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日田へ進撃!「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」&聖地めぐり

2021-07-06

「別冊少年マガジン」2021年5月号でついに完結した伝説の漫画「進撃の巨人」。
その作者、諌山創氏の故郷である大分県の日田市が今、「進撃の日田」として聖地化され、多くのファン羨望の地となっています。
今回はその中核となる施設「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」を中心に、専用アプリでARの巨人が出現するエリアや市内の関連スポットなどをご紹介します。
「進撃ロス」の皆さま、ぜひ日田へ進撃を!

日田は「進撃の巨人」はじまりの地?

写真:風祭 哲哉

「知らなかったのか…?今や伝説の漫画となった『進撃の巨人』が生まれたのが、この大分県の日田市だったことを!」
JR日田駅に降り立った私たちに、いきなりそう問いかけてくるのは、人類最強の兵士と呼ばれる「リヴァイ兵士長」。
作者、諌山創氏が生まれ育った場所がこの日田市大山町で、市内には思い出の地が多数存在することから、日田は「進撃の巨人」の聖地とされています。もちろんファンはそんなことは承知でやってくるのですが、いきなりのリヴァイ兵士長のこの冷徹な仕打ち…萌えますね(笑)。

写真:風祭 哲哉

日田駅前広場には、そのリヴァイ兵士長の銅像があります。日田では「進撃の巨人」聖地として「進撃の日田」というプロジェクトが動き出し、関連スポットやグッズの開発など様々な取り組みが行われています。このリヴァイ兵士長の銅像も、その一環としてファンのクラウドファンディングにより建てられたものです。

写真:風祭 哲哉

また「進撃の巨人 in HITA」というアプリをDLすることにより、日田近隣のスポットをめぐりながらARの巨人を探したり、市内の様々な場所に出現する巨人とゲームで戦うこともできます。「進撃の日田」は、まさに楽しみながら聖地めぐりができる仕掛けですね。

ここがあのウォール・マリア?大山ダムは「はじまりの場所」

写真:風祭 哲哉

日田が「進撃の巨人」のはじまりの地である、ということがもっともよくわかる場所が「大山ダム」。子どものころ、諌山氏がよく遊んだとされるこのダムの巨大な壁面を見上げると、それは初めて巨人が襲ってきた、あの「ウォール・マリア」のように見えませんか?

写真:風祭 哲哉

その巨大な壁を呆然と見つめているのが「エレン・ミカサ・アルミン」の少年時代の銅像。これは「進撃の巨人」連載10周年記念プロジェクトとして、クラウドファンディングで資金を募り完成した銅像プロジェクトの第一弾の作品です。

写真:風祭 哲哉

ここに来たらぜひやってほしいことがあります。それが前述したアプリ「進撃の巨人 in HITA」のARスポット体験。
このダムの巨大な壁面にスマホをかざすと、その向こうに現れるのは、最初に壁を破壊したあの超大型巨人。まさにここから「進撃の巨人」がはじまったのだ、と実感できるファン必見の体験です。実際にどんなふうに巨人が現れるかは、ぜひ現地でお楽しみください。
<大山ダムの基本情報>
住所:大分県日田市大山町西大山2008-1
電話番号:0973-52-2445
アクセス:日田インターから車で21分、日田駅から車で20分

え、これが無料?「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」

写真:風祭 哲哉

「進撃の日田」プロジェクトの中核となるのが、道の駅「水辺の郷おおやま」に併設された「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」。「進撃の巨人」の貴重な原画や、諫山氏の幼少期から青春期の作品、巨人のオブジェなど、ここでしか見ることができないものが多数展示されていますが、なんといってもすごいのは、この内容で入場無料だということ。館内の撮影も自由で、ファンにとってはたまらないスポットです。

写真:風祭 哲哉

館内は大型の巨人オブジェが出迎えてくれる「エントランスゾーン」に始まって、ウォール・マリアを再現した特製タイルの壁に原画パネルなどを展示した「壁の中の原画ゾーン」、クラウドファンディングによる銅像プロジェクトなど、日田市の取り組みを紹介する「進撃の日田ゾーン」と続きます。
展示には、諌山氏本人のキャプションコメントやこのプロジェクトのために書下ろされた原画なども多く、生まれ育った日田・大山町への諌山氏の思いを感じとれる場所でもあります。

