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「びじゅチューン!EXPO」が大阪で開催!踊って遊べるアート展

2021-06-01

NHK Eテレで美術を題材にした人気番組「びじゅチューン!」の世界観を味わえる展覧会「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」がグランフロント大阪で6月18日(金)まで開催中!
作詞・作曲・歌・アニメーションの全てを行う井上涼さんの世界観で再解釈された美術の世界に入り込んで遊べる楽しい展覧会となっているので、番組ファンはもちろん美術鑑賞初心者の方にもオススメの展覧会です。

「びじゅチューン!」の世界が立体になって大阪に登場

写真:けいたろう

「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」は、NHK Eテレで2013年8月から放送中の世界の美術を楽しむことを題材にした人気番組「びじゅチューン!」の展覧会。
「びじゅチューン!」はアーティストの井上涼さんが世界の美術に対して自分なりの解釈を加え作詞・作曲・歌・アニメーションを手掛けるテレビ番組。
美術を楽しむことをテーマにした番組は細かい説明をカットした構成に加え、一度見るとハマってしまうクセのある世界観に小さなお子さまからお年寄りまで楽しめる人気の番組となっています。

写真:けいたろう

そんなクセのある「びじゅチューン!」の世界観をたっぷり体験できる展覧会「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」が過去最大の規模で大阪梅田のグランフロントで開催されています。
会場に一歩足を踏み入れると、まずは「私たちは元パルテノン神殿」に登場したギリシアのパルテノン神殿のエンタシスの柱。
その隣には「祖母のコロッセオハット」のローマのコロッセオが登場。会場全てがフォトスポット状態といえる状態となっています。

写真:けいたろう

またフォトスポットといえば「びじゅチューン!」に登場する各作品のキャラクターが大集合したこの展覧会オリジナルの金屏風などがあり、ここでしか撮れないSNS映えバッチリの写真が撮れますよ!

美術の世界観に入り込む「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」

写真:けいたろう

ユニークな「びじゅチューン!」の世界観が立体になって再現されている「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」は、すでに説明したように、ただ展示品を見て楽しむのではなく作品の中に入り込める立体展示物が盛りだくさん。
こちらは「ヴィーナスの誕生」を題材にした「委員長はヴィーナス」の展示で、中央に置いてある貝殻に乗って写真撮影が可能です。ちなみに展示脇には、劇中のヴィーナスとおそろいの「委員長」の腕章があるので、腕に巻いて撮影可能という細かい遊び心がマニア心をくすぐります。

写真:けいたろう

次にこちらの作品は、奈良県の薬師寺に所蔵されている「薬師寺吉祥天像」を題材にした「その天女、柄マニアにつき」の展示。展覧会オリジナルのプロジェクションマッピング作品となっていて、シックが嫌いで派手な柄物が大好きな天女に振り回される薬師寺の世界観が再現されています。

写真:けいたろう

世界観に浸るという意味で、もっとも強烈な展示が、ヒエロニムス・ボスという画家によって描かれた奇想な世界の代表作の「快楽の園」を元にした「地元が快楽の園」の展示。
ユニークなモンスターなどが登場する地獄と現世と楽園が独特の奇妙なタッチで描かれた作品が井上涼さんによって再解釈された絵に囲まれた空間となっています。奇想の系譜たる画家が描く異様な世界観の絵の中に入り込むという貴重でカオスな体験ができます。

美術作品の中に入って遊んだり踊ったり

写真:けいたろう

美術作品の世界観の中に入れる展覧会の「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」ですが、さらに一歩進んで世界観の中で楽しく遊べる展示も存在しています。その一つがこちら「ヘルスチェックインザヘル」という展示。
平安時代の絵巻「地獄草紙」に描かれた人間の苦しさを人間ドックに例えた作品で、劇中に登場する体重計などが現実の世界に飛び出して置いてあるので、実際に乗って体重測定などが楽しめます。

写真:けいたろう

こちらの作品は「曜変天目ディスコ」という展示。黒い茶碗の内側に星のような斑文が散らばり「器の中に宇宙が見える」と紹介される曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)をディスコに見立てた展示というか、ほぼディスコそのもの。

写真:けいたろう

展示の空間の中でミラーボールが回転するきらびやかな空間。もちろん実際に中に入って踊ることも可能となっています。

美術作品の中で楽しみつくすなら鳥獣戯画ジム!

写真:けいたろう

美術作品の世界観の中で遊ぶというコンセプトでイチオシが「鳥獣戯画ジム」の展示。日本最古の漫画と呼ばれる絵巻物の「鳥獣戯画」の中で、動物が遊ぶようすをスポーツジムに見立てた「びじゅチューン!」でも特に人気の作品、こちらの展示ももちろん中で実際に遊べます。

写真:けいたろう

こちらは鳥獣戯画ジムの作品の中でウサギとカエルがイチゴを使って行っているウエイトトレーニングを体験できる展示。アニメの中で一瞬だけ登場するアイテムが目の前に実物化されているので番組ファンならテンション上昇間違いなし。

写真:けいたろう

次にこちらは賭弓(のりゆみ)。鳥獣戯画の中に描かれた弓の競技で、先が吸盤状の矢を蓮の葉っぱの的に向かって弓を引いて遊べます。
このように、これまでテレビで見てきた「びじゅチューン!」の世界観の中で遊べるので「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」を巡れば美術に対する興味のハードルがグッとさがること間違いなしの展覧会となっています。

「びじゅチューン!」オリジナルのグッズやフードも販売中!

写真:けいたろう

世界の楽しむ「びじゅチューン!」の世界観を堪能できる「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」のもう一つの楽しみはグッズコーナー。最近のミュージアムショップ定番アイテムのクリアファイルに加え、エコバッグなど今どきかつ実用的な商品もラインナップ。

写真:けいたろう

こちらはフランス国立クリュニー中世美術館所蔵のタピスリー「貴婦人と一角獣」を元にした「貴婦人でごめユニコーン」の世界観をスカジャンの上に再現した一着。ド派手でセンスいい配色のスカジャンを着れば目立つこと間違いなし。

写真:キョードー大阪

さらに会場となるグランフロント大阪内にある「CAFE Lab.(カフェラボ)」では、展示会に関連しオリジナルメニューを展開。フェルメール作の絵画「牛乳を注ぐ女」を元にした「何にでも牛乳を注ぐ女」の世界観を再現した「何にでも牛乳を注いでみるパンケーキ」をはじめ、作品モチーフのスープパスタやカレー、ドリンクなどが提供されています。

アート体験デビューには「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」

このように「びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム」では、見て踊って遊んで食べてと楽しい美術体験ができるのでアート体験デビューにもピッタリな展覧会となっています。
番組を知らなくても十分に楽しめる内容となっていますが、NHK Eテレの公式YouTubeに過去のアニメがアップされているので、ぜひ一度「びじゅチューン!」で検索して、アニメを見てから出かけるとグッと楽しめますよ。
2021年5月現在の情報です。最新の情報・詳細は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
びじゅチューン!EXPO - ときめき立体ミュージアム(外部リンク)
https://bijutune-expo.com/
びじゅチューン! - NHK(外部リンク)
https://www.nhk.jp/p/bijutune/ts/MPPMVRL98N/
井上涼オフィシャルサイト(外部リンク)
http://tanoshimida.com/
グランフロント大阪|GRAND FRONT OSAKA(外部リンク)
https://www.grandfront-osaka.jp/
カフェラボ(外部リンク)
https://kc-i.jp/facilities/the-lab/cafe-lab/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
けいたろう

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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