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夏にムクゲ10万本が咲く!埼玉「リトリートフィールドMahora稲穂山」

2021.07.02

「これってハイビスカス?」いいえ、ムクゲです。ここは埼玉県皆野町「リトリートフィールドMahora稲穂山」(旧ムクゲ自然園)。稲穂山は早春の福寿草「秩父紅」をはじめとして、四季の花が楽しめる自然の宝庫です。中でもムクゲは開花時期が長く、園を代表する花と言えます。その植栽数は約10万本で、7〜9月に次々に開花します。2021年7月には1日まるごと使って自然を味わえるよう、キャンプ場も新設されました。

ムクゲと「まほら」な立地について

写真:咲田 みつる

ピノキオの鼻のようにツンと突き出しためしべ。それをとり囲むように開く白やピンクの淡い可憐な花弁。ムクゲはハイビスカスの仲間ですが、赤や黄色ではなく、白やピンクの淡くやさしい色合いのものが中心です。開花時期は7〜9月(最盛期は8月)。一日花で、朝咲いて夕方散ってしまうものの、園内には約10万本が植栽されているため、切れ目なく長く楽しむことができます。

写真:咲田 みつる

「リトリートフィールドMahora稲穂山」は、埼玉県の皆野町(みなのまち)です。秩父市との市境に位置し、標高581.5mの蓑山(みのやま)の西側斜面にあります。蓑山は「美の山」という愛称で呼ばれることもあります。土地勘が無いかたは、ひとまず、急流下りで有名な「長瀞町の南」ととらえてください。

写真:咲田 みつる

ちなみに「Mahora」は「まほら」と読み、すばらしい場所、住みやすい場所を意味する古語です。よく整備された遊歩道を花を愛でながら周遊していると、皆野町や秩父盆地を見下ろすことができます。お花もさることながら、眼下に広がる町や山並みを目にすると、まさに「まほら」(すばらしい)を実感できる場所です。

園内の巡りかた

写真:咲田 みつる

ムクゲは時期によって、咲いているエリアが異なります。まずは受付でエリアごとの開花状況の情報取集をしましょう。その後は、徒歩で巡るもよし、車で巡るもよし。季節柄、暑さと無縁ではありませんので、水分補給は必須です。園内にある売店や「里カフェ」を活用しましょう。
また園内のほぼ中心にある「森の美術館」(入館無料)は、貸ギャラリーとなっており、各種展示会などが行われています。散策の途中に立ち寄れば、体のほてりを和らげてくれるでしょう。

写真:咲田 みつる

園内は斜面が多いので、運動不足のかたは登るのがこたえるかもしれません。しかしそこはご安心を。要所要所に小規模ながら駐車場があり、車でアクセスできます。都度、車で移動しながら、枝分かれした小径を、思い思いに周遊するというスタイルです。

写真:咲田 みつる

ムクゲの植栽エリアの中心には、心臓やぶりの長い石の階段もあります。しかし、必ずしもこの階段を登る必要はありません。園内を周遊した後の、下りに利用することをおすすめします。

史跡・展望台・キャンプ場などもあり

写真:咲田 みつる

ここまでは「花をめでる自然園」としてご紹介してきましたが、リトリートフィールドMahora稲穂山には、ほかにも魅力が沢山あります。数ある中で、3つピックアップしてご紹介します。
まずは史跡から。ムクゲ植栽エリアの中には、「稲穂山古墳」という、秩父地域の中で最大の古墳が鎮座しています。5世紀半ば〜6世紀のものと考えられています。直径35〜40mほど。高さは7mに及びます。盛土ではなく、山を削ることで造られた古墳です。展望のきく東屋のそばにありますので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

写真:咲田 みつる

2つ目は、展望スポットです。稲穂山古墳よりさらに上には、雑木林が広がっており、自然の息づかいを感じながらの軽いトレッキングができます。ムクゲ植栽エリアから、およそ約15分で、秩父盆地を一望する展望スポットへ到達です。盆地越しに武甲山も見渡すことができます。

写真:リトリートフィールドMahora稲穂山

3つ目は施設名にもある「リトリート」。日常から離れ自然の中に身を置いて心身を整えることを指します。その一環として、2021年7月に、園内3か所に大人向けオートキャンプ場がオープンしました(中学生以上)。
秩父盆地は、気象条件により、朝夕の時間帯に雲海が見られるスポットとしても知られています。キャンプ利用者は一晩過ごすことが出来るため、星空や夜景、気象条件次第で雲海を見られるかもしれません(通常の入園時間は午前9時〜午後4時30分)。

リトリートフィールドMahora稲穂山の基本情報

住所:埼玉県秩父郡皆野町皆野稲穂山4048-1
電話番号:0494-62-1688
入園時間:午前9時00分〜午後4時30分
休園日:火曜日
整備協力料:500円(税込・中学生以上)
駐車場:無料(150台)
アクセス:東関東自動車道花園ICより皆野・寄居有料道路経由で約20分
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
リトリートフィールドMahora稲穂山(外部リンク)
http://www.inahoyama.com/

【トラベルjp・ナビゲーター】
咲田 みつる

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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