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イタリア“コモ湖の真珠”「ベッラージョ」を1日観光!

2021.07.28

北イタリア湖水地方を代表する湖であるコモ湖は、古代ローマ時代から保養地として愛された、歴史ある観光地です。コモ湖周辺には、風光明媚な街や村がたくさんありますが、その中でも最も美しいとされ、“コモ湖の真珠”と呼ばれているのが「ベッラージョ」です。優雅なリゾートの雰囲気があふれるベッラージョの魅力を、旅の窓口となるミラノからのアクセスも含め、ご紹介します!

“コモ湖の真珠”ベッラージョについて

写真:橘 凛

コモ湖は、イタリア北部のロンバルディア州にある、アルプス山脈の氷河を起源とする湖です。国内で3番目に大きな湖で、水深は410mもあり、ヨーロッパにある湖で最も深いとされています。古くはカエサル(シーザー)やアウグストゥスといったローマ帝国の皇帝が保養のために訪れたといわれるほど、大昔からのリゾート地です。
コモ湖は、細長い「人」の字のような形をしていますが、そのちょうど二股に分かれる地点にあるのが「ベッラージョ(Bellagio)」で、“コモ湖の真珠”という愛称を持っています。

写真:橘 凛

「ベッラージョ」の名を世界的に有名にしたのは、アメリカ・ラスベガスの大規模エンターテイメントホテル「ベラージオ」の影響も大きいかも知れません。そのホテル建設の立役者となったのは、アメリカの実業家でありカジノ王とも呼ばれたスティーブ・ウィンです。彼はここベッラージョで休暇を過ごすことを好み、当地の高級老舗ホテル「グランドホテル・ヴィラ・セルベッローニ」(写真参照)に影響を受け、1998年に、コモ湖をテーマにしたホテル「ベラージオ」をラスベガスにオープンしたといわれています。

写真:橘 凛

実際のベッラージョは、こじんまりとした、気品あふれる街です。街並みはとてもクラシカルでシック。でもイタリアらしくカラフルで、どこもセンスの良い穏やかな雰囲気に包まれています。観光地ゆえによく整備されていて治安も良く、ヨーロッパ人が好むような静かなバカンスを過ごしたい方にはうってつけの場所と言えるでしょう。

リゾートムード漂う素敵な街を歩こう

写真:橘 凛

コモ湖は移動手段としてはもちろん、湖上からの眺めが見事なので、船での移動がおすすめ。ベッラージョの街の中心地にあるフェリーターミナルからは、対岸の街であるヴァレンナやメナッジョ、グリアンテといった街と常に船が行き来しています。ヴァレンナについての観光情報は、関連MEMOの記事をご覧ください。

写真:橘 凛

イタリアのどの街にもある、街の中心地となる教会。ベッラージョでは、文化財指定のサン・ジャコモ教会がそれに当たります。12世紀に建築開始されたロマネスク様式の教会で、サン・ジャコモ(イタリア語で聖ヤコブを指す)が祀られたのは17世紀です。現在に至るまで繰り返し修復され、鐘楼のある現在の姿となっています。

写真:橘 凛

ベッラージョの街中には石畳の階段で出来た小さな道がたくさんあり、その両脇に土産物店やレストランが並びます。コモ湖はシルク製品が特産物として有名。お土産にひとついかがでしょうか?

ベッラージョの岬の先端にあるレストラン

写真:橘 凛

観光地であるベッラージョにはたくさんのレストランがありますが、おすすめしたいのは街の北部先端にある「ラ・プンタ(Ristorante La Punta)」です。中心地から少し離れますが、十分に徒歩圏内です。
このレストランの屋外テラス席からはコモ湖の雄大な景色が全パノラマで見渡せ、ベッラージョが湖の二股のちょうど間にいることがよくわかります。北向こうには、はるかアルプス山脈が見えますよ!

写真:橘 凛

「ラ・プンタ」で人気があるのは、もちろん伝統的なイタリア料理です。コモ湖に生息する淡水魚の特産料理や、北イタリア伝統料理である、ピッツォッケリという蕎麦のパスタ(写真参照)など、ローカル食材をふんだんに使っています。広々としたオープンエアのテラス席から、美味しいワインや食事を楽しむのは、旅の至福の時です!