写真:風祭 哲哉

「メモリーズソーン」には諌山氏の幼少期から青春期にかけての絵などが展示されていますが、注目は実際に諌山氏が使っていた大きな机で、実際に座ることもできます。また刊行された単行本や別冊少年マガジンなどがずらっと並ぶ本棚も圧巻です。

道の駅「水辺の郷おおやま」には「進撃の日田」グッズも

写真:風祭 哲哉

「進撃の巨人 in HITA」アプリのARスポットはここでも体験できます。
ミュージアムの屋外に出て、建物の三角屋根にスマホをかざすと、目の前の庭園に現れるのは「女型の巨人」のAR。これもぜひ体験してみてください!

写真:風祭 哲哉

また、館内には「実際に販売された世界最大の漫画本」としてギネス世界一に認定された「進撃の巨人」超大型コミックもあります。写真左下にある通常のコミックと比べるとその巨大さがわかりますよね。
ギネスに登録されるには100冊の販売が必要だったのですが、巨人サイズのため価格はなんと1冊165,000円。果たして買い手はいるのか、と心配されたのですが、たった2分で完売してしまったそうです。現在はエントランスゾーン付近に陳列してありますが、今後専用の台を作って展示予定です。

写真:風祭 哲哉

「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」は道の駅「水辺の郷おおやま」に併設されていますが、道の駅のショッピングゾーンには「進撃の日田」コラボグッズもたくさん用意されています。もちろん諫山氏の故郷、日田市大山町の名産品も勢ぞろい。お土産を買ったり、食事を楽しむことができます。
<進撃の巨人 in HITA ミュージアムの基本情報>
住所:大分県日田市大山町西大山4106
営業時間:平日 9:30〜16:00/土日祝日 9:30〜17:00
アクセス:日田インターから車で20分、日田駅から車で19分

日田市内の関連スポットめぐりも楽しい

写真:風祭 哲哉

日田市内にある諫山氏の思い出の地や関連スポットをめぐるのもおすすめです。
JR日田駅からも近く、気軽に行きやすいのが「まるはら」。ここは明治から続く老舗の味噌醤油蔵ですが、同時にラムネの製造もおこなっていて「虹色ラムネ」と呼ばれる人気商品を扱っていました。

写真:風祭 哲哉

この日田の名物ラムネが「進撃の日田」プロジェクトとコラボしてできたのが「進撃の巨人ラムネ」。ラベルのデザインだけでなく、瓶の壁を覗くと超大型巨人が姿を現す仕掛けになっています。ぜひ日田の町並み散策の途中に立ち寄って喉を潤してください。
<まるはらの基本情報>
住所:大分県日田市中本町5-4
電話番号:0973-23-4145
アクセス:日田駅から徒歩9分

写真:風祭 哲哉

食事をしながら「進撃の日田」が楽しめるスポットもあります。
天領日田・豆田町の古い町並み散策の際に行けるのが、花月川畔のうどん店「たかむら」。人気の「かま玉バターチーズうどん」になんと巨人型のチーズが3枚!衝撃のビジュアルは、ぜひ直接お確かめください。
また道の駅「水辺の郷おおやま」のすぐ近くにある「焼そばの想夫恋 大山店」は諌山氏がかつてアルバイトをしていたお店。店内にはコメント入りサイン色紙が展示されています。日田のソウルフードともいえる焼そばの味も、もちろんもおすすめですよ。

進撃ロスの皆さまへ 〜「進撃の巨人」は日田で生きている

多くのファンに惜しまれつつ完結した「進撃の巨人」。痛切な「進撃ロス」を感じている人々も多いと言われています。
そんな時、日田を訪れてみてはいかがでしょうか?ここには今なお「進撃の巨人」の熱気や余韻が確かに残されています。
そう、もしかすると日田のどこかで、懐かしそうに佇んでいるエレンの姿を見かけることができるかもしれませんよ。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(C)諌山創/講談社

■関連MEMO
進撃の日田(外部リンク)
https://shingeki-hita.com/index.html
水の郷おおやま(外部リンク
http://www.mizubenosato-oyama.com/
まるはら(外部リンク)
http://www.soysauce.co.jp/history/history.html

【トラベルjp・ナビゲーター】
風祭 哲哉

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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