館内温泉浴場の素晴らしさが最大の魅力です。
また2021年2月に一新された、創作料理のフルコースが猛烈に素晴らしく、旅館料理の概念が覆る気がする程です。
温泉と食事が素晴らしい宿なので、宿に泊まる主目的は温泉と食事だという人には、まさに最適な老舗旅館。一度泊まれば温泉と食事が忘れられなくなり、リピーターになってしまうに違いありません!
2021年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
野沢温泉「常盤屋旅館」ホームページ(外部リンク)
https://tokiwaya.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
藤田 聡

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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