写真:橘 凛

レストランの前には小さな公園があり、モーターボートをレンタルしています。ボートに乗れば、映画やCMなど、今まで様々なメディア作品のロケ地となったベッラージョ周辺を貸しボートで気ままに回ることができますよ!料金は時間単位で、救命着のレンタルもあるので安心です。
<ラ・プンタの基本情報>
住所:Via Eugenio Vitali, 19, 22021 Bellagio CO
電話番号:+39-0319-51888
アクセス:フェリーターミナルから徒歩約10分

湖畔に溶け込む美しき庭園「ヴィラ・メルツィ」

写真:橘 凛

ベッラージョ西側の海岸道路の湖畔にあるヴィラ・メルツィ(Villa Melzi)は、ベッラージョに来たからには訪れたい庭園です。1808年から1810年にかけて建築家ジョコンド・アルベルトッリによって建設されたネオクラシック様式の別荘(ヴィラ)と、よく手入れされた広大な庭園が人気を呼んでいます。

写真:橘 凛

残念ながら、ヴィラはプライベート所有の為、中に入ることが出来ませんが、湖畔に溶け込むかのように造られた、美しい庭園を見て回るだけでも充分に価値があります。
写真の建物は「ダンテとベアトリーチェの東屋」と呼ばれており、歴代の所有者らは庭園散策中の休憩所として、ここでお茶をしたりしていました。また、ナポレオンの要請でベラージオに運ばれたヴェネツィアのゴンドラも飾られています。

写真:橘 凛

湖畔に一列に並ぶプラタナスの並木道が見事なのですが、必見は和風庭園です。実際に、日本の椿や紅葉が池のまわりに植えられていて、何とも風情があります。季節によって表情を変えるので、いつ行っても楽しみがあるでしょう。
<ヴィラ・メルツィの基本情報>
住所:Lungo Lario Manzoni, 22021 Bellagio CO
電話番号:+39-3334-877427
アクセス:フェリーターミナルから徒歩約15分

ベッラージョまでのアクセス

写真:橘 凛

ベッラージョへの行き方はいくつかあり、最も簡単なのは、対岸の街ヴァレンナに先に行くことです。ヴァレンナまでは、ミラノ中央駅から電車で一本で、ティラーノ(Tirano)行きのRE8に乗って、ヴァレンナ・エジーノ(Varenna Esino)駅まで約1時間です。その後、船に乗って約15分でベッラージョに到着します。
または、コモ湖の玄関口であるコモもしくはレッコまで電車に乗り、その後バスに乗って約1時間ほど乗り、「Bellagio - Lungo Lago Marconi」というバス停で下車すれば、ベッラージョの中心地まで歩いてすぐです。

写真:橘 凛

サン・ジャコモ教会がある広場には、ロンバルディア州観光局によるインフォ・ポイントがあります。ベッラージョのおすすめのお店など紹介しているので、わからないことがあれば是非立ち寄りましょう。

はるか昔から愛されてきた街ベッラージョに行ってみよう

その絵画のような美しさから、“コモ湖の真珠”と呼ばれるベッラージョについて、興味を持っていただけましたか?
その他のコモ湖周辺の観光地についての記事を関連MEMOにまとめていますので、ぜひご覧ください。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
「ヴィッラ・メルツィ」公式サイト(英語)(外部リンク)
https://giardinidivillamelzi.it/en/home-eng/
「リストランテ・ラ・プンタ」公式サイト(外部リンク)
http://ristorantelapunta.it/
北イタリアでプチバカンス!コモ湖の美しい村「ヴァレンナ」
https://www.travel.co.jp/guide/article/46512/
イタリア・コモ湖の世界遺産!「オッスッチョのサクロ・モンテ」
https://www.travel.co.jp/guide/article/46192/
北イタリア随一のバカンス地コモでめぐりたい!絶景の観光地
https://www.travel.co.jp/guide/article/18999/

【トラベルjp・ナビゲーター】
橘 凛

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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